あれ!着物姿・・・
「おひとりで着られたんですか?」
入居者の方に思わず声をかけて・・・
そんな驚きもつかの間。
「まぁ~20年もやってないからね~」
と言いながらも踊りが始まりました。
「身体が覚えているとは良く言ったものね」とご本人。
そんな様子をご覧になっていた
別の入居者の方が杖を付きながら
傍に来られたかと思うと
踊りに合わせて唄い出されるではありませんか。
「さんさんしぐれ」・・・「黒田節」・・・・・
「1番しか覚えてない・・」と言われつつ、
再度唄うと今度は2番がスムーズに唄える
「何度か唄うと思い出すものね」と笑顔。
記憶障害があるとは思えない流暢な唄に
拍手喝采。
この日は興奮されてか眠れなかったそうですが、
次の日も踊りと唄のコンビ練習が始まってました。