新たな看護部門を目指して

本日は、看護部門へ研修かつ今後の方向性の打ち合わせを行いました。

特別養護老人ホームや介護付き有料老人ホームには、看護師の配置基準があります。今回の介護報酬改定においても、医療が必要な高齢者の状態を観察し、嘱託医と連携し、必要に応じた搬送や看取り期への対応など、医療と介護の連携の要に位置付けられています。

しかし、施設に看護師が配置されているメリットとは、それだけでしょうか?

本来看護師に期待したいのは、日常の様々な視点を基に、いかに健康でいられるかへと導いてくれること、介護職員を含めての先導役です。

そのために重要なのは、アセスメントの視点です。(ある物事が周りの人やもの、環境に及ぼす影響について、事前に調査し、評価することを指す。)

例えば、単に薬を間違えないという「配薬業務」に留まらず、必要以上の薬を服用していないか、転倒、ふらつき、不眠、活気などと副作用の兆候はないか、下剤は本当に必要か?そもそも水分量は足りているのだろうか、排便スタイルは保たれているのか、食事形態は今のままで良いのか、そもそも咀嚼する歯や口腔内は手入されているのか、立位が可能なのに寝台浴?などなど。

施設の誰かが、このように専門的、多面的、総合的な視点で関わってくれたら、施設全体の質が高まります。今回はここの見直し、振り返りを行い、看護師への期待を共有し、今後の打ち合わせを行いました。

介護報酬改定セミナー一段落

2024年度の介護報酬改定セミナーを実施させて頂きました。

2024年1月26日に総合的な内容から始まり、特養・老健特化、特養特化、日総研の動画撮影などを実施しました。

後半になるほど、同時改定である診療報酬との整合性が明らかとなり、医療部分の説明に比重を置きました。

生産性向上やLIFEの狙いを正しく理解し、今からその準備に入って頂きたいと思います。

ダイジェスト版を掲載しております

2023年 看護大学1年生

~コミュニケーション研修~

4月入学後早々に、医学知識をシャワーのように学び始める皆さん、「もう、一杯一杯~」という声も聞こえてきました。確かに私もそうでした。

そんな中、今回は看護師として必要なコミュニケーションの講義を実施させて頂きました。コミュニケーションのスキルをお伝えするには限界があり、体感、体感、また体感の中で、ほんの少しでもコミュニケーションの本質に気がついていただけたらと思います。

終了後のアンケートでは、いろいろな発見があった様子が書かれていました。
今後、ふとした瞬間に意識する、立ち止まる、そんな機会が増えると、コミュニケーションに広がりが生じます。

まずは、まだ話したことがないというクラスメートもいる段階ですので、知り合う機会にもなりました。
是非、関係を広げていってください。

看護大学4回生キャリア教育

今年も始まりました看護大学の講義です。
今年の4回生は、入学当初からコロナ対策と重なり窮屈な学生生活を送られたことになります。

そのような中、各々が工夫された3年間だったとも聞いております。
環境へ適応しながら、自分らしさを表現することを忘れない、そんな経験を就職活動に活かしていけたらいいですね。
まずは、仲間がいるということを実感頂き、4年目をスタート頂きました。

福祉大学のキャリア講座

学生が、社会との接点を持つ講座として、あらゆる企業や介護事業所が参画されているキャリア講座です。

今回依頼を頂き、40名ほどの参加者に向けてワークショップをさせて頂きました。チームで何かをする時に大切だと思うことに気づいていただけたら嬉しい限りです。

後半は、現在仕事先でご一緒している現役のリーダーさんに、福祉に興味を持ったきっかけから、現在にいたるまでのお話をしていただきました。

今しかできない、経験を一つでも多く積み上げて頂けたらと思います。

看護大学キャリア教育

本日は3年生の講義日、1年生の時から2年ぶりのお久しぶりです。

落ち着いた皆さんの変化と一段と熱心な姿勢に、月日の流れを感じました。

1年生はコミュニケーション、今回は、自分を知って、自身の棚卸しです。

ワークを通して、自分で考えてもらうということに重きを置きました。

是非、4年生を前に自分のルーツ、強みを振り返っていただけたらと思います。

ウェルスセミナー実施

積水ホームテクノ株式会社主催のウェルスセミナーを実施させていただきます。11月26日(金)13:30~15:15
12月14日(火)13:30~15:15

第八期の報酬改定項目の中でも、入居者や利用者にとっての「日常の過ごし方」に関連する項目に注目しお話させていただきます。

LIFE、科学的介護、エビデンス等が注目されるからこそ、忘れてはならない部分があるのではないかと思います。介護事業所は何を売っているのでしょうか?

私なりに大切な点がお伝えできたらと思います。

2021年の看護大学キャリア教育

本来なら6月ごろに実施予定の1回生、3回生のキャリア教育がやっと10月に実施することができました。

今年の3回生は、2年前に1回生のキャリア教育でも携わらせて頂いた経緯がございます。成長された姿にうれしく感じております。

1回生はというと、入学当初からハイブリッド授業でここまでこられており、リアルな授業は同期と会う大切な時間です。

1回生にはコミュニケーションとはどういうものかを体感いただき、看護師としての最上級のスキルとしての認識をしていただきました。

3回生には後1年半の中で、自分のキャリアの棚卸を行った頂きながら、自分とは?何がしたい?どうすればいい?を今、しっかりと迷い考える時期であることをお伝えしました。来年はいよいよ就職活動に向けての具体的な内容になってきますのでね。

With コロナ新時代の潜在保健師・看護師リカレント教育

京都府立医科大学 看護実践キャリア開発センター主催の教育プログラムです。

私は「キャリア開発論」「キャリア開発演習」を担当させていただきます。

しばらくお休みしていたその能力を是非活用いただきたいと思います。

ご自分にあったキャリア設計を一緒に考えていきましょう。