本日はコラボレーション先との忘年会。
全員が超多忙の中時間を作って集まりました。
この日のために北海道から蟹を取り寄せガツガツと。
無言でお酒も進まない一時止まった時間でした。
白菜と豚肉を重ね合わせて日本酒による蒸し鍋も
美味しかったです。
今年はサービス付き高齢者向け住宅がスタート、
さらに来年の医療・介護保険の同時改正の動きなど
全員がアンテナを貼りつつ、
一歩先の情報提供を行なっている集団です。
来年もまた社会に貢献できる実力を
身に付けていきたいと思います。
福祉のお仕事 新人職員サポートセミナー
の講師で進めさせて頂きました。
13:35~14:35 講話「活き活きと働き続けるために・・・」
14:50~16:30 グループワーク
今回の対象者は転職後3~6ヶ月未満の皆様でした。
高齢者フィールド、障害者フィールドで再スタートを切った
介護、看護、相談員、介護支援専門員、運転手の方々。
身を乗り出して聞いてくださる人もいれば、
大きくうなずく方とさまざまでした。
”自分が主体的に関わる”
意味を理解してもらえたらと思います。
グループワークにおいては
他施設の職員との価値観の共有に大満足の様子でした。
終了後、希望者を対象とした茶話会において、
自分の夢を語る職員の方の表情に力強さを感じました。
大阪の介護付有料老人ホーム。
長い年月をかけ信頼を得ているだけあって、
100床近いお部屋はほぼ満床です。
今回は更なる質の向上を目指したコンサル依頼です。
初日そうそうくつろぎを感じる一場面がありました。
玄関を入ったところにある大きなロビー、
高い天井に合わせた大きな窓から
やさしい光が差し込みます。
ゆったりと座れる大き目のソファーには
くつろぎを求めて入居者が降りてこられます。
ホテルのロビーのようにささやきや笑い声が聞こえ、
自宅のように遠慮なくつろげる空間。
自分の気持ちで共有の空間にもプライベートの空間にも
変化させることが可能です。
入居者の方にとってフロアにあるリビングとの違いは
なんでしょうか?
それはスケールのみならず、
ご自分の部屋からゆっくり移動する時間から
気持ちの入れ替えや心の準備、次の自分に
移っていける生活空間の広がりではないでしょうか。
この施設の特徴だと感じました。
今回のテーマはトラブルのもと「心理的ゲーム」です。
ゲーム分析とは、
会話で表面的にはまことしやかな
一連の交流(相補的交流)が行われてるとします。
しかし一方(プレイヤー)の裏面に
本音のメッセージが隠されている場合、
それを果たそうとするプレイヤーの自我が、
相手を刺激して、ゲームを仕掛けていき、
相手のネガディブな感情を挑発し、
ゆがんだ形でストロークの交換を図ろうとするそうです。
そして結末は、もやもやした感じや悪感情が残ります。
身近でいらっしゃいませんか?
その人と話しをすると、
どうしていつもこんな話の向きになるんだろう?
どうしていつもこんな嫌な気持ちになるんだろう?って。
最初から展開や結論が予測できてしまうほどパターン化
されている人もいます。
例えば夫と妻の心理ゲームを例に挙げます。
夫 洗濯しておいたぞ (仕掛け人)
妻 ありがとう、助かるわ。 (乗せられる人)
夫 沢山あったぞ。
妻 そうでしょう。 (応答)
夫 3回も洗濯を回したんだぞ。
妻 ここ2、3日、忙しくてできなかったの。
夫 部屋も散らかっているし、流しには食器が一杯。
毎日何をしているんだ! (はぐらかし)
妻 家の中の仕事が山ほどあるのよ。あなたこそ何よ!
毎晩、残業って帰りが遅いけど、外でなにしているか
分かったもんじゃないわ。
夫 お前こそいつも家にいないじゃないか。
一体何をしているんだ! (混乱)(本当に言いたいこと)
妻 ちょっと洗濯しただけで偉そうに言わないでよ。
もうしてもらわなくていいわ!
夫 二度とするか。 (結末)
妻 二度といらないわよ。
これは夫婦の会話ですが、
職場の同僚や上司、友人との会話でも同じです。
気がづくと、
やっつけられてしまっていたり、
こちらも興奮して思わぬことを言葉にしてみたりなど。
程度によっては、
嫌な感情→悪感情の継続→破壊的になり
時に殺人などに発展していきます。
できれば相手に巻き込まれずにしたいもの。
ゲームの止め方としては、
①ゲームの存在に気づく、自分が何をしているか理解する。
②時間の経過と、自分のとった役割を振り返る。
③ゲームにのらない自分をつくる。
④自分自身や他人を無視、軽視しない。
⑤程度の重いゲームを軽いゲームに抑える。
⑥結末の悪感情を取り入れない。
⑦最悪の時は逃げる。
私達は職場でも学校でも家庭でも、
自分と合う人ばかりでないことは100も承知。
そして日常会話の多くにこのゲームが展開されています。
それを客観的に理解しつつ、
巻き込まれない自分を持つことが大切だと思いました。
本日はコンサル先の施設に入っていただく
給食業者の方々にお話を聞かせていただきました。
どの会社もポリシーがあり納得感のある内容でした。
選考基準は一つ。
老人ホーム理念の反映にもっとも近いだろうと
思われる会社です。
”思いやりある暮らし”
老人ホームが特別な場所ではなく、
今までの普通の暮らしの延長線上に
老人ホームの生活があると考えると、
食の存在は大きなポジションを占めます。
あ~お腹が空いた!
今日は何だろう?
わっおいしそう!
早く手を洗ってこよう!
こんな日々普通の暮らしを送るための一手段。
毎日毎日の繰り返しだけにとても大切です。
ミキサー食からソフト食への企業努力は
そんな普通のニーズを満たすべく、それを
大切に思われている企業精神だと思います。
食事とは「食べる」からではなく
「食べたい」から始まっているのだと思います。
今回お話を聞かせていただいた3社については
次回開所予定のコンサル先にもご紹介させて戴きました。
ご縁をありがとうございました。
今回のテーマは対人関係のポジション 人生態度でした。
「三つ子の魂百まで」と言われるように、TAの理論も
子供は乳幼児期から3歳~6歳くらいになる間に、
自分という存在が、養育者からどのように扱われたかが
影響してくると捉えています。
自分と他人についての、感じ方、見方、人生の生き方、
対人関係の持ち方についての態度、姿勢を見につけて
いくそうです。
これが”人生の生き方における基本態度”になるそうです。
今回はエゴグラムとOKグラムの回答を比較し、
エゴグラム(その人の行動面や役割があらわれる)
OKグラム(その人の内面、自己意識や概念があらわれる)
両者の違いから、その人の人生に対する基本的構え
を見ていきました。
「人生の生き方の4つの基本的態度」
①自他肯定
②自己否定・他者肯定
③自己肯定・他者否定
④自他否定
私はというと、
他人も自分もすべてOKのシンプルな答えでした。
両者のエゴグラムの形に大きな差がなく
ウラもオモテもないそのままの人ねと先生。
なるほど。
確かに自分で自分を認め信じているし、
他人と接するたびに教えられ感謝している私です。
私が考える人の付き合いの原点です。