12月も後半・・・・
私の仕事の原点である
祖母に会いに鳥取へ出かけました。
途中の大山がまぶしかったです(^^)
祖母の笑顔を見て
色々なことを感じながら、
”自分がやるべき事”
に迷いが無い事を確信しました。
来年もまた頑張ります。
皆様一年間ありがとうございました。
「お久しぶりです」
と懐かしい声で電話を下さったのは
コンサルティングで関わらせて頂いた
老人ホームの職員の方です。
「満床になりました」と
達成感の第一声です。
思わず「おめでとう、頑張ったね」と
いいながら
嬉しさと同時に元気が
もらえた連絡でした。
2日前に担当の設計士の方から
オーナーより大盛況のお礼の電話が
入り、くれぐれもよろしくとの
メッセージを頂いたところでした。
進んでいく道、伝える内容に
間違いが無かった事を
実感させられます。
当初、開設許可を申請中、
地元自治体からは「金額が高いのでは?」と
懸念される指導を頂きました。
ましてや疑問符がついた特別室・・・・
そんな心配をよそに、
ご入居者からはご支持をいただけたようです。
理念にそって向かい続ける
そんな姿勢をご理解下さったのだと思います。
東北、中部、関西の三社による
共有達成感です。
またご縁があれば・・・
生み出していきましょう。
顧問先の忘年会へ参加させて頂きました。
生バンドに出し物や仮装といった
力の入った忘年会です。
どうせやるなら
「徹底的に楽しみ、楽しんでもらう」
がモットーのオーナーです。
仕事もプライベートも
充実した考えの組織です。
忙しい中、時間を作っては
練習されていた
皆さんの様子が目に浮かびます。
かつて施設運営を任されていた頃を
思い出しました。
大掛かりな出し物、仮装、ゲームと
まるで文化祭のような忘年会でしたが、
予算以外、全く指示を求められた
記憶がありません。
そんな職員のバイタリティーは
仕事にもつながっていて、
半年に1事業所を開設するペースが
乗り越えられたんだと思います。
仕事が出来るという事は
Offも半端じゃないという事なのでしょう(^^)
サービスをきっちりと見守られる
ご家族が多い運営懇談会では活気があり、
忌憚のない意見や質問が交わされます。
介護保険が今後向かっていく方向性のご質問
配布資料内に掲載している表解釈の質問が続く中、
とあるご家族も挙手をされました。
マイクをお渡しすると、
「ホームに感謝しております」と第一声。
入居4年間の機能訓練の効果、
職員の応援と粘り強さ、
本人の失っていた自信の回復、
不可能だと思っていた自力での外出、
その結果・・・
諦めていた本屋での買い物が実現しましたと。
まさにこのホームでは、
このような小さなドラマがコンスタントに
繰り広げられる土俵があります。
その要因は?
個人に合わせて考える介護、
向き合う介護の必要を認識し、
惜しみなく努力する
そんな社風の強みからくるものです。
「この勤務は大変なんで訪問時間の延長を
した方が良いと思います」
勤務表をみながら、
一人の職員から投げかけられた言葉です。
「何が大変かな?」
勤務表を見ると10時Aさんの買い物同行、
10時30分Bさんの入浴介助
11時30分Cさんの移動介助 etc
「対象者別に区切られ連続しているだけで
過度に身体的負担がかかる内容では
ないよ」と話しを進めてみると・・・
ご本人が言いたかったことは、
買い物までの歩行メニュー案を見ていると
本人の調子によっては出来ない日もある為
プランの時間延長をして欲しいとの事でした。
なるほど・・・・
何が言いたいのかが分かりました。
そこで時間延長の発想から、
時間内で収める必要性をお伝えしました。
介護保険のしくみや考え方を説明し、
工夫する思考構成をアドバイスさせて頂きました。
それにしても、
職員のコミュニケーションの癖を把握し、
訴えている根本理由を掘り下げ、
聞き込む重要性を認識しました。