第7回 D-school

本日は「イノベーションとは何か?」がテーマでした。

チーム内でのイノベーションの定義を明確にした後、

それをベースに医療イノベーションに絞り話を進めていきます。

今、私たちが見えているものは、すでに世に存在するものですが、

そこからどんな変化が感じられるか、社会や企業活動への影響を思考します。

一件関係のなさそうな要因の不連続な変化の流れの先に予兆を見つけていくのです。

先生からは、イノベーションの種を見落としているのでは?と指摘されました。

先生が指さす方向は、イノベーションとは言い切れず外した付箋のグループです。

その中に世の中の潮流かも・・・が書かれていました。

なるほど・・・

 

 

組織風土の形成

訪問先では、毎月の入居者の誕生日にケーキでお祝いします。

誕生日の方には小さなホールケーキ、皆さんにはロールケーキが振る舞われます。

そしてここの特徴は、「職員の皆さんも食べて下さいね!」と、

オーナーの配慮にて職員分も含め用意されていることです。

「誕生日を皆で祝って差し上げましょう」というメッセージの裏には、

「いつも頑張ってくれてありがとう!」の職員への感謝も込められています。

ささやかなトークンです。

(トークンとは、感謝や称賛といった見えないものを「見える化」し、

 物自体に心を込めて、相手に届けます)

ギスギスしていない雰囲気が風土そのものです。

訪問中のご家族に切り分けるなど、

職員の気転や配慮がおもてなしとして現れます。

 

第三回 看護師向け研修会

本日は、所属事業所での看護師としてのアイデンティティーの形成について

お話しさせて頂きました。

 

一般に不満を抱える看護師の中には、

病院だと「私達は医師の補助でなく看護を追求したい」と主張する人がいて、

介護事業所では「私達は医療者で介護は介護職の仕事」と主張する人がいます。

いったい彼らの訴える看護とは何にあたるのでしょうか?

 

医療と生活の両面ができる立場だからこそ創造できる世界があるはず。

まさに科学的知識と思考を活用しながら、全人的視点で生活を支えることが

できる存在なのです。

 

訪問医の立場、介護職員の立場だけでは網羅できない部分にこそ、

介護事業所における看護師のアイデンティティーがあるのです。

自身の存在価値を自らで高めていく、そんな思考にノックさせて頂きました。

 

 

知識のリニューアル

コンサル先の次なる事業展開に「訪問看護」が視野に入ってきました。

指定訪問看護ステーションと病院や診療所の訪問看護の違いからスタートし、

介護保険と医療保険での違いや訪問診療のさまざまな点数と仕組みについて

おさらい致しました。

生活を支える介護保険と疾病対応を主とした医療保険との違いがあり、

似たような場面、似たような加算においても条件が違ってきます。

個人的には2重作業をシンプルにし時間と労力の無駄を省くべきだと思います。

ともあれ、しばらくぶりの知識リニューアルには良い機会でした。

第6回 D-school

本日の研修内容は、「未来の変化の予兆を知る」です。

10年後の未来に価値を届けるアイディアを創出する取り組みです。

特に医療をとりまく、今までの常識~変化にフォーカスします。

医療や介護の領域の専門家が書籍を通じて伝えようとしていることを捉え、

さまざまな角度から見つめて理解していきます。

今回は課題図書12冊を、それぞれの担当者が説明し内容を共有しました。

さらに理解を深めたく、時間を見つけては他者の課題図書も読み進めています。

1~5を通読、2が最も難しい内容ですが、未来の変化への理解が進みました。

<課題図書>
1. スマホ、タブレトが変える新IT医療革命
2. 医療イノベーションの本質ー破壊的創造の処方箋
3. 沈みゆく大国アメリカ<逃げ切れ!日本の医療>
4. 人口減少社会という希望 コミュニティ経済の生成と地球倫理
5. 自分を守る患者学ーなぜいま「統合医療」なのか
6. 100歳まで元気!<予測・予防医療のススメ>
7. 死ぬまで健康でいられる5つの習慣
8. インターネット・ゲーム依存症 ネトゲからスマホまで「負け組の麻薬」
9. 妻の病気の9割は夫がつくる<医師が教える「夫源病」の治し方>
10. 認知症になった私が伝えたいこと
11. がん患者
12. 日経サイエンス別冊 別紙201 意識と感覚の脳科学
 日経エレクトロニクス 特集 肌に溶け込むエレクトロニクス

巨大かぼちゃ

職員の畑で実ったそうな・・・とっても大きな”かぼちゃ”です。

しっかり皆さんに見て頂けるよう展示。

ハローウィンには、別の様相になっているのかしら・・・楽しみです。

第二回目 看護師向け研修会

本日は「末梢動脈疾患 PAD」を取り上げました。

第一回目の褥瘡と間違えやすい踵の壊死の原因の一つです。

血流の有無を見誤ると症状はさらに悪化してしまいます。

弾性ストッキング適否も含め、知識のリニューアルです。

 

その後全体会議・・・

引き続き入居者の定期カンファレンスを実施しました。

 

 

第5期第2回 評議員会・理事会

本日は特別養護老人ホームの理事会・評議員会へ出席してきました。

いよいよ来年2月には2棟目が開所します。

収支予算、施設名称、職員採用の進捗など議案は半歩先の将来についてです。

後半には、それを踏まえた今後の方向性についてに話題が集中します。

委員の貴重な意見や助言をいかに活用していけるかがポイントになってきます。

 

寄稿終了

本日は、「真・介護キャリア」という日総研の雑誌の記事に寄稿しました。

隔月刊誌で来年の1・2月号にアップされるボランティアについてです。

地域包括ケアシステムをどのように捉えるかがポイントだと思います。

30人ほどの職員にも協力を得てアンケートを実施しました。

原稿を書き進めながら、あらためて気づかされる点が多々ありました。

 

 

 

 

27年度 特養整備計画ヒヤリング

本日は特養整備計画のヒヤリングに同行。

ユニット運営、地域貢献、社会福祉法人の存在意義などについてやり取りしました。

やはり総合事業や医療依存度の高い入居者対応への注目度が高いなと感じました。

最近の執筆依頼、ご相談もやはり地域包括ケアがキーワードになっています。

先日も吸引研修1、2号と3号の活用方法についてご相談がありました。

それぞれが確実に新たな一歩を踏み出しています。

医療の波を受けとめて、最後に至るまでの地域生活をどのようにデザイン

するのかがクローズアップされ始めています。