定期研修から創りたいものは

変化のフィードバック

今月のクリニックの勉強会は、”ことば” についてのワークショップを実施しました。はや12回目を迎え1年が経過します。

勉強会の起源は、”本来私たちはどうあるべきであろうか” をともに学び感じながら成長していく時間が必要だと感じたからです。

ありがたいことに成績が伸びるということは、顧客から一定の支持を頂いているということです。ではその支持の源というと、設備、サービス内容が良い事はもちろんですが、それを提供している人、いわゆるそこに集う職員がどのような気持ちで仕事に携わっているかが重要です。

最初は業務多忙と参加に後ろ向きだった職員も、回を重ねるごとに ”価値観の共有と創造” の必要性を肌で感じてくれるようになっていきました。

そしてやっと、今月回収の受診者アンケートに「オープンからずっと利用しているが、今年は何かが違うような気がする、一番良かった」というご意見を2件頂きました。それを聞いて一番驚いているのは、当事者である職員の皆さんです。徐々に変化していくマインドセットは、自分達では気づかないのかもしれませんね。

それを見抜くのは、1年に1度ご利用下さる受診者の方なのでしょう。
次に気づかれたのは管理者の方です。「確かに以前と違うと、例えば提案が増えた、笑顔が増えた、会議での理解が進みやすくなった、提案に対する受け入れが良くなった」などなど。

勉強会では、職員同士の対話をメインに学びが深まるよう設計するのですが、ポイントは、テーマはクリニックの中から探すということです。そのためラウンドしヒヤリングすることでテーマが決まってきます。課題となっていること、関心があること、誰も気づかれていないが必要だと感じた事などを取り上げます。

今回は、”ことば” を大切に取り扱うという気持ちが持てたら、さらに関係性が促進するなと思ったからです。結果は受診者の反応に表れてきます。

看護大学講義

3回生のキャリア教育

自身の学生生活を振り返ってみると、3回生の秋は、最も落ち着いていた時期だったかもしれません。

もちろん4年間のどこを切り取っても新しい知識とそれを活用した実習の繰り返しなので多忙と言えば多忙です。

その中でもあえて言うなら、この時期は少しだけやるべき事の先が見えて、それに行動がついていくようになり、わずかばかりですが気持ちに余白が生まれていた時期だったように記憶しています。

4回生まであと半年、実習でも一気に求められる内容が難しくなると同時に進路の選択の準備に入っていきます。それが分かっているだけに3回生のこの段階で、自身の人生を振りかえりながら学生生活3年間の意味づけを行ってもらいました。自分を省みた後に、改めてキャリアデザインを思考頂きました。

「この時期に振り合えれて良かった」「今からやるべき事が見えた」というお声は、私自身も思い当たります。実は昨年までは4回生のみの担当でしたが、出発点を共にじっくりと考える機会を頂けたので来年に向けて連続した流れにしていきたいと思います。

定期勉強会

顧客の目線

本日は、顧客(受診される方)が満足できる目線を共有する研修をさせて頂きました。
一般的に期待・想像されている範囲をゼロ水準だと捉えます。例えば清潔が保たれていて整理整頓されている、雑誌や新聞がある。

これを下回ると人は不愉快に感じます。例えば、朝一番の施設利用なのに洗面台に水滴が残っていて使用感がある、ごみ箱にゴミが入っている。なぜなら、そこには、朝一は清掃されているだろうという期待があるわけです。壁にかかっている絵が歪んでいても違和感。このマイナス水準は早々改善すべき点です。

例えば設備が古くて退色や変形を帯びていても清掃が行き届き、綺麗に保とうとされている事が伝わってくれば不愉快にはなりません。逆に新設で一見高級なのに白い床の一部が汚れたままだとすると違和感。ここに携わる人は、どこを見てるの?何を大切にしてるの?形ばかり?と。

逆もしかりで、バリウムが飲みにくい、注射は痛い、検査はしんどいのが一般的な捉え方ですが(ゼロ水準)、もしも注射が痛くなかった、検査がしんどくなかった、バリウムがおいしかったとなると、これはプラス水準、要するに売りになりえます。

日常化してしまい気づいてない点をどのように気づいていくのか?ということで、本日の研修は現場での視点の持ち方を体感いただきました。
普段と違った目でみると沢山の気づきがでるでる、アイデアを一覧表にして早々実践ベースで使っていきます。

組織開発ラボラトリー

南山大学の第十回組織開発ラボラトリー

6月7日〜9日に下記の研修を受けてきました。
①複雑性に働きかける(不確かな状況でアクションを実行していくために) 2日コース
②コンテナをホストしホールドする 1日コース
講師:クリス.コルガン氏(対話型組織開発の13章の著者)とケイトリン.フロスト氏

本日は改めて教わった複雑性を振り返ってみました。複雑な象限では、文脈が大切であり、それをホールドできるよう自分の境界線にスペースを持っておくという点に思い当たる節が沢山ありました。

そこで再度、ワークで実施した厄介な問題に挑戦してみると、私を阻んでいるシンプルで強固なルールは、自分で確信が持てず自信がないため行動しないと言う事でした。

これは厄介な事で、私の問題は複雑な事象に該当し、そもそも解答がある訳ではなく、そんな事言ってたらいつまでたっても行動に結びつかないなと再自覚しました。よって動くこととし、今年中に失敗を5回は経験してようと思います。

またコンテナの与える影響が絶大である事は理解していましたが、自らも深く体感し確信に変わりました。

早速クライアントから相談があったので、内容に力を加えずに、そっと2人の間に置くイメージで語り会いました。なるほど、少なくても私には、今までとは違う余韻が残っています。

これからも、働きがいを感じる職場作り、入りたくなる老人ホームの実現に向けて、学びをアップデートしていきます。

今回のハーベスト(牧原ゆりえさん・グロス梯愛子さん)通訳(東千恵子さん・福島由美さん)、サポーター永石局信さん、中村和彦先生はじめ事務局の皆様やお世話をしてくださった皆様に感謝します。

大学病院 看護師1年目のキャリア教育

自分をどう見る

学生を終え初めて就職した頃のことを思い出します。
要領がそれほど悪くなかった私でも、最初の3ヵ月はバテバテでした。
見るもの、聞くこと全てが新しい上、限られた自分の知識で実践フィールドに入っていく訳ですから。
「こんなに私出来なかったかな~」「これがずっと続くの?」「先輩すごすぎ」・・・・

この時期、自分に自信を持っている人の方が少なくて当たり前なのではないでしょうか。
自分のマイナス面ばかりがポップアップされ、その渦に巻き込まれ押し流されそうになる。
しかし良く考えてみると、その思考はどこから生まれているのでしょうか?

研修ご担当者様からは、「80人の皆様の反応より、ものごとを多角的にとらえ、考え方を変えてみようという契機に繋がってくれたようです」とのお話でした。
毎回私の中で沸き起こってくるのですが、「応援したい!」この気持ちが高まります。
3年後のキャリア研修でお会いできることを楽しみにしております。

ケアスタ介護研修

対話や協働を促進します

介護・医療現場では、正しい知識や技術の習得と研鑽は欠かせません。

そこで弊社では、定期的に「無料教材 Eラーニング」をアップしております。
この狙いは、知識の習得は必須ですが、自己学習が可能な範囲は無料教材を中心に底上げできる部分だと思っております。
そこで各個人で努力頂きたい点は、自己学習で得た知識を丁寧に現場や対象者と照らし合わせて観察し、知識の定着を促進頂きたいです。

一方ワークショップ要素を取り入れたケアスタ研修「New 学びスタイル」では、知識の応用や思考の発展を目指して集団として成果を出す上でのアプローチに役立てていただきたいと思っております。上記が個人の体力向上と例えるなら、こちらはチームの体力向上とでもいいましょうか。そのためには、職員同士の対話や協働を通じて、あらゆる相互作用の中で学びを促進していくことを狙っており、ワークショップはその手法の一つです。

職員の皆様が多忙な中で集まる以上、対面研修の効果を最大限発揮することを念頭において研修させて頂きます。

価値をつくる

コンサル先のクリニックでは、月1回の研修を実施しています。
第九回目となる今月は、ターゲットに合わせた価値の視点を高めることを意識して構成しました。

介護や医療を提供することを業としている以上、それを安心、安全に提供することは当たり前の範疇で、そこに付随する接遇、適度なスピード、正確性などは標準装備のはずです。

その上で、お得感を感じるコースもあれば、特別感や充実感を感じたいというコースを表現していくにはどうしたら良いのでしょうか?
健診価格も下は8千円前後から上は15万円前後とかなりの差があります。

上限価格帯であるスペシャルドックのリピーターをいかに増やせるかに注力しており、検査項目以外の違いをどれだけ出せるかがポイントになってきます。携わる職員、設備、検査前後を含めた一定時間を活用して、他院にない特徴のある健診体験を提供していきたいところです。
身近な例から我が事へシフトできるように、気持ちと思考を行ったり来たりする研修とさせて頂きました。
ほとんど座る間がなく作業頂きましたが、座って考えるより、動きながら考え動きながら相談することで、いつもと違う会話のはずみ具合が感じられました。

看護大学1回生に向けてのキャリア支援

今年度から、1、3、4回生を担当させて頂けるので、入学直後から4年かけて意識頂きたい大切な点についてお伝えさせて頂きました。

そこで仕事柄コミュニケーション力が重要な職業ですが、そもそもコミュニケーションってなんだろう・・・をしっかりと掘り下げた3時間でした。
言葉でキャッチボールしている間には気づきにくい点を体感で学び、逆にしっかりと聞いてもらうと自分に何が残るのかなども実感頂けたかと思います。
受講後のアンケートの多くは、今から意識したいことが書かれていました。

担当の先生からは、「学生は、楽しんだだけではなく、皆とても有意義な時間を過ごし、これからの学習の強い動機づけになったようです」とコメントを頂きました。
間違いなく、視点を変えると見えるものも違ってきます。
自分磨きの4年間を過ごしていただけたらと思います。

感染症研修

気づき

ワークショップの要素である体験、対話、気づき、フィードバックを随所に忍ばせた研修を実施しました。
感染症対策研修なので、「自ら正しく動ける」が狙いではありますが、それ以外に協働する仕掛けとして、教え合う、責任感が持てる、対話が生まれるようデザインしました。

体感して初めて持つ場面設定の違いや詳細な疑問の数々を分かち合います。
今回は覚えてできるインプットと感じて共有するアウトプットの両者を狙った研修でした。
マニュアルにも事業所の特徴が追記されます。

定期勉強会

ビブリオバトル

毎月の定期勉強会、今月はビブリオバトルを実施しました。
理由は、お互いが本を通じて仕事とは違う一面を共有しあうことで、新たな双方向のコミュニケーションを形成していけたらと思ったからです。

5人3グループで紹介しあい、グループのチャンプ本を決定していきます。
持参する本にはそれぞれ理由があって、それもまた紹介する本を彩ります。

最終3人のチャンプ本をあらためて紹介頂き、皆さんますます真剣に聞かれていました。
「自分が考えた事もないジャンルの本に興味が持てた」「今度本屋に行ってみよう」「以外な同僚の一面がみれた」など、新たな発見のシェアがとても有意義でした。
新しい世界観を覗いて欲しなと思い半年後に「2回目のビブリオバトル」宣言をさせて頂きました(^^)