コンサル先のユニットケアのワンシーンです。
お昼時になるとお皿が重なる音や
お鍋の蓋が開いたり閉まったりする音が聞こえてきます。
時々話し声やテレビの音声が混じりまさに”生活音”。
家族と暮らす人にとっては当たり前のこの風景も
一人暮らしには縁遠いシーンです。
思わず「今日の御飯は何?」「手伝おうか?」と
声をかけたくなる・・・これが日常生活です。
入居者の方に言わせると
味噌汁は作る人によって味が違うそうです(^^)
「それも良いもんだよ」とのことでした。
始動後4日目の特別養護老人ホーム。
入居者が15人ほどになると各階のユニットでは
それぞれの”くつろぎ”風景が生まれます。
その為には、
テーブル、椅子、ソファーの配置も重要な要素です。
いかにくつろいでいただける空間が提供できるか
コミュニティーが形成しやすい空間になるのかなど
職員は入居者に合わせて知恵を絞ります。
そしてさらに大切なことは職員と入居者が
分かりあえること、もちろんこれには
長い時間が必要となってきます。
それが大切だとわかっている各々の職員は
すでに共に過ごす時間を自然に取り始めています。
窓に向かって元いた自宅に思いをはせる入居者に
無言で寄り添う職員。
入居者同士のコミュニティーを作ってあげようと
会話を盛り上げる職員。
這いながら移動されていた入居者と一緒に這って
同じ景色やリズムをつかもうとする職員。
目線を合わせる必要性を教えられた職員も
その後は一生懸命に膝をついて会話されていました。
”少しでも早く、少しでも沢山理解したい”
そんな職員の方々の気持ちが伝わってきます。
先日の宮崎に引き続き、本日は名古屋の施設において
居宅介護支援事業所と訪問介護の実地調査です。
開所後まもないだけに早めに受ける指導は
心強いアドバイスです。
また事故報告書が多いのは正直な証拠とお褒めの
言葉を頂きました。
普段の頑張りの成果です。
総評もうなずける内容ばかりで職員の良い経験になりました。
晴天に恵まれた竣工式日和です。
本日を迎えるにあたり職員採用、入居者面談など
多忙極まりない日々を協力体制で乗り越えてきました。
次々とお祝いの花や観葉植物が届きます。
皆さんこの日を心待ちにして下さっていました。
神事、開所式、パーティー、内覧会、職員親睦会。
さすがに開所式では、参加者50人に職員60人以上が
加わると会場が小さく感じます。
理事長の挨拶や来賓者の祝辞から地域に愛される
施設に育っていけるなと確信しました。
またコンサルタントにも感謝状と記念品を下さり
ありがとうございました。
”縁”の文字に”であうよろこび”が読み取れます。
法人の皆様のご配慮に感激いたしました。
最後の親睦会では語る!飲む!の風景が
とても自然に感じました。
皆で終えた一日は、明日に続いていることを意味しています。
これからもよろしくお願い申し上げます。
ご夫婦で入居され早2年が過ぎたころ
お元気だった奥様が先立たれ、
8か月後に旦那様が旅立たれました。
施設開所当初に入居を希望したいと連絡が入り
相談員と自宅に面談に伺わせて頂いたことを
今でも鮮明に覚えています。
夫婦が支え合いながら生活されていましたが、
東北の冬は高齢のお二人にはとても厳しいものでした。
入居後も微笑ましいお二人の生活
施設職員も陰ながらお手伝いさせて頂きました。
入居者にとっても職員にとっても豊かな時間でした。
ご家族も喜ばれ、是非にと施設長に弔辞を依頼されました。
日頃から見ていないと書けない心のこもった内容です。
感心したのは家族から弔辞を依頼されたのは
初めてではないそうです。
施設長が弔辞を依頼されるということは
生前の関わりにご満足頂けた返答なのかもしれません。
出会いをありがとうございました。
ご冥福をお祈り申し上げます。