昨夜遅く行きつけのBarへ行くと、
「トリスばあちゃんが亡くなられたよ」と聞かされました。
そっかぁ・・・・
大阪の十三で半世紀以上続く老舗Bar「十三トリス」
そこのママで87歳まで現役でカウンターに立ち、
90歳で天寿を全うされたとのことです。
以前にブログに掲載させて頂いた頃が86歳。
http://blog.goo.ne.jp/carestyles/d/20080716
話を聞きながら、さらっと受け答えする会話によって 、
どれだけの酔客が救われたのでしょうか。
10年ほど前から認知症の診断を受けていたとの事ですが、
確かに客と向き合うおばあちゃんに気遣いは無用でした 。
新聞記事を読んでいると、その後地元の特別養護老人ホーム
に入居され、職員の中にもなじみ客が多く、会話はもっぱら
共通話題だったようです。
”地元”というキーワードが、いつまでも”その人らしさ”に
通じるのでしょう。
朝日新聞の朝刊にこれだけ大きく掲載されていることが、
多くのなじみ客の悼みを表しているのだと感じました。
これからも皆さんの心のよりどころです。
ありがとうございました。