看護管理学 改訂第3版

南江堂の看護学テキストNiCE「看護管理学」この度改訂第3版への運びとなりました。

私のパートは「時間管理」です。
看護師として病棟勤務をする上で、1日の時間管理をどのように行うとより効果的に活動できるかという内容です。
*時間管理の必要性
*業務の進め方
*時間管理に重要となるポイント

同じ業務量であっても、業務に追われる仕事ではなく、時間のマネジメントをしながら進めることで、気づきや観察、判断やアクションのサイクルが高まり、看護の質にも影響してきます。

これは、介護現場においても言えることです。
クライアントのご依頼で、介護現場の業務改善のご支援をさせて頂いております。早番が忙しいということで、早番のモニタリングをさせて頂きました。

業務には、予定内と予定外の内容があります。
ナースコールやセンサーコールなど予定外で鳴ることで、都度、業務バランスの修正を行う必要が出てきます。しかしそのナースコールは想定外だったのでしょうか?業務を分解して捉え直すと次の対策も見えてきます。

大切なことは、主体的に時間をコントロール出来ているという心のポジションです。「やらされ感」ではなく「やっている」と思えるよう、時間管理の視点を取り入れていかれてはと思います。