福祉のお仕事 新人職員サポートセミナー

社会福祉法人 奈良県社会福祉協議会

奈良県福祉人材センター主催の

新人研修をさせて頂きました。

第一部 セミナー
 
「活き活きと働き続けるために・・・」
 
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第二部 交流会
 
グループワーク、発表、総評

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あっという間の2時間半でした。
 
人材センターを通じて就職された

34事業所の34名の参加です。

経験者、未経験者、

介護職員、相談員、ケアマネジャー、看護師と

職種もさまざまの皆様でした。

アンケートでは好評価を頂きありがとうございました。

何よりうれしかったのは、

セミナー終了後1時間ほど経ってから

駐車場に行くと、

交流会の仲間同士でおしゃべりが続いていたことです。

しっかり知り合いになりました~と笑顔で見送ってくれました。

雑誌寄稿

ナーシングビジネス 5月号

介護人材の養成とキャリアパス

「今後の介護人材養成の在り方について」(報告書)まとまる

平成23年1月に出された報告書の概要をまとめました。

今後さらに実現に向けての具体的な内容が

審議されていくことでしょう。

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先入観は禁物

仕事柄それぞれの職員から

色々な事情や意見が入ってきます。

大切なのは

議論の本質”本来あるべき姿”を

念頭に話の整理に入ることです。

多くの場合、

小さな不安や不満が生まれると、

その理由付けが一人歩きして

いつのまにか

本論からずれたところで議論されています。

冷静な判断が欠け

課題(与えられる主題、果たすべき仕事)が

問題(悩ませる事柄・事象)へと発展します。

”本来あるべき姿”

この本質と照らし合わせて

それぞれの話を聞き、

互いで伝えていなかった盲点を整理すると

シンプルな課題だけが残ります。

もちろんこの課題こそ次の成長の糧です。

検討を再開し本質へと近づけていくべきです。

室内でお花見

今年も見事な桜を拝見しました。

3月のはじめから少しづつ

花を咲かし始め、

「今、満開だね」と私が喜んでいると、

職員から

「残念、1週間前だと枝垂れ桜がありましたよ」と。

すでに、枝垂れ桜の材料は、

カーネーションへと変化していました(^^)。

次は母の日シリーズです。

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「こんな時どうする?高専賃運営上の事例研究」 セミナーを実施

介護事業所のオーナー、管理者の方を

対象に実施させて頂きました。

介護事業が何の為に存在するのか、

この原点に返った場合、

”耳を傾ける行為”の優先順位は?

”ニーズ実現”のための必須要素は?

などなど。

現場運営に携わる視点から

組織構造と役割をお話をさせて頂きました。

聴講者にとっては、

耳の痛い話し、要するに考えるきっかけに

なったと聞いております。

リクエストがあり

5月末に再セミナーの予定が決まりました。

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移動美容室

6年前にコンサルさせて頂いた施設で

使わせて頂いた移動美容室。

ついて来られた管理者の方が

いかに施設の方々、入居者の方々に

「便利だ」「技術がいい」と喜ばれるようになるのか

そんな事を立ち話で語って下さったのを

思い出します。

*美容室の雰囲気を味わってもらいたい

*毛染め、パーマ、洗髪もすべてOk

*場所に制限のある施設にも対応

それに加え、

移動介助を美容スタッフで実施してもらえると・・・

そんな会話をしたのが懐かしいです。

そして今では当時のリクエストが

当たり前のサービスになっています。

今や専用車も数台でフル活動だとか。

行く先々の地域であればいいなと

思うサービスの一つです。

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入社研修

オープン半年が経過する住宅型有料老人ホームです。

数ヶ月前より

新たなフロア要員を募集し

介護職、看護職、言語療法士と

徐々に新しい仲間が増えていました。

1日かけて

法人が大切にしている

理念をベースに伝えていきます。

入社時期は違いますが

皆さんに受講してもらっています。

すでに現場に入っているだけあって、

皆さんの質問も具体的!

質問と回答が繰り返されるたびに

全員がうなずきの反応です。

翌日の現場・・・ ・・・

彼らの姿勢からは

目的を見据えた

新たな責任意識が伝わってきました。

もちろん次の課題は

この「意識の定着化」です。

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オープニング研修

大阪にある住宅型有料老人ホーム

いよいよオープン10日前です。

この施設のオーナーは地元ではなじみの深い

精神科医の先生です。

1年前初めてお会いした時の感想は

「気持ちのゆったりとした先生で、

職員はノビノビと仕事ができるだろうなぁ」と。

そして

湧き出るように語って下さった想いが

そのまま理念と施設名となりました。

今回はオープニングスタッフの方々へ

「介護職員が知りたい医療行為」を

研修させていただきました。

すでに皆さんから感じ取れる団結力の発信元が

オーナーであることは容易に理解できます。

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ウェルカム! なにわ元気アップ会議

テーマ

「さあ、やろう!大阪市がもっと元気になるために」

  ~起業家から見る明日の大阪市~

その他

市政に関する事柄

出席者

・座長 平松市長

・経済局 神田企業支援担当部長

・情報公開室 松尾市民協働担当部長

・企業支援スペース「立志庵」出身の起業家7名

・大阪産業創造館経営相談室主任1名

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平松市長の挨拶からはじまり、

それぞれの企業紹介を行なってからの対談です。

起業支援をテーマに、

自治体の関与がどうあるべきか、

支援のあり方はどう考えるべきか、

大阪の原点とは・・・ ・・・  など


「公の発想」と「民間の発想」の議論や融合

ができる環境こそが大阪の特徴なのでしょう。

大阪が元気になって、日本全国に届けたい。

それが今私達がやるべきことなんだと思います。

それにしても、

平松市長の要点をついた

話の進め方には驚きました。

それぞれの発言内容を聞きながら

さらにその内容に適任だと思われる人に

新たな質問を展開されていかれます。

とても分かり易く話が膨らんでいきました。

市長の

おおらかさと

強さの両面が理解できた2時間でもありました。

強い組織

昨日に引き続き

東北で関わらせて頂いた別の施設の

施設長よりメールを頂きました。

いざという時に

自分達で出きる最大限の行動を

必死でとりながら

対応している様子が伝わってきます。

お久しぶりでございます。

 
震災につきましては、

停電等のライフラインの確保が難しい状況でしたが、

秋田、庄内方面までの燃料の調達、

送迎車にて職員の乗り合い送迎、

食材確保のため近所のスーパーや

産直への問い合わせを行い、


入居者や利用者への

サービス提供の制限はほとんどなく

何とか乗り切れそうです。

 


停電時は職員が家から数台持ってきた

反射型のストーブで暖をとり


ご利用者、職員はラジオに耳を傾けて情報をとり、

近所のお寺さんから
いただいた

ろうそくと送迎車両の電灯で光をとりました。

 

夜勤体制も通常の2名から4名に変更しました。

心配で気が気でない職員が
自発的に参加してくれ、

その行動に感謝です。
 

停電翌日は男職員で

燃料確保班と発電機を探す班に分かれ行動しました。

一日かけてやっと探した故障中の発電機!

それを修理し直ったのは夕方でした。


夜の試運転を終えて

ファンヒーターを準備している際に

停電が復旧した際は、


良かったけど…少し複雑な気持ちでした。

その後、ご利用者家族へ連絡を行い、

お互いにほっとしました。

 

また電気は復旧されましたが、

燃料確保が極めて難しく、

遠方から出勤している職員は、


施設内に寝泊り生活を実施しております。
 

そんな中でも、

いつも通り皆さんに笑顔でいただけるよう

サービス提供には心がけております。

幸いにも震災発生から

体調不良となるご利用者は一人もおりません。

 

非常勤職員の一人には、

被災地出身で両親との連絡が取れない者もいましたが、


そんな時でも一職員として業務を全うする姿に涙がでました。

震災から3日後に無事に連絡がとれております。

本当に良かったです。
 

被災地からの報道が毎日のように続く中、

職員より毎月貯めている福利厚生会費を


全額義援金の形で使ってもらってはどうだろう

という提案があり、全職員から了解を得ました。


これから手配したいと思っております。

・・・ ・・・
                             以 上

         

自分達がこれまで守ってきたものを、

これからも守り続けたい・・・ ・・・

この施設からは、

普段からこんなメッセージが伝わってきてました。

改めて組織力の強さを見せていただきました。