美術館に変身しました。
地元出身のイラストレーター
松田けんじ氏の作品50点余りを展示。
入居者の方には懐かしい
昔の風景や遊びなど
ほのぼのとする
イラストで
懐かしい話題に花が咲きます。
現在の作品を2ヶ月間展示した後は、
作品を変更し、
”新庄祭り”バージョンへ。
ここからがミソ!
一般公開では、
志願して下さった入居者の方々に
受付や案内をして頂く予定です。
職員より臨場感ある解説を
されること間違いなしです。
住宅全体で
地域へ貢献していけたらと思います。
半年に1回の運営懇談会を開催致しました。
他の施設同様にオブザーバーとして参加し、
総評を述べさせていただきました。
初めての運営懇談会とあって、
前日と当日午前中の2回、
参加者メンバーで読み合わせを行った上での
本番です。
今回は老人ホームの火災事件をうけて、
火災対策への質問を挙げられる事が
容易に想像できた為、
事故対策委員会を中心にホーム独自の
避難訓練に対する考え方を
報告させて頂きました。
年2回の避難訓練だけでなく、
毎月ミニ避難訓練を実施します。
活動可能な入居者の方々にも
それぞれに図面を配布し、
避難ルートの確認などの
習慣付訓練計画をお伝えしました。
質問はあったものの、
対策にはご納得頂けたようです。
また、
差し入れと食中毒の関係について
お話しさせて頂き、
新鮮なもの、一人が食べきれる量などの、
協力をお願い致しました。
ご家族の中には、
職員が運営し易いのでは?と
ご提案くださる方もいらっしゃいます。
協力するよとのありがたいお言葉ですが、
その”運営のし易い状況”の裏には、
食べたいものを我慢する
入居者の方が出てきます。
ホーム側都合の、
決定事項先行型運営ではなく、
利用者の協力や理解を得た歩み寄り型運営は、
ひと手間もふた手間もかかりますが、
ここなら居てもいいと思える居場所に
なるのではないでしょうか。
別のご家族からは、
内服薬の取り扱いが丁寧で安心できる点や
各担当者が毎月書く、
ご家族への手紙などについて、
お褒めの言葉を頂きました。
職員にとって励みと責任を感じた2時間となりました。
関係の特定施設では、
午後になると、
多くの入居者の方々が
楽しみにされている時間があります。
皆さんが降りて行かれる
行き先には、本場さながらのカジノコーナー
が活気付いています。
単なるゲームだけでなく、
生活のあらゆる場面に
ホーム通貨を稼ぐ仕組みが
仕掛けられています。
おみごと!!
そんな工夫の甲斐があって、
逆にフロアに残る職員に
余力が生まれてきます。
さて、ここでもう一工夫!
職員の余力をどのように活用するのか?
目に見えない入居者の財産です。
ここは管理者が目を光らせるところです。
桜の季節が過ぎ、
さくらんぼの時期には
いま一つ早い山形ですが、
長い長い冬を超えて
迎えた春景色・・・・
見慣れたデイサービスの
フロアに訪れると、
幅広に取られた窓側の景色の美しいこと。
先日まで雑然と荷物が置かれていた場所、
前月のアドバイスをもとに、
綺麗に片付けられていました。
テーブルが置かれ花が飾られて、
ふと目を引く一角。
なんとこのフロアの顔が
ここにあったんだと、
改めて気づいた瞬間です。
思わず部屋の中央にいらっしゃった
ご利用者の方々に声をかけて、
テーブルの周りでアクティビィティを再開。
一枚の絵画のように見える山並みの景色に、
利用者の方が思わず、
「ここから見ると綺麗な景色だね」と。
木洩れ日が互いの笑顔を引き立てます。
いつもの見慣れた風景も、
見方を変えれば新鮮に映るものです。
アクティビィテイの内容はもちろんですが、
”雰囲気作り”
演出も大切なポイントです。
特定施設への訪問をさせて頂きました。
1ヶ月前と本日の違いは明らかです。
入浴運営に変化が生まれています。
利用者の方はゆったり入浴、
それでいて
全体時間が短縮できているという事は、
職員の動き方に成長が見られるという事です。
肝心なのは、
風呂の時間が効率良く運営できるようになったら、
その努力で生まれた時間を、
次にどのように活用するのかを、
考えてもらう事が重要です。
それが出来て初めて、
運営努力をした意味が
理解できる訳です。
要するに、
努力によって生まれた新たな時間を、
さらに入居者の生活充実に役立たせてこそ、
改善目的が達成できた事になります。
生まれた時間を”見える化”すると、
意識向上に繋がります。
本日は主にデイサービスを見させて頂きました。
やる気のある職員の方々ですが、
何をどうしていくべきかの
思考錯誤を繰り返されています。
デイサービス激戦区だけに
しっかりとしたコンセプトが必要です。
デイサービスに来られる
利用者の目的や望みが
達成できますか?
何より目的や望みを
尋ねた事はありますか?
リハビリ?
趣味?
コミュニティーの参加?
思考を使ったアクティビィテイ?
この手段の向こうに存在する
それぞれの到達点を知ってこそ、
意味のある関わりとなります。
相手を知って企画を練る、
ここをクリアしないと特徴が出てきません。
この度は、
少し静かな雰囲気だったので、
回想法を展開させて頂きました。
郷土料理 ⇒ 昔の仕事 へと発展。
牛の乳搾りを実践してもらうと、
私の指2本を、
器用に交互に指先で絞り引っ張られ、
まさに手続き記憶です。
「あの方めったに笑わないのに」
と職員。
すぐそこまで答えが見えているような・・・
気持ちのあるスタッフの方々なので
あとひと踏ん張りだと思います。
「募集概要」
高齢者、障害者及び子育て世帯の居住の安定確保を図るため、
高齢者等が生活支援サービスの提供を受けられる賃貸住宅の整備に関する
事業や、高齢者等の居住の安定確保に資する先導的な事業の提案を、
国が公募し、先導性や普及性等に優れた提案に対して、予算の範囲内で、
事業の実施に要する費用の一部を補助します。
国土交通省主体のこの情報を知ったのが、
1月半ほど前のことでした。
最近でこそ、
見聞きする機会が多くなったように思いますが、
速やかに情報をキャッチすべく
アンテナを張っておく事も必要です。
さて、
私の方はと言いますと、
コラボレーションの会社を主体に、
一般部門で応募しました。
思ったより記述量が多く、
出張前日の23時までかかった次第です。
正直大変でした。
後は神頼み(^^)
自分としては良いアイデアだと思い
床につきました。
フラダンスショーのワンシーンです。
オープン半年、
少しずつ協力してくださるボランティアの方々が
増えてきました。
次のステージはというと、
イベントの演出方法です。
例えば前情報の公表方法!
イベント内容を、どのように、いつ頃発信していくのか?
掲示物(案内・ポスターなど)作成一つでも重要です。
”楽しみを伝えたい”
”選んでもらいたい!
という想いを込めて製作すると、
その表現力は違ってきますから。
きっと皆さんお元気な頃は、
それぞれが自分で情報を集め、
時間を作りバスに乗って、
その目的を達成する為に
出向かれていたんでしょうね。
そこには選ぶ!楽しみがあります。
ホーム内で
そんな満足感が提供できたら
また一つオリジナル生活が
実現します。
選ぶには?
選べるだけの材料が必要です。
パターンLifeからプランLifeへ。
企画担当の活躍場面です。
担当エリアの地震速報が入り、
関係施設へ確認連絡しました。
シルバーカーを押していらっしゃる方は
分からなかったけれど、
居室でくつろいでいた方の何人かは
気が付いて居室から出て来られたそうです。
開所後5ヶ月・・・現在、災害対策の確立中です。
移動販売をご提案下さったコンビニへ
緊急時の物資補給を逆提案させて頂きました。
さらには現在ある緊急連絡網の再検証です。
火災に対しては、
徹底した初期消火訓練と取るべき行動訓練。
動ける入居の方には避難経路の講座を開設。
提携しているセキュリティー会社の協力も再確認。
やれる事からやっていきたいと思います。
ニュースを見て電話をしたら、
「こちらでも現場カンファの課題にあがりました」と。
これが、危機管理の一歩です。
セミナー後の定期訪問です。
「排泄チェック表を変更してみました」と職員さん。
記号の使い方に工夫がみられます。
なるほど・・・
夜勤体制の変更については、
馴染んでこられた方と
そうでない方がいる段階。
「なぜ変更するのか!」が大切。
それを浸透させていくには
時間がかかります。
私たちの勤務時間は
入居されている方の時間であるという基本に立って。
その時間を、
どのように使えばもっとも効率が良いのか、
安全と快適のバランスを、
常に考え続ける必要があります。
さらなる変更もしかり。
いつでも変化に添っていく、
そんな柔軟な姿勢が大切です。