定期勉強会

ビブリオバトル

毎月の定期勉強会、今月はビブリオバトルを実施しました。
理由は、お互いが本を通じて仕事とは違う一面を共有しあうことで、新たな双方向のコミュニケーションを形成していけたらと思ったからです。

5人3グループで紹介しあい、グループのチャンプ本を決定していきます。
持参する本にはそれぞれ理由があって、それもまた紹介する本を彩ります。

最終3人のチャンプ本をあらためて紹介頂き、皆さんますます真剣に聞かれていました。
「自分が考えた事もないジャンルの本に興味が持てた」「今度本屋に行ってみよう」「以外な同僚の一面がみれた」など、新たな発見のシェアがとても有意義でした。
新しい世界観を覗いて欲しなと思い半年後に「2回目のビブリオバトル」宣言をさせて頂きました(^^)

看護大学4回生にむけてのキャリア支援

面接は自己表現の場

本日から4回生の新学期。
社会に出るまで残すところ1年です。
ミニレクチャーとワークショップ、180分ギリギリと盛りだくさんの内容でした。

職場や社会が求めている要素を体感頂きつつ、就職試験とどのように連動しているのかをご理解頂きました。
ワークショップを通じた気づきの一部です。
*これまで気づかなかった自分の特性がわかった
*知らない事があり困惑するときは意識化されるチャンスだ
*相手の目を見て話しに耳を傾けると相手の意見や考えが伝わってきやすいと思った
*少数派の意見に耳を傾けることで視野が広がると感じた
*相手に伝える前に自分の考えを明確に持つ

人との対話の中から結論が導き出されるということを体感頂きました。
その基盤となるのは、まさに「自分の意見を持つ」ということです。
そして自分の意見を相手に理解してもらうためには、そのなぜそう思うのかを相手に分かり易く説明する必要があるのです。
要するに自分の意見に含まれる「価値」をいかに説明できるかが問われます。

これは面接試験に通じてきます。
人としての幅や適応力を見極めることが目的である面接試験では、やはり自分の発言に価値を添えて簡潔に説明頂きたいなと思うからです。
この1年は引き続き、基礎看護の学びを深めつつ、自分と他者との関係を意識してみてください。
視野を広げて就職試験にのぞんで頂けたらと思います。

お!号外「令和」

デイサービスのホワイトボードには、話題の号外が貼られています。
利用者の皆さんは、尊敬を持って受け入れたいとのことです。

介護認定審査会委員

大阪市介護認定審査会委員を委嘱頂きました。
平成から令和にわたる任務です。
介護保険制度がどのように時代に変化し適応していけるか、この立場からも関わらせて頂きます。

リスクマネジメント研修

気づきに導く

仕組みやルールに従う、部門に従う、業務工程に従うことは、とても大切なことです。
しかし、そこに関わる人の思考や意思が存在しなければ、イレギュラーなパターンの全てを事細かくマニュアルでカバーすることは不可能です。
リスクマネジメントも同じです。仕組みが生かされる教育に重きをおいています。

まずはリスクがある事に気づくことが大切です。
「危ないかも」「これ危険かも」「やった方がいいかも」と。
これらは考えて生まれるのではなく、感じる事が先行されているはずです。
感じて意識に上ってきます。
そのため、まずは、感じるということを身近な例を通して体感して頂きました。

次にそれにもとづいて行動に移すことを求めます。
「どうせ出来ないから」と、自分の中だけに留めてしまっては何もしていないのと同じです。
「行動を起こす事こそハードルが高いんですよ」と言われそうですが、ここで求める行動はシンプルです。
ただ1つ、自分以外の誰かに話すことです。「私これ危ないと思うんだけどどう思う?」と。
自分以外の誰かに話すことからチームケアがスタートするのです。

ここから先は、仕組みを準備しておけば成立します。
誰かが発言すればルートにのせる仕組み、各々与えられた職務を全うすれば、おのずとリスク対策が出来上がる仕組みです。
さっそく質問が出てきました。そう、この発言こそが行動の第一歩です。

おひなさま

ギリギリセーフでお目見えです。
大切にしたい行事です。

組織診断

課題の本質を見極める

「介護現場を円滑に運用したい」どの事業所も目指しているところです。
その際どうしても陥りがちになるのが、目の前の課題を解決する事だけに終始していませんか.

まずは問題解決は必要ですが、本来はなぜその問題が起こりうるのかという素地を見極めて、根本的な部分に向き合わなければ、いつまでたっても大きな改善が見込めません。
リーダーが交替したから良くなった!・・・果たしてそうでしょうか。
個人は集団に属し、集団は組織に導かれて形成されている、要するに組織システムや関係性に着目しなければ根本的な解決にはたどり着かないということです。

弊社の組織診断の特徴は、いつもの介護現場の中にそのまま溶け込むように加わり、システム、関係性をロジカルかつ感性をフルに活用しながら調査していきます。早番担当の朝の最も忙しい時間帯も遅番担当の就寝介助も、余すことなく丸ごと共有しつつ、対話を通じた的確な質問で現状を把握していくのです。
現場を止めることなく、現場の職員を見守るように、そして息抜きした気分になって頂けるアプローチこそが、本音をお聞かせを頂ける土台です。

12月、2月、3月、4月とご希望を頂いています。
時間の関係上、1度に多くはお受けできませんが、将来に向けた事業所の熱意に精一杯答えていきたいと思っております。

無料教材eラーニングをアップ

事業所の価値!

3月は、高齢者のかだらシリーズ2として、「いつもと違う」に気づく視点という教材をアップしました。

介護現場には、日々さまざまな業務が発生しますが、介護職員はただそれをこなしている訳ではありません。
業務や高齢者の生活場面において、知識、経験、さらには5感を使って、観察いわゆる相手をみています。

その際、チェックシートなどがあって見極めている訳ではありません。
分かり易くいうと「いつもと違う」と感じる違和感が気づきの視点に繋がります。
私はこれを「事業所の価値」だと思っています。

介護職員が挙げてくる情報から、数々のドラマを見てきました。
是非、皆様も気づく視点に磨きをかけて頂きたいと思います。

全体会議

月に1度の全体会議、いつもなら好きな座席に座ってもらうところを、企画の関係で多業種がまんべんなく入り混じるよう、前もって決まったテーブルに着席しスタート。

すると、ショート勉強会で交わされている話し合いのテイストもいつもと違って広がりがあります。
同じ課題を話し合っているのですが、意見が沸き起こる視点がさまざまな事に気づかされます。
そうすると、発言される意見を受けて、また新たな気づきへと繋がっていくのです。

ワークショップでも毎回感じることですが、日頃見続けてきた光景と比較すると良くわかります。
今月は、時期的に落ち着いたことろで、感染症対策を実践した自分達を振り返って頂きました。
この手の研修は、一般的に感染症が流行る前に研修します。

もちろん実施済みですが、さらに今回は、時期的に過ぎ去った直後にやる事で、リアル感を持って受け止めて頂けます。
すでに次期に向けての準備です。

無料教材eラーニングをアップ

知っているようで意外と知らない?!

新人職員にどう説明すれば良いのか?とのご意見を頂き、今回は高齢者のからだシリーズ「高齢者の病気の特徴・バイタルサイン」をアップしました。

バイタルの測定方法だけを教えても片手落ちで、その機序がイメージできるように、そして興味が継続できるように伝える事が大切です。

是非その一助としてご活用ください。