自分の中のリーダーシップを見つめる

リーダーシップって誰が持っているもの?

研修参加を呼び掛けたところ、「私リーダーではないのですが参加してもいいんですか?」と言われた事がとても印象的でした。

今回この研修を企画したのは、まさにこれ!

この「リーダーだから・・・、リーダーじゃないから・・・」のフレームワークから離れた思考を構築することが狙いでした。

そのため、参加者の中には、管理者もいればそうでない方もいらっしゃいます。

例えば、災害現場では、誰もがみんな被災者です。

でも気づいたら、それぞれの場面で自分が出来ること、思いついた事を行動に起こして活動していませんか。

近所の人に声をかける人、情報を伝達する人、物資を配りを手伝う人・・・など。

あなたはこの役ですよと言われなくても、今自分ができそうなことだと感じて実践しているもので、それだって立派なリーダーシップです。

それが職場になるととたんに「私リーダーじゃありませんから・・どこまでやっていいのか・・・」と遠慮モードに切り替わるのです。

上手くいっている組織は、関係性の組織図が網目のように張り巡らされています。

その第一歩として、まずは皆さんそれぞれが持っているポテンシャル、リーダーシップに気づいて頂く場面です。

無料教材eラーニングをUPしました

リスクマネジメント事例シリーズ1

いつも感じることは、研修で知識を習得しても、実践に至るまでには大きな溝があります。
リスクマネジメントの場合は、「対策をどのように立てたらいいのか分からない」とのご相談で、事故報告書を見せてもらうと、確かに精神論で終わってしまっているケースが多いです。

対策を立てる事は理解している、だけど対策の立て方が分からない、想像がつかないといったところでしょうか。
理解する⇒行動する(対策を具体的に立てて実践する)での行動は、具体的な対策が立てられないので実践に至らないケースが多いなと感じます。
そこで対策を具体的にイメージできる教材を作っていきます。
ここは、繰り返しのトレーニングが必要な部分です。

私はいつも、こんな組織集団をイメージしています。
例えば朝礼で「昨日事故が発生しました」との報告を受けたら、「どこで?どんな状態で?」そんな会話をしながら現場に向かっている頼もしい集団です。

お誕生日会

小さな事から始めます

オープン間もない施設では、オペレーションの追加や変更で大忙しです。

まずは「イベントがやりたい!」という気持ちを大切に、誕生日会は継続していこうという事になりました。

一歩一歩です。

対話型組織開発

対話型組織開発

週末14日(土)15日(日)に開催された南山大学人間関係研究センター主催の ジャルヴァース・R・ブッシュ氏による対話型組織開発ワークショップに参加させて頂きました。

受講前の私の理解は、「診断型OD」で進めつつ、状況によっては「対話型OD」を用いることもある、ケースによっては、「対話型OD」の比重が高くなる?!そんな捉え方をしていましたが、対話型ODを従来の考え方で用いる限り、従来の結果しか得られない、そのため、時に対話型ODが機能する時もあるが、そうでない場合があるとのことでした。
そしてブッシュ氏による、機能する対話型ODの理論と実践の学びがスタートしました。

組織問題は元をたどると、人それぞれが思い込み真実だと思っているストーリー(ナラティブ)がどれも真実ではないにも関わらず、お互いの経験(実のところ)を、分かりあう「学習の会話」がないまま、絡まり押し合いぶつかり合っている状態であるということです。この「学習の会話」が対話型(Dialogic)にあたり、ナラティブ、自己組織化、生成的質問、複雑性、創造的破壊、コンテナ、対極性、パラドックスなど、沢山の理論や要素を用いて、計画的に転換的変革のプロセスを導くのだということを学びました。

本と資料を読み返し咀嚼する事に専念しつつ、機会をみて今回の学びを実践してみたいなと思っています。

膨大な英訳資料、快適な研修環境を与えて下さった、南山大学の中村和彦先生はじめスタッフの皆様にお礼申し上げます。まさに探究できる学びの機会となりました。

著書:対話型組織開発 その理論的系譜と実践
   ジャルヴァース・R・ブッシュ
     ロバート・J・マーシャク
           中村和彦 訳

パーソン・センタード・ケア

認知症研修

入居者や利用者の方を中心としたケア。

今置かれている状況を入居者や利用者の立場で見つめるのか、職員の立場で見るのかによって、当然ですがギャップが出てきます。

研修を通して、1日のうちの短い時間でも、ひとりの人にスポットをあててみる意識は、気づかなかった表情と出会える機会であると捉えたり、物理的に時間が無いのと、時間が無く忙しいと感じることの違いを感じてくれたようです。

無料教材eラーニング

コンプライアンスシリーズ


日大のニュースを見ていると、改めてガバナンスとそれを維持する上での、日頃からのコンプライアンスの考え方が大切であると実感しました。

根本的な部分では、介護事業所でも同じことが言えます。

特にダイレクトに、入居者や利用者に迷惑が掛かってしまう事も多く、改めて心得る必要性を感じたので作成しました。

また、今回より情報公表制度による必要研修として位置づけかれている内容を一つにまとめています。

ご活用ください。