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健康に老いる

11月号日総研の専門季刊誌に通所サービスにおけるアウトカム評価について寄稿させて頂きました。その時の情報収集時に出てくるキーワードの一つがフレイル、寝たきりの要因として1度は聞いた事はあろうとは思いますが、果たして皆さんがどこまで理解されているのだろうかと気になりました。

さらに言えば、ロコモティブシンドローム、サルコペニアとの区別など、現場の看護・介護職員に問うてみると、多くが聞いた事はあるという程度です。おそらく理解が進めば大切さが分かり、さらなる興味となり取組みも活発になるのではと思い、今回の動画を作成しました。

制作しながら感じたことは、便利な環境を整えようと福祉用具を提案しますが、一方では生活する上で使っていた筋肉を使わなくなることにも繋がるので導入時期はタイミングを見極める必要があります。

とある介護者の奥様がおっしゃっていたのは、「主人にはまだベッドの手すりは必要ない」と。横に向いて起き上がる、腹筋を使って起き上がることで、筋力の維持や便秘の解消に繋がっているのではないでしょうかと。

提供するばかりではなく、置かれた環境の中で何がどのように作用し効果に繋がっているのかをアセスメントすることも、ロコモティブシンドロームへの対策の一環ですね。

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