今年も見事な桜を拝見しました。
3月のはじめから少しづつ
花を咲かし始め、
「今、満開だね」と私が喜んでいると、
職員から
「残念、1週間前だと枝垂れ桜がありましたよ」と。
すでに、枝垂れ桜の材料は、
カーネーションへと変化していました(^^)。
次は母の日シリーズです。
東北で関わらせて頂いた別の施設の
施設長よりメールを頂きました。
いざという時に
自分達で出きる最大限の行動を
必死でとりながら
対応している様子が伝わってきます。
お久しぶりでございます。
停電等のライフラインの確保が難しい状況でしたが、
秋田、庄内方面までの燃料の調達、
送迎車にて職員の乗り合い送迎、
食材確保のため近所のスーパーや
産直への問い合わせを行い、
サービス提供の制限はほとんどなく
何とか乗り切れそうです。
反射型のストーブで暖をとり
ろうそくと送迎車両の電灯で光をとりました。
停電翌日は男職員で
燃料確保班と発電機を探す班に分かれ行動しました。
それを修理し直ったのは夕方でした。
ファンヒーターを準備している際に
停電が復旧した際は、
お互いにほっとしました。
燃料確保が極めて難しく、
遠方から出勤している職員は、
いつも通り皆さんに笑顔でいただけるよう
サービス提供には心がけております。体調不良となるご利用者は一人もおりません。
被災地出身で両親との連絡が取れない者もいましたが、
職員より毎月貯めている福利厚生会費を
という提案があり、
全職員から了解を得ました。・・・ ・・・
以 上
自分達がこれまで守ってきたものを、
これからも守り続けたい・・・ ・・・
この施設からは、
普段からこんなメッセージが伝わってきてました。
改めて組織力の強さを見せていただきました。
本日はコンサルをさせて頂いていた山形県にある介護付住宅のホーム長からメールを頂きました。地震発生後、停電や燃料不足の中での力強いメッセージです。こんにちは。地震以来ご無沙汰してました。介護付住宅は普通の生活に戻ってます。被災地のことを思うと、やりきれない気持ちになります。入居者様がテレビを観ては自分達は幸せだと感謝してくれます。不便をかけているのに本当に有難いです。今日は本社が被災地に救援物資を届けに出かけています。介護付住宅でも、声をかけ集めたものを本社に託したところです。今義援金も募っています。善意を届けたいです。被害が広範囲に渡りやりきれない思いです。今は入居者様にも安心を届けたいです。以上近況です。言葉の力強さに毅然と指揮をされ役割を果たし続けているホーム長の姿が浮かびます。そして職員の皆さん、入居者の皆さんの底力を信じています。
住宅型老人ホームの運営で大切なのは
現場職員にその運営方法の特徴を理解してもらうことです。
■介護保険サービスで活動する時間
■管理費サービスや上乗せサービスで活動する時間
として、割り切り理解しながら行動する必要があります。
その点が、
サービスを包括的に提供する
特別養護老人ホームや介護付有料老人ホーム
との大きな違いです。
とくに施設運営を経験してきた職員にとっては
混同してしまう要因となります。
この点は刷り込み教育が必要です。
単に説明するだけではなく、
比喩事例を用いてイメージを促し、
言葉を置き換え自社用語を作ることで、
スタッフ同士が意識して関与しあえるように
持っていこうと思います。
ホームがオープンして
五ヶ月が経過しました。
「食後は入居者の皆様が
すぐに居室に戻られて… …」
そんな素朴な悩みが
会議の議題に挙がったのは
先月中旬でした。
もちろん入居者の方に
無理にとどまって頂こうと思う必要はありません。
ただ普通在宅で生活していたなら、
きっと近所の方々との間で
色々なお話しが繰り広げられているでしょう。
自然に
「まだもう少し座っていたいな」
そう思っていただける空間が無いのは??
と気付き始めたサインです。
要するに”心地よい居場所”です。
2週間後・・・
ご婦人方のコミュニティーができていました。
お話しする方もいれば、
テレビを観ている方、
お茶を飲んでいらっしゃる方と。
1時間ほどの間に
誰かれとなく自然に居室へ戻っていかれます。
今日も、また新しい入居者の方が加わりました。
お互いの存在力の大きさを実感いたします。
「できてきたね」と職員に声をかけると、
うれしそうに次の創作物の下準備を始めています。
コミュニティー形成の材料の一つです。
訪問介護の入浴シーンです。
要介護度の重い方で
特殊浴槽を使い、2名介助で対応しています。
2人の職員が上手に声を掛け合い進めています。
利用者への声かけ、細かい配慮、入浴手順や手技
安全性などすべて合格。
時間に限りがあるのでスピーディーなはずなのに
ゆったり感と温か味のある時間が流れます。
常に利用者の”良い心地感”を視点に入れて
それ以外の見えない部分ではテンポアップで対応。
利用者の表情からゆったり、さっぱり、満足が
感じとれた入浴でした。