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問題解決診断フローチャート

ご相談をいただく際に、自施設の問題やその原因が何かが明確でない場合があります。
問題の多くは複合的に絡み合っているため当然と言えば当然です。

そこで頭の中を整理しつつ、問題を絞り込んで頂くために課題解決診断を作成しました。最終ページに主な問題分析と対策を書かせて頂いておりますので参考になさって頂けたらと思います。

また弊社の活動が分かり易いようにコンサルティングメニューと価格も掲載いたしました。
まずは、お気軽にご相談ください。一緒に考えさせて頂けたらと思います。

運営デザイン

社会福祉法人のコンサルティング

スケール感を確認するため、建設現場を拝見させていただきました。
新規の社会福祉法人、来年4月1日オープン予定の複合施設(特養、看多機、グループホーム、ショート、デイ)で、敷地面積1833坪です。

駐車場や建物内も全てスペース的にはゆったりと設計されています。
そのため、運営が始まってからの職員の動線を捉えておく上での現地確認です。

この広さは、かつて地方駅前の大型商業施設の建物をそのままリノベーションした有料老人ホームのケース以来です。この時は設計の段階で、職員の動線を意識して設計士の方に工夫いただきました。
今回も設計段階から関わっておりますが、事業所それぞれの設計基準があり設計自由度が低い点が難点でした。その分、オペレーションの工夫が重要なってきます。

まず大枠は、各階の特徴を決め、次に同じ事業所でもユニットごとに性質をまとめていきます。
そうすることで、基準以上の職員配置部分については濃淡を決める事ができます。
同時に夜間のシュミレーションを想定します。

次に入居者計画ですが、経験上、100床で1か月~1か月半の満床が適切なタイミングです。
フロア職員に慣れてもらいつつも、間延びしすぎないタイミングで入居計画を工夫していきます。
有料老人ホームとの多きな違いはこの点で、入居者数より職員配置が多いという時期がほぼないという事です。
有料老人ホームの場合、適正以上の職員配置期間が長いとそれに慣れてしまい、満床に近づくと職員の負担感が増してしまう点に注意が必要です。

いよいよ、入居3か月前の入居面談が始まります。計画的に100人以上の面談を進めていかねばなりません。近隣エリアでも新しい特養がオープン予定とのことで、入居希望者の方は数件同時申し込みをされています。いかに滞りなく入居決定者を契約まで進めていけるかがポイントです。
その他、入居計画、居室配置、職員配置、資料作成、開所準備、開所前研修、内覧会などなど、イメージ以上に多忙な3か月です。
関係者の皆さんと乗り切りたいと思います。

第三回マネジメント研修

その根拠とは

本日は、法人のビジョン、そこからくる自身が描く世界、それを実現するための戦略、実践計画の目標と対策、具体的計画までの一連を学んでいただきました。
すべてマネジメントの基本的要素ですが、フォーカスしたのは、それらの根拠を導き出すプロセスです。

ビジョンと戦略、戦略と目標、目標と対策がしっかりとした根拠、意味づけを持って関連づいているかです。
そもそも、自組織の課題とは何でしょうか。
その課題が解決した状態とはどのような状態でしょうか。
課題がそのまま続いたらどうなるのでしょうか。
課題を引き起こす原因や状態とはどのようなものでしょうか。
それらを全員で対話しマインドマップを描いていきます。

普段意識しないキーワードをきっかけに、面白いほどに全てが繋がっていく事を自覚されたようです。
そこまでしっかりと可視化することで、自分が何に取り組むべきか、根拠が持てるので目標、計画が描き易くなります。

ACOP鑑賞会2017

みる・考える・話す・聴く

ACOP鑑賞会2017に参加させて頂きました。
京都造形芸術大学アートプロデュース学科の皆様がナビゲーターとなり、鑑賞者同士のコミュニケーションを通して、美術作品を読み解くという、とても満足感の高い時間でした。

作品を「どうみなければいけない」という枠など無く、私の「第一印象は?」「何が気になった?」「どう感じた?」などなど、常に答えは自分の中にあります。他の鑑賞者の意見を聴いていると、「なるほど・・そんな風に見えるんだ」「本当だ!」などなど。

自分が心地よいと思うタイミングで感想を述べてみると、周りの方の大きなうなずきをいただけて、とてもうれしい気持ちになるのです。自分の中の気づきがどんどん広がるのです。ナビゲーターが上手に声をかけて下さり、他の鑑賞者の感想と合いまって、ついつい話をしたくなるそんな空間が出来上がります。これぞコミュニケーション体験です。

あらためて、作品そのものが「アート」なのではなく、作品を通して鑑賞者の間に描かれるコミュニケーションこそが「アート」なのだと実感しました。
学生の皆様本当にありがとうございました。

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ポジショニングシリーズ


第一回 ポジショニングへの理解
第二回 ポジショニングの必要性

寝たきりの方のベッド上の姿勢を意識された事がありますか。
その方にあった姿勢を整えてあげると、筋緊張がほぐれ、身体がリラックスし、呼吸が楽になります。
ベッド上での食事の姿勢が正しいと、嚥下が良くなり食事も進みます。
逆に正しくない姿勢だと、身体はこわばり硬縮を助長してしまう事にもなるのです。
正しい知識と少しの心遣いで、寝たきりの方の生活が大きく変わるのです。

寝たきりの方の快適な生活を維持する上でも大切なポイントです。
是非現場で取り組んでいただきたく教材を作りました。
第三回、第四回は次回アップ予定です。
介護現場の研修にお役立てください。

組織開発

自分たち・組織を客観視する

本日は組織の中核となる監部の皆様が、現状に目を向け、問題に気づいて、自分たちのありたい姿を合意していただく時間でした。
事前に収集させて頂いた職員各々の運営に対する気持ちをベースに、監部の皆様の思いを4象限のデータ表にまとめさせていただきました。
データを見ることで、自身の心のポジションを再認識し、自分の目指すベクトルが阻むものや足りないものに気づいていくのです。
良くしていくために、何かネックなのか、どうなりたいのか、どのように取り組んでいくのか、まさに本音で語り続ける事で気持ちが高まっていきます。

本日の私は、現場指導のコンサルタントでも講師でもありません。
客観的にデータをフィードバックし、そこから読み取れ組織の出来事を表現しただけです。
ファシリテーターに徹することで、もともとある彼らのポテンシャルが頭を持ち上げます。

アクション計画まで仕上がりました。
いよいよ実践、OJTで支援させて頂きます。