日本舞踊と唄

あれ!着物姿・・・

「おひとりで着られたんですか?」

入居者の方に思わず声をかけて・・・

そんな驚きもつかの間。

「まぁ~20年もやってないからね~」

と言いながらも踊りが始まりました。

「身体が覚えているとは良く言ったものね」とご本人。

そんな様子をご覧になっていた

別の入居者の方が杖を付きながら

傍に来られたかと思うと

踊りに合わせて唄い出されるではありませんか。

「さんさんしぐれ」・・・「黒田節」・・・・・

「1番しか覚えてない・・」と言われつつ、

再度唄うと今度は2番がスムーズに唄える

「何度か唄うと思い出すものね」と笑顔。

記憶障害があるとは思えない流暢な唄に

拍手喝采。

この日は興奮されてか眠れなかったそうですが、

次の日も踊りと唄のコンビ練習が始まってました。

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正月行事 なし団子作り

正月行事の一つでなし団子を作るんです。

なし団子って??

大阪にはありませんか?

「みず木(団子の木)」の枝先の新芽を欠いて、

そこに上新粉で練って丸めただんごを刺し、

他にも鯛、米俵、千両箱・大判小判などを飾り、

家の大黒柱に飾り付け、豊作や家内安全、

一家繁栄、無病息災を祈る行事ですよ。

飾り物や種類はその土地・地方や家庭で異なるみたいです。

飾り終わっただんごは、

油で揚げて砂糖をまぶして食べたり、

水につけてから団子汁にして食べると美味しいんです。



今回は団子の材料が手に入らなくて・・・・

ですから、折り紙で風船を作って飾ります。

だから入居者の方々が、以前から入れ替わり

折ってらっしゃたんだ!と納得。

傍で見させて頂くと、

入居者の方より、

「部屋さ飾るのは、28日か30日だなぁ~」

「ほだなごともしゃねぇのがぁ~」

またまた「なるほど」と思う私でした。

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とうとう銀世界に突撃

本日から4日間・・・

まぁ、みごとに降りました。

いっぺんに身動きが取りにくくなります。

転ばないようにそろそろ歩き出勤。

これから長い長い冬の生活が始まります。

気をつけないとマンションの水道管が凍結します。

早々管理会社に電話して水抜きを依頼。

長野での生活を思い出します。

ホームの内側から外は別世界です!

雪国ならではの悩みやニーズが見えてきます。

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介護付有料老人ホーム 運営懇談会の参加

関わらせて頂いている施設の

半年に一度の運営懇談会がやってきました。

年々ご家族の方々からの質問が多くなり、

活発なフロントとのやり取りをして下さいます。

ご理解いただけるような説明、

真摯な対応を十分認めて

下さっているようです。

私からは、

一年経過する委員会活動について

コメントさせて頂きました。

何の為の誰の為の活動なのかを、

理解しながらの活動がベースなだけに、

多忙ながらも確実に結果へ

結びつき始めております。

12月の壁画

関わらせて頂いている

デイサービスの方々の作品です。

雪だるまがフゥ~と吹いて

雪の結晶や列車が現れる***

本当に夢のある作品ですね。

毎月残ってレクリエーション会議を開催。

アイディアの精度は確実に

上がっております。

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自分たちの職場

職員の方々が入居予定のリストを見ながら

「14人、15人・・・良かった~最初はどうなる事かと思った」

「オープン時は少なかったもんね」

「本当に良かった」と互いで笑顔。

入居者同士の相乗効果を実感した彼らは、

無気力な入居者の方にひざかけまで

作ってもらう段階に入ってきました。


俳句が好きな方が4人なんで

クラブ活動で披露の場を作っては?

踊りの師匠だった方にテープ持参を依頼してます。

炭坑節を教えて下さるそうで。

将棋・囲碁・麻雀もそろそろ。

入居時にMy将棋盤の持参を依頼しました。

クリスマスはハーモニカをご披露下さる

段取りをしました・・・・・などなど。

そんな横から楽しげに社交ダンスのレッスンがスタート

星影のワルツ・・・・あれ生徒が職員?

言葉や行動の端々で

自分達が作り上げる責任と

喜びを感じ始めているのが分かります。

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「介護の基本理念」のセミナー実施

山形県でまた新しい出会いを頂けました。

既存のデイサービスにて

関連事業所ショートステイの職員の方々も集合され

総勢35人に向けセミナーをさせて頂きました。

送迎後、疲れているにも関わらず

17:30~19:30

あっという間の2時間だったと

おっしゃって頂きました。

少しでも何かが残せたら

明日に変化が出てきたら

うれしい限りです。

本日施設長からメールを頂きました。

先日のお話以後、

ある一人の主任に変化が

みられるようになりました・・・・(省略)

何よりうれしい言葉です。

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ミハイル・ゴルバチョフを迎えて

”冷戦終結20周年記念”LBP大阪市民フォーラム

特定非営利活動法人 ライフ・ボート・プロジェクト

主催の市民フォーラムに参加させて頂きました。

http://www.npo-lbp.org/

500人の会場はほぼ満席!

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知り合いであるNPO理事長のご招待です。

自身の会社も成功され、超多忙にも関わらず

このような活動までされているとは・・・・

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エネルギッシュな主催者挨拶を聞きながら、

小学生の頃の小さかったご本人を

思い出しておりました。

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キーノートスピーチ 佐藤 優(作家)

議題「冷戦後の世界、日本」

キーノートスピーチ ミハイル・ゴルバチョフ元ソ連大統領

議題「冷戦後の現状・展望」

質疑応答

コーディネーター 歳川 隆雄

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佐藤氏の話しの分かり易いこと。

短い時間で、順序だて、沢山の事を伝える!

まさに難しい内容を平たく伝えていく方法です。

参加者は全国からで、質疑応答も活発でした。

●ドイツ統合の手腕から北朝鮮問題をどう思うか?

●アメリカとの共同宣言を成し遂げた

      視点で日本の沖縄問題に助言を・・・・など。

変えようと思う人がいないと何も変わらない。

変えようと思う人がいたら国をも動かす。

自身の仕事を改めて振り返る

とても貴重な時間でした。

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