NPOmamoru2(まもるまもるの会) 

知財創出ワークショップに参加

NPOmamoru2(まもるまもるの会)、患者を守っている医療者を守る取り組みです。
5日間「知財創出ワークショップ」に参加させて頂いてます。毎回驚きの連続です。

開催場所は全て歴史、文化、日本のありように触れる場所ばかり。
第1弾は京都編の有斐斎弘道館(2日間)
第2弾は神戸の北野サッスン邸とKIITO (2日間)
第3弾は大阪の大阪倶楽部(2日間)

そしてどの会場でも、休憩時間の30分を使って参加者の感性にノックする演出がデザインされています。
第1弾は抹茶と会のためだけに作られた和菓子
第2弾は、クラリネット演奏
第3弾は、ピアノ演奏

そして何よりも講師の先生方が豪華すぎます。
第1弾はアイデア創出の方法論をわかりやすく教えてくださった石井力重先生
第2弾は行為のデザインをバクという視点から注力する事を伝授くださったムラタチアキ先生
第3弾はイノベーションを生み出す新たな理論を教えてくださったエフェクチュエーションの吉田満梨先生

歴史・文化×感性×思考の源から何が生まれるかを、ワクワクしながら参加させて頂いてます。そしてなにより、これを支えているのは、参加者の感性を磨くトレーニングです。

本質的な活動は、医療現場の当たり前に見逃されていたワンシーンに足を止めてアイデアを創出し解決していく訳ですが、そのベースになるものは、気づき、いわゆる違和感から始まります。日常のあらゆるシーンを切り取りコメントを入れるトレーニングは、この活動の持続性と発展に繋がるのだと思います。
年内には、それを継続させるシステムが完成するそうです。無いモノを生み出す仕組みがとても興味深いです。

代表理事西垣さん、大浦さん、スタッフの皆様方の活動に目が離せません!

京都も神戸でも我がチームのアイデア、結構良かったなと自画自賛です^_^大阪でも頑張ります!

ODNJ年次大会2019 in Nagoya

きづく・ひらく・こえる

8月24日25日の2日間の組織開発の年次大会に参加してきました。
今回のテーマは多様な実践者による共創ということで、2日間の流れ全体が聴講側という受け身ではなく、当事者として参加するプログラムデザインになっていました。
そのため、たくさんの人との対話を通して気づくことがあり、自分が開けていったのではないかと思います。

自分が行き着いたテーマは「シフトする」でした。
コンサル先でも色々と感じることが多く、我がアプローチを振り返る機会になりました。
早速理事長やオーナー様にもお話し、未来へのアプローチを再提案させて頂いております。

本日もそんな仲間と自主勉強会を開催します。
ひらくを後押ししてくれる良い仲間に感謝します。

無料教材eラーニング

権利擁護と虐待防止について

先日に引き続き、シリーズ2の「高齢者虐待防止法」をアップしました。

12分と少し長めですが、一度は原文に触れておかれることをお勧めします。

自身で作成しながら、いろいろな思いが沸き起こってきます。

その思いを、シリーズ3「不適切ケア」に集約しておりますので来週アップさせて頂きます。

役割と情報伝達

ワークショップを通して

コンサル先、本日は日頃の役割をチェンジして研修にのぞんで頂きました。

スタートと同時に動きだすマネジャー(役)の人もいれば、考えこんでしまうマネジャーもいます。

そんな時メンバーシップはどのように機能しているのでしょうか。

伝達されるのを待つだけの人もいれば、自ら「やるべきとは何でしょうか」と尋ねる人もいます。

そう、今与えられたこの時間に自分の立場でできる事がいろいろあるはずです。

会話やジェスチャーは禁止でやりとりは筆談です。

すると普段は伝わったと思っていたことが伝わっていない場面を体験!コミュニケーションのエッセンスが見てとれます。

・知らない事は自分から聞き、自分が知っている事は他人が必ず知っている訳ではないと感じた。
・「何?」で止まらず、自分から知っていることをしなければならないと思った。
・分からないことに対して、何が分からないか聞いて解決していくことが大切だと思った。
・上司が早い段階で情報伝達してもらうと助かるし、部下も「わからない」という自分について表現して的確な指示を受ける責任があると思った。などなど

立場変われば見えてくる景色も変わってきますね。

記録の研修

シンプルに分かり易く

日々介護記録は書いていますが、さらにバージョンアップした内容が書けるようIT機器導入を機会に取り組んでいます。

いつもの通りに普通に書く⇒ ポイントを意識して書き直す ⇒ 方法を用いて書く ⇒ 同じ場面でも事例の中に登場する対象を変えて書く

ここで大切なのは、他者の記録を見てもらうことです。少しずつ表現の違いが分かります。どう書けば分かり易いのか!

記録の目的
①日々状態が変化する利用者の情報を共有
②情報を残す
③個別介護の継続
④利用者、家族とのコミュニケーションの材料
⑤介護が適切に行えているかの点検と証明

色々な理由がありますが、自分が責任を持って介護に携わる上で、見たくなるような記録をお互い書きあいたいものですね。

無料教材eラーニング YouTube 登録者数1000人達成記念

お役に立てればと始めたこと

現場を見ていると、一生懸命に頑張っているのに上手くいっていないところが沢山あります。
その一つの理由は、正しい知識を持って事に当たっているかどうかです。
職員が遭遇する場面は100人いれば100通りの対応が求められるのですが、相手に合わせた対応が可能かどうかは基礎知識の有無が大いに関係してきます。

一方、現場は忙しく自前の研修にも限界があります。
そこで貴重な研修時間を有意義に進めて頂きたくこの活動を始めることにしました。
時々応援のお声もいただきならが、この8月登録者数が1000人に達しました。
1000人の方には少なからずお役に立てているのではと自己解釈しております(^^)。

これを記念に本日より「高齢者の権利擁護・虐待防止シリーズ」1,2,3を9月初旬にかけてアップしていきます。
必須研修だけにご希望の高かったテーマです。
特にシリーズ3の「不適切ケア」を制作した思いは、「虐待なんてやっていない」という事業所でも是非自社のサービスを見直されてはと思ったからです。職員個人の問題ではなく、組織としての姿勢を捉えなおされるべきところだと考えます。
言いかえると、不適切ケアを見直すということは、サービスの向上に取り組んでいるという事に他なりません。
是非前向きに取り組まれることをお勧めします。
一つでも多くの事業所が良くなっていくことを願います。

ゲシュタルト療法と組織開発

学ぶ場を置き換えてみる

8月10・11日は、百武正嗣先生の「ゲシュタルト療法を組織開発にどう活かすか」を学びに東京へ、12日の本日は知人が京都府宇治市で開催している「注文をまちがえる料理店」に行ってきました。

まさに昨日の学びを分かりやすく体感。認知症の方が活き活き注文をとられるワンシーンワンシーン。さりげないサポーター、やさしいお客さんのまなざし、美味しい料理、素敵なお店、そして注文を頼んでいる私達。

一見構成されているように見えるのは「安心」「安全」な「場」の基礎要素だけ。実際の展開はまさに集う人々に委ねられ、身体的な感覚、感情やこころがダイレクトに生まれキャッチボールされていく。行列、出会い、笑顔、会話、失敗、愛嬌、美味しい、笑い声、談笑。

ふと、思考が導引される要素が限りなく少ない事に気づく。かえってスムーズさを欠いてしまうので誰も思考に寄り道しない。ワークでの戸惑いが嘘のようでこの感覚を覚えておきたい。

店内の無数のコンタクトが飛び交い、「あ!そうなるんだ」「なるほど」「また芽生えた」がクリエィティブに展開されている心地よい時間でした。

イノベーション・キュレーター―塾 2018-2019

私らしいイノベーターを目指して

本日は1年間お世話になったイノベーション・キュレーター塾の卒塾式でした。
10分間のプレゼンテーションでは、同期に刺激をもらいながら自分の目指す未来を作り上げていく過程が頭をよぎりました。

キュレーター塾を通して発見したのは、私のストロングルーツです。
そのストロングルーツを通して、思考の枠を外し、見えていない、気づいていない領域に目を向ける・・・その先に私でなければできない事が見えてくる。いかに普段の思考にとらわれているかを徹底的にブラッシュアップを受けながらマイプロジェクトが明らかになってきます。

普段は思いついたらすぐに行動する私ですが、マイプロジェクトに気づくのに時間をかけることに意識しました。
急がない、焦らない、逃げない。モヤモヤする時間にあえて停滞してみたりと。
すると「やれること」と「やるべきこと」の差に気づかず、やり過ごしてきた自分に気が付きます。
専門の枠を外して俯瞰してみることのむずかしさの向こうに自分のあるべき姿がうっすらと見え始めてきました。
その後は、とにかく実践を行い1年間の成果報告会へ、これから先も自身でのブラッシュアップを続けたいと思っております。
キュレーターとは伴走者、仲間との切磋琢磨もそうですが、やりたいことに気づかせるきっかけ、一歩踏み出すための応援が出来る人になっていこうと思います。

高津玉枝塾長大室悦賀先生、関係者の皆様に感謝申し上げます。

トレーナー・トレーニング

自分を見つめる

7月14日から4泊5日の研修に行ってきました。
南山大学 人間関係研究センターが主催するトレーナー・トレーニングというコースです。
グループ・ファシリテーターとしての態度と働きかけ方を学ぶという内容です。

グループに対して、個人間に対して、個に対して、その場でお互いの影響がどのように進んでいくか、トレーナーはグループのプロセスを進めるための働きかけをしていきます。気持ちを言葉で表現して、それをしっかりと聞いてもらえる中で生まれる安心感を身を持って経験しつつ、トレーナーとしても場に働きかけていきます。

今朝電車の中で思考していたのは、自分自身の心の動きをもう少し丁寧に追ってみようかと思います。
自分でも気づいていない心の置きどころ、習慣に目を向け、本来感じている気持ちを言語化してみることを試みてみようかと。
そんな気持ちでスタートする1日です。

第23回 西日本事例発表研修会

取組みを発表することの大切さ

コンサル先を含めて26グループが発表されていました。
全体として「食事」のテーマが多かったようですが、今年のコンサル先は「リハビリ」で取り組みました。

リハビリ部門を結成し機能訓練指導員、看護師、介護職員の専任職員が他の職員に指導していきます。
退院直後一人で立ち上がることすらできなかった入居者の方の集中した「生活リハビリ」が始まります。
食事、排泄、入浴とあらゆる機会をリハビリという視点でコーディネートしていきます。
最終的には自ら立って動けるまでに回復していきます。

少し話を変えますが、まさに通所リハビリテーションでいう「生活行為向上リハビリテーション実施加算」の対象です。
今回は入居施設での一コマですが、在宅生活でレベルダウンした人が、最初から短期間だと認識した上で訓練を受ける。報酬改定の流れからも、そんな日が当たり前になる日もそう遠くないだろうなと実感しました。

「来年は、今取り組んでいる○○で発表したら?」「そうですね~」などと言いながら会場を後にした1日でした。