もてなしの心とは
デイサービスのワンシーン。
利用者のお一人が亭主となり、もてなしをして下さいました。
道具もすべて持参、客が心のおもむきに合わせ選べる茶碗の数でした。
デイの利用者はもちろん、飛び込みの見学者の方々までも、
亭主の心遣いが、自然と空間に溶け込ませていきます。
まさに、この日このときの一期一会の出会いだと感じました。
このようにミニマムの環境でも、もてなしの気持ちは十分伝わります。
大切なのは、「かたち」ではなく「こころ」であること、
究極は、日常の「所作」に至るのだと実感しました。
もう一つ大切な事は、職員の気づきと実行力です。
普段から利用者の心の声を意識し、難なく実現させてしまうところに、
彼らの熱意を感じます。
それぞれのワクワク、やる気を駆り立てることの本質を追求しています。