学びのかたち
京都の法然院において、京都市立芸術大学学長・理事長・臨床哲学者の鷲田清一先生のお話を伺いました。
学問とは、この時代に役立つ事をやっても意味がなく、将来へ役立つものであるという価値観を頂きました。
学びの意味とは、どこにどう役立つのかは学んだ後にしか分からず、目的がなく行き着く先が見えないからこそ、
想像を超えた結果にたどり着く可能性があるという事です。
到達点が見えるというより、いかに自分が狭いところにいるのかを認識する事ができます。
私達は予想を立てる事はできても、人類や社会がどうなるかは誰にもわかりません。
自分の居場所が知るための「学問」の深さを感じました。