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ポジショニングシリーズ


第一回 ポジショニングへの理解
第二回 ポジショニングの必要性

寝たきりの方のベッド上の姿勢を意識された事がありますか。
その方にあった姿勢を整えてあげると、筋緊張がほぐれ、身体がリラックスし、呼吸が楽になります。
ベッド上での食事の姿勢が正しいと、嚥下が良くなり食事も進みます。
逆に正しくない姿勢だと、身体はこわばり硬縮を助長してしまう事にもなるのです。
正しい知識と少しの心遣いで、寝たきりの方の生活が大きく変わるのです。

寝たきりの方の快適な生活を維持する上でも大切なポイントです。
是非現場で取り組んでいただきたく教材を作りました。
第三回、第四回は次回アップ予定です。
介護現場の研修にお役立てください。

組織開発

自分たち・組織を客観視する

本日は組織の中核となる監部の皆様が、現状に目を向け、問題に気づいて、自分たちのありたい姿を合意していただく時間でした。
事前に収集させて頂いた職員各々の運営に対する気持ちをベースに、監部の皆様の思いを4象限のデータ表にまとめさせていただきました。
データを見ることで、自身の心のポジションを再認識し、自分の目指すベクトルが阻むものや足りないものに気づいていくのです。
良くしていくために、何かネックなのか、どうなりたいのか、どのように取り組んでいくのか、まさに本音で語り続ける事で気持ちが高まっていきます。

本日の私は、現場指導のコンサルタントでも講師でもありません。
客観的にデータをフィードバックし、そこから読み取れ組織の出来事を表現しただけです。
ファシリテーターに徹することで、もともとある彼らのポテンシャルが頭を持ち上げます。

アクション計画まで仕上がりました。
いよいよ実践、OJTで支援させて頂きます。

組織風土

お祝い

本日付で産休に入られる技師さんに向けて皆さんが心から喜んでいるワンシーンです。

こういう事を大切にする風土が当然仕事にも好影響を与えます。

心からおめでとう、また帰ってきてねで通じあう相互間です。

老人ホームの昼食

おいしくいただいています

コンサル先の入居者の方におたずねし笑顔で返ってきた言葉です。

それもそのはず、食に力を入れているこの施設では、老人ホームの朝礼に厨房業者の方が参加され、施設長みずから厨房の朝礼に参加するなど、互いを同志と位置づけて忌憚ない意見を交わす関係性を整えています。

特別な食事ではない日頃の昼食メニューです。

第二回マネジメント研修

分かるマネジメントから感じるマネジメントへ

組織のミドルクラスの監部にマネジメント研修を実施させていただきました。

マネジメント理論と実践現場の融合を目的としております。

マネジメントに必要な5つのミッションをベースに数回に分けて深めていきます。

今回は、自分のマネジメント、部下のマネジメント、組織のマネジメントです。

人は、自分が関心を持っているものしか見えていない、見えてなければマネジメントは始まらないのです。
例えば会議でいうと、見える部分は、話されている内容(コンテント)そのものですが、見えない部分は、お互いの間で起こっている気持ちや様子(プロセス)です。
このプロセスを見ようとしている自分もしくは苦手な自分を体感すべく、客観的視点ではなく主観的視点に立ち戻り捉えなおしてもらいました。

マネジメントとは、制度やシステムや業務整理を行うだけでなく、それを機能させ結果へ結びついているところまでが役割範囲です。
機能させるのはそこに関わる人であり、マネジメントはそこで起こっているプロセスがどう動いているかを感じることが求められます。
さまざまな創造性のワークを進め、即興性、即断、ポジショニング(条件下での最大パフォーマンスの出しどころ)を体感いただきます。
普段使わない脳エリアを使って、当事者側から見えない部分を体感します。

その他
*行動分析学におけるアプローチ
*内発的動機づけの振り返り
*多様は人材マネジメント
*コンフリクト
*モチベーション
*チームワーク
*人事考課に必要な思考
*グループダイナミクス
*組織文化

一定条件下での橋づくりワークにおいて「お互いどのくらい力が出し合えたか?」を尋ねると、5人分くらい(実質3人)の力が出せたと満場一致でした。
各人の性格や特徴を上手に使い合えたようで、まさにチームのベクトルが合わさり、お互いの思考がピタと合うことの心地よさを実感されたようです。

シングルマザーと笑顔

しんぐるまざぁず ふぉーらむ・関西・神戸ウエスト 作り置き料理の会に参加

コンサル先の介護現場でも時間をやりくりし、協働しながら自分らしく働いている方々がいらっしゃいます。そんな彼女たちの話題の延長に出てくるものは、子育てと向き合う自分、働く自分、自分と向き合おうとしている自分です。限られた条件下で仕事をやりくりする工夫、業務の周辺を見通しながらの配慮、入居者や利用者へのおおらかな眼差し、どれをとっても欠かせない存在です。

シングルマザーの方々、入居者や利用者にとってはとても頼りになる存在であり、両者の親和性の高さを感じる一方、シングルマザーの目線からみた職場や組織はどう映っているのでしょうか。働きやすい職場でしょうか。働いてみたい組織でしょうか。

笑顔の裏にある子育てと仕事の両立は並大抵の苦労ではないはずです。働くための条件をクリアした一部の人しか働けていないのが現実ではないでしょうか。本人が介護に興味を持っている、いない以前に、組織として是非活躍してほしいという気概がベースにあるかどうかが重要だと実感します。仲間は自ら作りだすもの、つながりは自ら行動するもの、働きたくなる職場を準備できるのは事業所側の工夫しだいです。事業所とシングルマザーの「幸せ接点」を目指して、シングルマザーの「現実」「声」「希望」を知りたく、機会を作ってはお話を聞かせて頂いています。

今回は、神戸市垂水区で毎月第三金曜日18:00~20:00に開催している料理作りの集まりに参加させて頂きました。
料理のお手伝いをしていると、初めての私の存在が当たり前に受け入れられ、流れるがごとくいつのまにか仲間に入れてもらっている、何とも言えない心地良さからスタート。手はリズム良く料理をしながら、止まらないおしゃべりは、訪れたママが加わる度に話題が広がっていきます。子供たちが合流し今日の遊び仲間の輪ができています。
料理は手軽に作るけど、栄養やバランスを意識する、食べることはとっても大切な事だという事を大前提に、気合を入れるところ、手を抜くところが共通認識されています。要するに一人ではないってこと、繋がりの輪は、自ら抱える問題を解決する上で、気軽に相談できる仲間の重要性を実感できるのです。
職場という組織においても同じ事、制度やシステム改善のみならず、職場の関係性は個人のポテンシャルを開花させる原動力となるのです。

一人のママさんが過去を振り返って話してくれました。「私は働きつつも、自分なりに納得できる子育てができた、だから今子離れが出来ているように思うと。」
自分なりの満足感を見つける・・とても重要なキーワードのように思えました。
職場の介護事業所に感謝されつつ、今は彼女自身が事業所にとって最強の即戦力になっているのです。

夕食が終わって少し経つと子供たちへの読み聞かせが始まりました。優しく温かい声が物語の世界へといざないます。
スマホ世代の彼らですが、お話が始まるとスマホが置かれ、目が射抜くように語りべの表情をとらえています。
やっぱりなと確信、人の声、本物の魅力は子供たちの興味が証明してくれています。

組織開発×働き方改革 ~愛知の実践事例から学ぶ~

OD 組織開発

本日はOD Network Japan、ODNJ中部分科会主催、南山大学人間関係研究センター共催のイベントに参加させて頂きました。

始めに中村和彦先生(ODNJ代表理事・南山大学人間関係研修センター長)より、分かりやすく組織開発が紹介された後、豊田通商株式会社と株式会社デンソーの方々の取り組み事例を伺うことができました。

組織開発とは、職場や組織をより機能させていくことを目的にしています。社員自らが現状に気づき、自分たちでよくしていこうと思える関係性が高まり、その取組みは組織が発展し続ける源になるのです。

働き方改革と言えば、仕組みや制度を見直すことで個人の意識や行動を変えようとする取り組みが多いですが、今回は組織開発の考え方をベースに取り組まれた事例をご紹介いただきました。

どちらも共通して、社員の方々の力を信じて、それを一番の支えとして進めていらっしゃるところです。
印象を一言で表すと「社員みんなが動いている!」です。

もちろんそれは、綿密に計画され進められています。
ありたい姿をとことん話し合い、現状とのギャップを認識したら、どうすべきかを共有し実践がスタート。
当事者である社員の心に新たな価値を創造することで継続、発展させていらっしゃいました。
不安、不満、泣き、笑い、感心、興味、意欲、意思、責任、やりがいなどなど、あらゆる思いや感情が彩られ形になり成果になっていく様、まるで組織が大きく深呼吸している印象でした。

グループでの話し合う機会では、多職種の方々との交流もあり大変有意義でした。
介護の現場でも当たり前にしたい、そんな思いで南山大学を後にしました。

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感染症の基礎知識シリーズの小テスト 

感染症の基礎知識シリーズについては、流行時期に入り動画再生数が高くなってきています。
各事業所で少しでもお役立ていただけばと、テスト問題をアップ致しました。
この機会に研修会をかねて学習されることをお勧めします。
新人職員の方はビデオをご覧になってから、経験者の方はビデオをご覧になる前に実施されると記憶に残りやすいと思います。

第1回 感染症とは
第2回 感染経路
第3回 感染症対策の基本
第4回 「手洗い」と「手指消毒」
第5回 「汚物処理の方法」
第6回 「予防着の脱ぎ方」と「消毒方法」

第一回マネジメント研修

組織力を高める

組織のミドルクラスの監部にマネジメント研修を実施させていただきました。

マネジメント理論と実践現場の融合を目的としております。

マネジメントに必要な5つのミッションをベースに数回に分けて深めていきます。

例えば、誰もが知っているPDCAサイクル、正しく出来ていれば問題は起こらないはずです。

しかしどの事業所も、取り組んでいるにも関わらず、導入が上手くいかないもしくは相変わらず問題が解決していないという現象がおこります。

それもそのはず、プランの前に気づきが必要であり、実行の前に調整が必要だからです。

調整一つとっても多面思考が必要な上、さらには言葉以外で伝え合えるコミュニケーションにフォーカスしていく必要があります。

少しでもコミュニケーションのズレを埋めるには、お互いのコンテクストを読みとる事で達成率やスピードが違ってきます。

受講の皆さんのリアクション、間の取り方、ペンの進み具合等から、どのくらい理解できたかを読み取るのもコミュニケーションです。

コソ研2017

「コミュニティ」・「地域」・「ソーシャルワーク」

「コミュニティに強い、ソーシャルワーカーを養成する研修2017」を受講しました。

平成29年度赤い羽根福祉基金助成事業の一環として「地域共生社会の創造に向けたコミュニティソーシャルワーカー養成研修の基盤構築事業」です。

社会福祉士、精神保健福祉士の専門をベースに、自らの強みを体系的に構築し、そのポテンシャルを地域で発揮する後押しとなる研修でした。

講義を通じて、納得感と気づきがたくさん頂けた貴重な2日間でした。

日頃より私の視点である、介護事業所そのものが地域におけるコミュニティの役割を果たすべき!が強化された時間でした。

地域に耳を傾け、地域に巻き込んでもらうことで、その土地にあった社会資源に変化し、地域になくてはならない存在になっていくのです。

一歩踏み出して、近隣や商店街を歩けば、大小さまざまな社会資源が存在しています。

そして、お互いの存在がつながっていくことで、また新たな社会資源へと発展していくのです。

介護事業所には「地元をよく見る事から始めてみよう」と呼びかていますが、ここでもソーシャルワーク思考が生きてくるなと感じました。

もう一つの気づきは、事業所内の社会福祉士や精神保健福祉士の存在に注目することです。

今回の有資格者同士のワークショップを通じて、改めて事業所内における彼らの活躍の場が沢山ある事に気づきました。