看護大学講義

3回生のキャリア教育

自身の学生生活を振り返ってみると、3回生の秋は、最も落ち着いていた時期だったかもしれません。

もちろん4年間のどこを切り取っても新しい知識とそれを活用した実習の繰り返しなので多忙と言えば多忙です。

その中でもあえて言うなら、この時期は少しだけやるべき事の先が見えて、それに行動がついていくようになり、わずかばかりですが気持ちに余白が生まれていた時期だったように記憶しています。

4回生まであと半年、実習でも一気に求められる内容が難しくなると同時に進路の選択の準備に入っていきます。それが分かっているだけに3回生のこの段階で、自身の人生を振りかえりながら学生生活3年間の意味づけを行ってもらいました。自分を省みた後に、改めてキャリアデザインを思考頂きました。

「この時期に振り合えれて良かった」「今からやるべき事が見えた」というお声は、私自身も思い当たります。実は昨年までは4回生のみの担当でしたが、出発点を共にじっくりと考える機会を頂けたので来年に向けて連続した流れにしていきたいと思います。

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