子供の頃確かにワクワクしたな

用事があって大阪市役所に行ってみたら、

本日からお目見えと、

「ジャイアント・トらやん」が出現!!

現代美術作家のヤノベ・ケンジさん

の作品です。

高さ7mを超える巨大ロボット。

思わずインフォーメーションのお姉さんに、

「これ何ですか?」と聞いてしまいました。

「子どもの命令にのみ従い、

歌って踊り、

怒りのエネルギーで火を噴く

子どもの夢の最終兵器」という設定。

夢がありますね・・・・

そういえば小さい頃、

ダンボールでロボットを作り、

そのロボットに命令してたっけ・・・

絶対動きだすと信じて念じて(^^)

ほうきにまたがって、

空が飛べると念じた事もあったな・・・

最後には家の2階から、

傘を握って飛び降りたんですよ。

傘は吹き飛ぶし、足はくじくしで・・・

悔しかったな・・・

やっぱり飛べないんだと知って。

納得したような出来ないような・・・・


このオブジェを見て、

しばし幼少時代を思い出した私でした。

子供の頃の発想や感覚は

その時しか感じられない子供だけのワールドですね

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上空から淀川の花火

「座席の指定はございますか?」

と言われ、

すかさず

「景色が見える窓側でお願いしま~す」と。

本日の山形ー伊丹、

伊丹到着時間20時頃と

淀川の花火20時スタートを期待して!

もちろん、左側シートか右側シートかの

2分の1の確率でしたが・・・・

普段の行いが良いのか

見えました!!!!

花火を上空から見るのは初めてです。

かぶりつきの1分でした(^^)

チャンチャン!!

タイル作品で受賞!! 「ミスタイルライフ賞」

あれは5月初旬のことでした。

実はひそかに悩んでおりました。

そうです、My台所の行方をいかにするかです。

この際取り替えるか?

パネル張ってリニューアルするか?

ん~~それも

もう一つ芸が無いような・・・

と・・・そんな時、

私の制作意欲がムクムクと・・・

タイトルは

「世界に一つしかない台所」

これだ(^^)//

そう、本当なら

仕事が忙しくそんな時間は無いはずなのに

思い立ったら 

ど~しても

諦められない性格!

ということで、作っちゃいました。

材料はタイルしかないでしょう・・・

ちょうど開催されていた

作品コンテストにも出展!

その結果を本日頂いたという訳です。

”やった~”

”わ~い”

子供と同じ

褒めて育てるべし!

とてもうれしかったです。

他の方の受賞作品を拝見していると

またまた、制作意欲が(^^)

まずは協力頂いた

友人との約束です。

お祝いパーティにご招待しま~す。

ご協力ありがとうございました。

下記は受賞作品のホームページです。

http://www.tilelife.co.jp/about/award/

いつもご馳走様です

職員の方のお一人が、

毎昼食ご用意くださるお手製のお弁当!

すごいでしょう~

1日目は感激!当然ですよね!

誰が他人のお弁当まで持ってきてくれますか!

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たけのこ御飯、大根のたまり付け、シソ巻きなどなど。

2日目は驚き!本日も(^^)

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そうめんに甘い出汁巻き卵。

3日目はどこか期待!
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やっぱり~(^^)v

また、味付けが上手なこと。

かぼちゃの煮物には隠し味のバターとか。

この日のサラダには長いもが入っていたりとか。

すべてクーラーボックスにて持参されるんです。

心遣いがうれしいし美味しいしで。

何が幸せって

人間美味しいものを食べている時に

元気が蓄積されるんだと実感します。

このお礼はお仕事でお返し致します。

本当にご馳走様でした。

おいしい朝食

宿泊・温泉・朝食付きで4900円。

初めて泊まったのは、1ヶ月前で、

なんだかとても落ち着く

ビジネスホテルのような旅館のような・・・・

朝食はすべて手作り。

これがまた美味しいこと。

この日一日が頑張れる気がする朝食です。

「今の時期は山菜が取れるから、必ず出すの」

と女将さん。

ぜんまい・みず・郷土料理のシソ巻き・・・・

今回もご馳走様でした。

1日目・2日目

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3日目
(飛行機が欠航し市内指定ホテルに宿泊)
あさがゆ

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アニマルレフュージ関西

個人で担当させて頂いていた方が亡くなられ、

はや2ヶ月が過ぎようとしています。

「この子がいる間は死ねないね」

「そうですよ、だから長生きして下さい」

そんな日常の会話を思い出した1日となりました。

何よりも猫の事を気にかけておられ、

入院先でも治療に専念できないくらいでした。

私がアニマルレフュージ関西の存在を知ったので、

ご本人に報告するととても喜ばれていました。

即決でご自分の残余財産をここに寄付したいと

希望されました。

ご自分の猫に限らず、世の中の猫ちゃんの

役に立ちたい・・そう思われていた方でした。

そんな遺言を作成したのが1年半前。

そして現在私の最後の仕事は、

猫ちゃんの新生活をこの目で確認して、

墓前に報告させて頂く事です。


大阪能勢町の山奥・・・探して探して。


とにかく”行って良かった”の一言です。

動物達に限りない愛情を注ぎ、

お世話をしている沢山の関係者。

我が子のように動物達と接していらっしゃいます。

お願いした猫ちゃんも新しいお母さんに

慣れて表情も穏やかになっていました。

その姿を見て思わす涙が込み上げてきました。

脱帽です。

これだけの動物をお世話をしようと思ったら、

運営費は大変なものです。

動物を飼うという事の責任を痛感させられました。

私は故人の遺志を実行させて頂く立場として、

今回こちらに遺贈できる事に感謝しました。

ここなら生きたお金の活用をして下さると

実感したからです。


故人が望んでいた事がそのまま実現できると

感じたからです。

早速、本日墓前に出向き報告しました。

猫ちゃんが元気に生活している事、

そしてもう一言伝えました!

「あなたの人生、今もって粋ですね」

http://www.arkbark.net/j/index.htm

おもてなしの形

山形ー大阪間はCRJ-200という

小さめの飛行機が活躍しています。

通常飛行機の座席は通路側を指定する私。

何か作業をする場合に便利だからです。

例にもれず、行きの機内でも資料確認に没頭。

そして大阪行きの最終便での出来事。

キャンディーをくばりに客室乗務員の方がこられました。

私がふと目に付いたのは、飛行機のポストカードです。

なにげに手に取り、少しだけ飛行機について会話。

「飛行機はお好きなんですか?」の一言に、

はっと我に返ったのでした。

そうです!

私は海外の一人旅と同じくらい飛行機が

好きなんです。

かつては「リーズナブル旅行」が定番の私。

乗り継ぎ時間が半日あっても、

まったく苦にならなかったのです。

飛行機の離発着を見ているだけで

ワクワクしていたものです。

すっかりそんな自分を忘れていました。

「この飛行機の特徴は高度が低いので、

飛行機から景色が楽しめますよ」

さりげなく通過時間を書いたマップを

持ってきてくださいました。

良く見ると懐かしい諏訪湖や知多半島が見えるとのこと。

またさらに、飛行機を降りる時には、

ポストカードとメッセージをくださり、

「次回は是非お昼間にお楽しみください」と一言。

短時間のフライトの中、

メッセージには詳しく書かれていました。

飲み物サービスではなく、

心に届けて下さった”おもてなし”でした。

Jal

保健師学校の同窓会

卒業後第3回目の同窓会が開催されました。
幹事さんにお礼を申し上げます。

皆さんは前回の同窓会の話をされるけれど何故かピンとこない私。
おそらく第2回目は欠席し、あの頃はニュージーランドの空の下だったように思います。

懐かしい方々との再会です。
しかし顔と名前が一致せず、時の経過を感じてしまいました。

地元9割、県外1割といった感じでしょうか。
ご主人の転勤という理由以外は、地元にいながら保健師業に携わっている方がほとんどでした。
別の同窓会と違って、圧倒的に就業率が高いのが印象的でした。

市町村役場の職員として勤務されているほとんどの方は、色々な部署を経験し逞しい保健師になられていました。
これぞ我が地域の保険師さんといった感じです。

地域包括支援センター、介護保険担当、母子担当、高齢者担当、障害者担当、地方の勤務の方はそれを総合的に提供しているそうです。

母子担当者の自己紹介では、幼児期の子育と虐待の関連性について話をされたので、子育て中の皆様もビク!とされていたような・・・・(^^)。日々高齢者の虐待を問題視している私は共感!

企業の保健師(産業保健師)も勢いがついていました。
大企業の健康管理部門が多く、メタボリック健診に始まりメンタルヘルスケアに至るまで、今の日本を支える最前線の勤労者の強い見方です。

うつ病の話題では、成果主義に翻弄されながらも、おかれた状況下で自分がどう解釈し受け止めるか、要するに成長の歩みからくる性格形成の影響なども出ていました。

会話に参加しつつ、母子、成人、そして私が関わる高齢者フィールド、当たり前ですが全部つながっている事を改めて実感します。
今だからこそ一本の線で表現できます。

私自身、産業保健師でいたころは、高齢者や介護の知識はあっても、その現場に身をおき感じる実の部分までは表現できませんでした。

今は、日々の現場の中で、食事、入浴、排泄、アクテイビテイなど生活をベースとしたあらゆる事柄、単に提供するのではなく、何故それを提供していくのかの根源を振り返り職員に伝えていく毎日です。

誰にもある認知症になる確率、誰にもある寝たきりになる確率。
自分だけはと思ってみたり、実感が湧かないから遠い先の事であるように捉えている人が多いようです。

本当は、これから各々が身を置く事になる介護期に今からできる準備が沢山あります。
身近な方の介護、自身の介護、もしかしたら生涯健康も今からの準備しだい。
成果主義社会において勝ち組であった方がかならずしも成功者とは言えない世界です。

医学的、統計的な話に加え、将来を実況中継するがごとく伝えていけたら、40代、50代の方々の行動変容にも役立つのではと考えております。

例えばメタボリック健診の真の意義は?

現役世代の方々に、必ず行く道”老い”の世界を一時でも考える機会が提供できたら、その後の準備は本人しだいです。
物事の捉え方や価値観、現在の自分を振りかってもらう良い機会になるかもしれません。

こう捉えてみませんか?
皆様にとっては、”老いることは楽しむこと”にできる積み立て期間中です。

だから今何をする?
だから今どう考える?

企業保健師であった私が伝えるべき事に気づかされた同窓会でした。

ミュージカル”グレイッシュとモモ”を観て

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子供から大人まで楽しめるミュージカルと聞きながら観させて頂きました。

心を閉ざした少女モモがモモにしかできない大活躍を通して周りの危機を救ってくれます。
言葉がつまりゆっくりしかしゃべれないモモ、それでも伝えたい事は沢山あります。
世の中、自分に合わそうとする人ではなく、相手に添ってみようとする人が増えたら素晴らしい世界が見える期待感を感じました。

時間泥棒とモモは戦います。
24時間の時間を生産性に関わる以外は全て無駄と位置づけ活動に駆り立てる人間の心の隙間に生まれた時間泥棒グレイッシュ。
生産性のみを目的に生きてその先に生まれるものは?誰のために、何のために、何を残すために活動しているの?
本来時間を使いながら、よろこび、悲しみ、トキメキなどの”思い出”という心に貯金をすることができるのが人間。
それが許されず、生きている目的が無いことに気がつき、生きていくのに疲れてしまう灰色の世の中にしたくないとモモは決心し、勇気を持って自分を奮い立たせます。

鑑賞していた子供はどのように感じていたでしょうか。
私から見ると、笑う場面はもちろんのこと物語を理解しようとお母さんに質問しながら一生懸命何かを感じようとしながら、新しい世界を覗いたような2時間だったのではと思いました。

私も含め大人にとっては、昨日までの自分の生き方を振り返り、大切な何かを忘れていないかのおさらいの時間だったように思います。
また世の中の人がこんな風にお互いの個性を認め合えたら、自分には無い他の人の良いところを見つけ感激できるのにと感じたような次第です。

パンフレットの裏に書かれてありました。
「人間はね。それぞれが。その人なりの色を持っている。己の心に正直に生きてゆけば、必ず、その色は輝くんだ。」

これからも、関わらせていただく全ての方々の色を見つけていきたいと思います。

本来あるべき文化の姿

「寺脇研氏が語る個人プロデューサーの極意 ~”京都文化塾プロダクション”の試みと展望」の公演を聞かせていただきました。

京都造形芸術大学教授。映画評論家。NPO教育支援協会チーフ・コーディネーター。
文部官僚時代より教育問題に刺激的・積極的発言をされながら2006年11月退職。
現在、テレビ朝日「スーパーモーニング」、毎日放送「ちちんぶいぶい」に出演。
教育関係、格差社会、官僚についてなど数々の著書を出せれています。

座談会規模の会場に加え、本音で気さくにお話されたので印象深く残りました。

戦後より目覚しく発展し20世紀までがピークであった世の中。
病院やバスの無料化が当たり前。補助金による与えられた文化(?)があった。

そして21世紀はその代償として残された負の側面。
大阪は橋本知事に代表されているが、かつて経済が潤い儲けた土台が大きいだけに、近い将来にやってくる負の側面は想像をはるかに超えた形で現れるだろうと。

東京や名古屋はまだその前段階であるがこのままだと結果は見るがごとく。
大阪が最も早くその状況下に向き合う事となり、考えるその時がまさに今!

原点に帰ること。
映画「3丁目の夕日」の時代、今有るもので無かったものが沢山あるが、あの頃もそれなりに幸せだったのではと。

逆戻りをしなさいと言っているのではなく、本来何が必要なのかを見極め取捨選択、大切に残すべきものを厳選する時代にきていると。だからこそ真に必要で大切に思えるのだと。

補助金で進められる文化もその1つ。
設備投資、催しに予算付けして一方的に提供している内容では発展しない。

文化は本来税金でやるべきものではない。
落語1つとっても、しゃべる人に聞く人がいるから寄席と言われ、お互いのニーズが一致するからそこに文化が生まれるのだと。
与えられた場所に与えられた予算で、客が来ようがこまいが税金だから誰も困らない、あっても良し、なかっても良しの仕組みでは文化は発展しようがないと。

寺脇氏はご自分のできる範囲で氏・団員・大学生などでミュージカルを展開。

誰かが声をあげ、それに同意する周囲がいて、何とかやろうよと盛り上がり、形となり、広がり、認知され、また応援者が増え、いつしかファンと一体になっていく。
これぞ続く文化だと。

ポイントは「自分のできる範囲」!あなたでもできる。
資金が5万なら10万なら何をどう始めますかと・・・・

最後には私もやりたい!と思えるお話でした。
氏のお話を聞きながら、人はいつしか、物があふれる時代の中、ありがたさや人への思いやり、気づかいをどこかに置き忘れてしまったのではないかと考えされられました。

親が子供を、子供が親を大切にできない時代、少年犯罪がいつしか耳慣れてしまうほど定期的におこる時代、ニートが社会現象化する時代。
これらが何故起こり始めたのか、その根源にさかのぼらないと答えの”こ”の字さえ分からない気がします。

介護問題しかり、例えば核家族化が1つの要因であると言う前に、そこに至るまでの時代を追った視点を持たないと、自分の言葉に置き換えられないという事です。
近所の独居生活のお年寄りの助け合う姿を見ていると、答えがここにもあるかもしれないって思ってみたりします。
文化のお話を通して、自分の仕事を振り返る機会になりました。
文化が発展するプロセスはすべてに言えるのかもしれません。

「グレイッシュとモモ」を観に行ってみようと思います。