実地調査

業務を見直す良い機会

本日は、訪問介護事業所の実地調査でした。
県と市から6名がこられ、あらゆる視点から書類、面談審査がなされました。

特に特定事業所加算要件を満たすためのハードルが高い事は承知しており、尋ねられていること、アドバイスはもっともだと実感いたしました。
何とか認めて頂けたようで、それを受けたサービス提供責任者も、次回はアドバイスを完璧にして、実践を強化していくと意気込んでおりました。

実施調査は、自社の取り組みを整理する、立ち止まるのちとても良い機会の一つです。
やれているつもりで進む中、襟を正せるチャンスです。
責任が可視化されるシステムだと実感します。

南山大学 体験学習ファシリテーション(ベーシック)を受講

体験学習 ファシリテーター

「体験」をすれば「体験学習」になる訳ではなく、学習者が感じたり気づいたり創造に繋がるようにファシリテーションしていく事が重要になってきます。

体験後は、何をどう感じたのか、客観的に自分を見つけたり他者に影響している自分を振り返り、そこでの体験から学んだことを、どんな風に使っていくのかを意識するような学びが体験学習です。

ファリシテーターは、ワークショップを構成する際も、体験中に、学びの狙いがどのように学習者にもたらされるかを検討しデザインしていきます。進行中も今、何が彼らの中で起こりはじめているのかを意識して、時間調整や促しなども大切に扱います。

対話には、コンテント(会話の内容、成果、結果)とプロセス(関係性、心理など見えないもの)があり、例えば何をやったから上手くいったかではなく、自分自身やチームメンバーがどのように感じたりフォローし合う関係性にあったのか、プロセスを深めていきます。

講座では、学習体験と振り返り、ファシリテーションの実践と振り返りを繰り返していきます。自分を知り意識して変えてみる、使ってみるなど、それぞれの中であらゆるプロセスが展開されていた4日間でした。

打ち合わせ

本日は日曜日ですが、あらゆる打ち合わせを集中させました。

そのため、いつものようなチームワーク形成などのプロセス介入ではなく、リアルに業務進捗や効率化に対するアドバイスに徹しました。

9:30~10:30 居宅介護支援事業との合同会議
11:00~12:30 訪問介護の勤務体制の詳細の摺合せ
14:00~15:00 理事長との打ち合わせ
15:30~17:30 9月実地調査の準備確認
18:00~19:00 有料老人ホームの営業打ち合わせ

各担当者が意識してくださっているので、盛りだくさんのミッションが予定どおりに終了しました。

あらたなデイサービスの取り組み

利用者と職員の満足度アップ

口腔ケア、食後何となくやっているようで「本当に出来ているのだろうか?」そんな疑問から始まりました。

一月前のデイ会議では、口内環境が全身状態に及ぼす影響を取りあげ、「私たちに出来る事は何なのか?」について深く議論をしました。

必要性を強く感じたスタッフは、本格的に取り組む事で合意し、口内観察も含めて計画的に行っていく事になりました。

そして対話は「清潔」のみにとどまらず、「綺麗」にするとどうなるかという議論に及びます。

きっと皆さん明るくなよと予想してスタート。

思った以上に利用者との会話や笑う機会が増えたことで、スタッフのモチベーションも右肩上がりです。

無料教材Eラーニングをアップしました

リスクマネジメント事例シリーズ②

思いのほかご活用頂いているリスクマネジメント事例シリーズ、①に引き続き②をアップ致します。皆さんの事業所でも似たような経験があるのではないでしょうか。そんな事例を取り上げてみました。
同時に、前回アップした個人情報保護とプライバシーシリーズの問題と解答もアップしております。

コンサル先の納涼会 

ワークショップの要素をふんだんに

マリオットアソシア名古屋において、コンサル先の医療法人グループと他のグループを併せ150人以上の納涼会が開催されました。

日頃交流が薄いグループ内の事業所、クリニック、会社の職員でテーブルを囲みます。

10人一テーブルの配置は、事業所、役職、男女が上手に交わるように構成されています。ポイントの一つは、各テーブル一つだけ空席の椅子が設けられている事!飲み物片手にどなたでも気軽にテーブル移動が出来る仕掛けです。しかも3時間というゆったりとした時間です。

今年は9つの出し物が準備され、内容の精度が年々アップしております。
バンド演奏、バイオリン、演劇、コント、フラメンコなどなど。
上層クラスも容赦なく素の自分を披露する企画があり、何故か私も??「この人は誰でしょう?」イベントに写真を提供させられました(^^)

ここから生まれる新たな関係、新たな距離感が、次の1年を盛り上げていきます。

ダイアローグの時間

日常業務では到達できない領域

仕組みやシステムなど、組織が機能する上での基本となるベースづくりが一段落すると、次のステージに上がっていきます。

そのステージのメインには、計画的に「対話」という時間を設けております。

丁度今月は、3か所(クリニック、サ高住、老人ホーム)でスタートしましが、初回でしかも最初の「問い」を聞いた表情は、ほぼ困惑気味です。

理由は、考えたことも無かったといったところでしょう。

しかし想定していなかった質問は、自分の枠組みでは答えられないため、改めて思考してみることからスタートします。
そして対話が進むと、相手の思いもよらない発言や話している姿を通して、いつの間にか自分の思い込みが外れてきます。
日常交わしている会話とは違う会話や文脈やニュアンスを敏感に感じ取るのです。

私が心掛けることは、そこで今交わされている会話は何なのか?何を気にかけているのか?に集中し、習慣的な会話・思考、行動とは違う枠組みが生まれるように、対話が促進するよう、新たに「問い」ながら参加を深めていきます。

私の中の新たな「出会い」ともいうべき時間です。
唯一無二を実感します。

今はこんな時期

共有の必要性

次なる訪問日に向けて、毎回詳細なゴール設定をしております。

その材料となるものは、前回の訪問から次回の訪問までの間の、グループウエァ、メール、電話、TV会議などで、オーナーや担当者との密な打ち合わせがあるからです。

今回は、日々増えるショートスティの受け入れカンファレンス、デイサービスの特徴を明確にする打ち合わせをさせて頂きました。

ショートスティは次々に希望される新しいニーズをどのように受け入れる事が出来るのか、デイサービスは、どこにも負けない特徴をどのように生み出すか、それぞれのステージがあります。

同時に現場では、職員の動きや課題を把握し、可能性を探っていきます。そのため、訪問先の入居者や利用者の名前や特徴などは、無理なく覚えてしまいます。いつ、誰に、何を相談されても、職員や入居者や利用者に合わせて指導できる体制を作りあげていきます。

2クール目の勉強会も朝、昼、夕と開催中です。テーマは、プライバシーと個人情報、虐待、認知症です。

無料教材 eラーニングをアップしました

個人情報とプライバシー

時々受ける質問に、個人情報保護法の捉え方が偏っているなと感じることがあります。

確かに現場に携わる人には、改めて条文を読む機会がないまま「こうだよ・・・」というエッセンスのみが伝わっていく傾向があります。

しかし、そのエッセンスが人・時・場所を変えるとどんどん変化していき、時に間違った解釈をしているなと感じることがあります。

そこで今回は、誤解があるとしたらその解消に、また改めて自らの捉え方を振り返ってもらえる機会になればと思い作成いたしました。

是非ご活用ください。

積極的に情報発信

まずはホームページから

コンサル先のクリニックでは、先生の意向で自ら情報発信を希望されたので、ホームページをリニューアルいたしました。

情報発信の前に情報整理を行いながら、業者さんまかせではなく、コンテンツの作り込みにも加わって頂きました。

特徴を生かしたクリニック運営を目指す、在宅診療+健診を打ち出すクリニックもあれば、在宅診療+美容皮膚科などさまざまです。

今回は美容皮膚科にフォーカスした構成に仕上げております。

先生自身でホームページのコンテンツを変更して頂けることを目標にレクチャーを受けて頂きました。

自らコンテンツ更新が出来ると、「あれもやりたい」「これもやりたい」という創造性が出てきます。

進化していく事を期待しております!