実践と研究の両輪

実践研究の始動

日本生命財団の実践的課題研究助成枠で採択され活動がスタートしました。

「高齢者の生きがいを増進する多世代演劇ワークショップの実践研究」のメンバーとして2年間取り組ませて頂きます。

介護現場の関わりを通して感じる事は、多くの事業所が「地域の人から自施設がどのように映っているのかを意識できていないのではないか」ということです。

地域住民にとっては、「介護が必要になったらサービスを提供してくれるところ」「介護の問題で困ったら相談にのってくれるところ」であり、言いかえるとその必要性がない世代にとっては、交流をもつ必要のない存在として認識されているに留まっているのではないでしょうか。

一方介護事業所は、地域包括ケアシステムという「呼び名」だけが広がっていく中、事業所としてどのようにアクションを起こしていけば良いのか分からないといったところでしょう。

一つ言えるのは、介護施設だからと言って、介護の必要な層だけが出入りしている状況では、決して地域に開かれた施設とは言えないということです。
地域には、若い世代の共働き夫婦、子育て世代、シングルマザーなど、一見介護とは縁のない方々も生活しており、目指すべきコミュニティーはそれぞれが支え合える関係性を築くことです。
そのために、自施設をどのように活かしていくのかをデザインしていく必要があり、すべての世代の力を借りたいところです。

今回は「多世代」「演劇」「ワークショップ」に秘めた可能性がおりなすコミュニティー形成が、関係性の構築の大きなヒントになる事を期待して、実践研究に取り組ませて頂きます。

大阪新温泉町会 総会&懇親会

コミュニティーを強くする要因

父の故郷は兵庫県美方郡にある湯村温泉です。

そしてこの会は、関西お住まいの新温泉町出身の皆様が集まる1年に1度の大イベント「同郷会」、今年は6月24日に開催されました。

私は、事務局ボランティアをさせて頂いておりますが、いつもながら、この会の結束力の強さが勉強になります。

というのも、6月18日に大阪北部地震が発生し、会場であった摂津市コミュニティーセンターは震度6の影響で閉鎖。

開催が危ぶまれる中、摂津市の協力もあって、急遽近くの会場に変更。会議室のような作りであるため、殺風景ではありますが、何とか開催する段取りが整いました。

心配されていた参加者の問い合わせは数名にとどまり、当日の会場変更にも役員の皆さんが手分けして案内、テキパキと対応されていました。

私がびっくりしたのは、体調不良等で欠席されたのは4人だけで、63人の方全員が出席してくださった事です。年齢層は50代後半~90代後半の方ですが、80代の方の多い印象です。

この結束力はどこからくるのだろうかと。

仕事柄あらゆるコミュニティー形成に携わる事が多いのですが、ここまで協力的なコミュニティーを作る事はなかなか大変なものです。

おそらく、参加者の皆様にとって、自身のアイデンティティーが強く感じられる共通感が存在するのだと思います。毎年楽しみにされている事が手に取るように分かります。

新温泉町からは町長様はじめ観光協会会長様などが出席され、地元では摂津市長様はじめ環境副大臣のとかしき様など、姉妹都市を盛り上げていこうとする気持ちは皆様同じです。

災害によっていろいろな環境や条件は変化しますが、その分コミュニティーの存在や大切さが、より強く意識できたのかもしれません。

業者選定委員会へ参加

公募型プロポーザル 「平成30年度地域福祉見守り活動事業業務委託」

本日は区役所にて、来年度の地域見守り活動事業の選定委員を実施させていただきました。
孤独死や認知症予防はもとより、要援護者にどのようにリーチし安心、安全な暮らしにつなげていけるか、大阪市内のどの地区にとっても共通の課題です。
本日のプレゼンをお伺いしても、地域包括ケアシステムの足がかりをしっかりと着目されていらっしゃいます。

私事ですが、近隣の高齢女性の方と立ち話をする機会がありました。
彼女いわく、依頼していた訪問介護事業所がサービスに来るのを渋るそうです。
ケアマネの方もレスポンスが悪く困っているのだという話しをされました。
きっとお互いにいろいろとあるのだろうと思いますが・・・
はてさて。
とりあえず私としては、目の前のご近所さんを満足させずして、選定委員などおこがましいなと。
早速、ネットで調べて今夜情報を提供して差し上げようと思いました。
これは専門家としてではなく、近隣住民のコミュニティーの中の私ができることです。
お互いが少し気遣う、そんなインフォーマルな住民意識を高めていきたいものです。

シングルマザーと笑顔

しんぐるまざぁず ふぉーらむ・関西・神戸ウエスト 作り置き料理の会に参加

コンサル先の介護現場でも時間をやりくりし、協働しながら自分らしく働いている方々がいらっしゃいます。そんな彼女たちの話題の延長に出てくるものは、子育てと向き合う自分、働く自分、自分と向き合おうとしている自分です。限られた条件下で仕事をやりくりする工夫、業務の周辺を見通しながらの配慮、入居者や利用者へのおおらかな眼差し、どれをとっても欠かせない存在です。

シングルマザーの方々、入居者や利用者にとってはとても頼りになる存在であり、両者の親和性の高さを感じる一方、シングルマザーの目線からみた職場や組織はどう映っているのでしょうか。働きやすい職場でしょうか。働いてみたい組織でしょうか。

笑顔の裏にある子育てと仕事の両立は並大抵の苦労ではないはずです。働くための条件をクリアした一部の人しか働けていないのが現実ではないでしょうか。本人が介護に興味を持っている、いない以前に、組織として是非活躍してほしいという気概がベースにあるかどうかが重要だと実感します。仲間は自ら作りだすもの、つながりは自ら行動するもの、働きたくなる職場を準備できるのは事業所側の工夫しだいです。事業所とシングルマザーの「幸せ接点」を目指して、シングルマザーの「現実」「声」「希望」を知りたく、機会を作ってはお話を聞かせて頂いています。

今回は、神戸市垂水区で毎月第三金曜日18:00~20:00に開催している料理作りの集まりに参加させて頂きました。
料理のお手伝いをしていると、初めての私の存在が当たり前に受け入れられ、流れるがごとくいつのまにか仲間に入れてもらっている、何とも言えない心地良さからスタート。手はリズム良く料理をしながら、止まらないおしゃべりは、訪れたママが加わる度に話題が広がっていきます。子供たちが合流し今日の遊び仲間の輪ができています。
料理は手軽に作るけど、栄養やバランスを意識する、食べることはとっても大切な事だという事を大前提に、気合を入れるところ、手を抜くところが共通認識されています。要するに一人ではないってこと、繋がりの輪は、自ら抱える問題を解決する上で、気軽に相談できる仲間の重要性を実感できるのです。
職場という組織においても同じ事、制度やシステム改善のみならず、職場の関係性は個人のポテンシャルを開花させる原動力となるのです。

一人のママさんが過去を振り返って話してくれました。「私は働きつつも、自分なりに納得できる子育てができた、だから今子離れが出来ているように思うと。」
自分なりの満足感を見つける・・とても重要なキーワードのように思えました。
職場の介護事業所に感謝されつつ、今は彼女自身が事業所にとって最強の即戦力になっているのです。

夕食が終わって少し経つと子供たちへの読み聞かせが始まりました。優しく温かい声が物語の世界へといざないます。
スマホ世代の彼らですが、お話が始まるとスマホが置かれ、目が射抜くように語りべの表情をとらえています。
やっぱりなと確信、人の声、本物の魅力は子供たちの興味が証明してくれています。

コソ研2017

「コミュニティ」・「地域」・「ソーシャルワーク」

「コミュニティに強い、ソーシャルワーカーを養成する研修2017」を受講しました。

平成29年度赤い羽根福祉基金助成事業の一環として「地域共生社会の創造に向けたコミュニティソーシャルワーカー養成研修の基盤構築事業」です。

社会福祉士、精神保健福祉士の専門をベースに、自らの強みを体系的に構築し、そのポテンシャルを地域で発揮する後押しとなる研修でした。

講義を通じて、納得感と気づきがたくさん頂けた貴重な2日間でした。

日頃より私の視点である、介護事業所そのものが地域におけるコミュニティの役割を果たすべき!が強化された時間でした。

地域に耳を傾け、地域に巻き込んでもらうことで、その土地にあった社会資源に変化し、地域になくてはならない存在になっていくのです。

一歩踏み出して、近隣や商店街を歩けば、大小さまざまな社会資源が存在しています。

そして、お互いの存在がつながっていくことで、また新たな社会資源へと発展していくのです。

介護事業所には「地元をよく見る事から始めてみよう」と呼びかていますが、ここでもソーシャルワーク思考が生きてくるなと感じました。

もう一つの気づきは、事業所内の社会福祉士や精神保健福祉士の存在に注目することです。

今回の有資格者同士のワークショップを通じて、改めて事業所内における彼らの活躍の場が沢山ある事に気づきました。

せんば鎮守の杜芸術祭2017

ヴェルディオペラ「椿姫」

大阪中央区坐摩神社屋外特設ステージで開催された野外コンサートです。

オペラとバレエ、かがり火コンサトートで13年間続けられている地域に根付いた文化だそうです。

神社を舞台に両サイドにかがり火、さらにはステージ横にはグランドピアノが設営されていました。

なんとも幻想的な雰囲気の中、ワインを飲みながらひと時の安らぎをいただいた貴重な時間でした。

船場まつり2017

兵庫県の名湯を直送

毎年開催されるイベント!!

本日は、大阪中央区船場センタービル内の特性会場で、湯村温泉の「癒し」を提供させていただきました。

行きかう人に声をかけて、立ち止り興味を持っていただくのが私の仕事です。

湯村温泉を知ってもらうために、興味が持てる声掛け⇒足湯体験⇒「あ~気持ちい」の一声で即席コミュニティーに程よく溶け込むのです。

久しぶりに丸一日呼び込みをしました。

昨年は売れ残った荒湯たまごが、15時前には完売の大盛況でした。

人を楽しませるって心がないと出来ない事です。

改めて、日々レクリエーションをする職員さんに脱帽です。

マスコットキャラクター 「湯たん」と「船場リリー」 観客の反応をみてキャラクターの奥深さを実感します。

地域交流

いつもありがとうございます

高齢者施設、クリニック、スポーツクラブのメンバーが焼きそばとビールを担当しています!

いつもいつもお世話になっている、地元へいかに恩返しさせて頂けるか!これはとても良いチャンスです。

49年も続く地元の夏祭り、この場に参加させて頂けることがどれだけ貴重なことかをみんなわかっているメンバーばかりです。

とにかく、日頃の感謝を本日は焼きそばやビールにのせて届けたいと思います。

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高瀬川桜まつり

時空郵便局

京都の四条河原町には風情漂う旧小学校の建物があります。

元・立誠小学校、その場に身を置くと時空にタイムスリップしたような不思議な場所です。

4月1日・2日の両日でワークショップを開催させて頂きました。

この場所に訪れた人同士が、時と場所を共有、心の中では過去、現在、未来を共有できるロマンティックなワークショップです。

60畳の和室、周囲の木製の床がきしむ音、窓からさす木漏れ日がお一人おひとりを思いの所まで誘います。

そんな静寂な時間と向き合い見知らぬ誰かに手紙をしたためる。

手紙の中で語り掛けながら今の正直な自分と出会います。

不思議な一期一会にも、やさしい心遣いが散りばめられています。

今ここで共にしたあなたへ送りたい、自分の素直な気持ちがつづられています。

共同ワークショップ

第31回 高瀬川桜まつり

ワークショップデザイナーの仲間とともに、京都のイベントに参加します。

今は使われていない立誠小学校の校舎には、この街のあらゆる文化が集結しています。

本日は、会場準備で2度目の訪問。

3時間の限られた時間の中で、打ち合わせ、買い出し、掃除と微調整が各々の呼吸で上手く進んでいきます。

一つの目的に共感し進む瞬間、誰もが柔らかいボールのようにへこんだり、膨らんだりと自然です。

まさに相互関係の美しさを体感します。

風情ある街並みにたたずみ、地域に愛された古い校舎が時を超えて何かを語りかけてくれる気がします。

4月1日(土)2日(日) 11:00〜16:00

時空郵便局〜こんにちは立誠・不思議な手紙〜 &時空フリーマーケット

第30回高瀬川桜まつり ☆元立誠小学校