価値をつくる

コンサル先のクリニックでは、月1回の研修を実施しています。
第九回目となる今月は、ターゲットに合わせた価値の視点を高めることを意識して構成しました。

介護や医療を提供することを業としている以上、それを安心、安全に提供することは当たり前の範疇で、そこに付随する接遇、適度なスピード、正確性などは標準装備のはずです。

その上で、お得感を感じるコースもあれば、特別感や充実感を感じたいというコースを表現していくにはどうしたら良いのでしょうか?
健診価格も下は8千円前後から上は15万円前後とかなりの差があります。

上限価格帯であるスペシャルドックのリピーターをいかに増やせるかに注力しており、検査項目以外の違いをどれだけ出せるかがポイントになってきます。携わる職員、設備、検査前後を含めた一定時間を活用して、他院にない特徴のある健診体験を提供していきたいところです。
身近な例から我が事へシフトできるように、気持ちと思考を行ったり来たりする研修とさせて頂きました。
ほとんど座る間がなく作業頂きましたが、座って考えるより、動きながら考え動きながら相談することで、いつもと違う会話のはずみ具合が感じられました。

空き缶リサイクル

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とある町内におもむろに立っていた”空き缶回収マシーン”4台。

空き缶を1つ入れると、ルーレットがスタート。

年配の方が、ポコンと空き缶を入れると・・・ルーレット回転・・・・またポコン・・・・ルーレット回転・・・・

なんだろう~と近寄ると、なんとリサイクルマシーン。

A賞、B賞、C賞なんて粋なはからい。

商店街組合と市商工会議所の共同取り組みのようでした。

「空き缶のポイ捨てはやめましょう」なんて言っても、なかなか協力いただけない世の中。

そこに一工夫・・・空き缶を一定の場所まで持ってきて捨ててもらうという”仕組み作り”

一番難しいのは大衆の行動変容をどのように引き出すかです。

自分の家の前にはゴミは捨てないのに、一般道路だと平気で捨ててしまう人々。

町を綺麗にする事、環境を守る事が、自分達子孫への基本的マナーだという事が分かっていない、”我だけ主義者”が一人でもこんな取り組みの意味を理解してくれたら・・・・

究極の目的は、それぞれの”気遣い”を引き出すところなんでしょうね。

そんな私も、マシーンを試してみたいと辺りを見回し空き缶を探してみましたが見つかりませんでした。

空き缶マシーンの効果でしょうか(^^)//

PS:A賞B賞C賞の中身は覚えていませが、次回通過時にチェックしてみます。