ディの夏祭りも負けておりません!

大阪の知人を見学に招いた日は

調度ディサービスの夏祭り週間でした。

タイミング良くディのイベントを見学してもらいました。

ディは女性スタッフばかりですが、

いざイベントとなると大変身。

知人の感想いわく、

踊り、トーク、企画構成を考えると

完全に職員という枠を越えたエンターテイナーだと。

”心底楽しんでもらいたい”が

全身で伝わってきたと感心していました。

そしてあの団結力は、

おだやかで安心できるリーダーの存在が

大きいとの評価・・・

さらには全体の功績を管理者が認めているからこそ、

職員のやる気に繋がっているのだろうとの分析でした。

確かに私自身教わったことが多いメンバーでした。

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初めての申し送り

6月下旬にご縁を頂いてから1ヶ月半が経過した施設です。

8月からは私が提案させて頂いた新体制がスタート。

そして本日から朝礼、夕礼も開始しました。

全体申し送りの目的は、

他職種間、フロア間、同一敷地内にある2事業所間での

協力体制を強化するばかりでなく、

施設で起こっているすべての事柄が”自分のこと”だと

感じてもらう責任感を全員に持ってもらうためです。

フロア職員同士の申し送りは書面で!

全体申し送りはポイントを押さえて簡潔に!

これからしばらくの課題です。

名鉄メイライフあじま 第6回納涼夏祭り

時の流れは早いもので今年で6回目の夏祭りを迎えます。

初回の夏祭りはヨチヨチ歩きでしたが、

回数を重ねるごとに地域の参加者が増え、

今や2部の地域を交えた部門では

200人以上の来場者を迎えるほどに成長しました。

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なぜなら

当初よりはっきりとしたコンセプトを持って運営してきました。

1、どんなレベルの入居者の方にも楽しんでもらう!

2、地域に貢献、交流する!

3、そして入居者の方には施設の夏祭りと地域の夏祭りを

体感してもらう!

老人ホームに入居されると基本的な日常生活は

ユニット単位で完結していきます。

生活の安心、安全が保障されている場所として誰もが認識、

しかし果たしてこれだけでいいのでしょうか?

入居者の方は満足されているのでしょうか?

開所1年目に向き合った課題でした。

入居者の暮らしという視点で考えた場合、

そこには私たち同様、楽しさがあったり、

思わず選択したくなるような事柄があったり、

自分自身を感じれるシーンの存在が不可欠です。

そう思った時ユニットを超えた社会関係を構築していく

必要性にたどりついたのです。


(セミパブリック単位)

そこで普段から施設の中では、

ユニットを超えた仲間づくり、趣味活動や娯楽など

年間のプログラムを組みつつ、

本人の選択にまかせながら、

社会性の高い活動に参加できる仕組みを作っています。

(パブリック単位)

さらに大きな枠でとらえると、

入居者には、地域で暮らしていることを実感

してもらいたいと思うのです。

その為には入居者と地域住民の接点が必要です。

外出できる入居者ばかりとは限らず、

寝たきりの方であっても、

声が聞こえ、行き交う姿が目に入り、

雰囲気を体感してもらうことに大きな意味があります。

そして本当の意味で、

地域に開かれた施設、地域に貢献できる方法を

考え抜き行きついたのがこの夏祭りです。

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今年のおみこしのテーマはパンダ?!
何故と職員に尋ねたらパンダに会いたいからっと(^^)
これはすべて廃材を活用し作った入居者の方との共同作品。
夜勤の時間帯も頑張ったそうです。

 

1部(ホールイベント) 13:30~14:30

ホーム長挨拶

柳屋三亀司による駒回し・腹話術

スタッフによる催し

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芸人暦6年目に入ります。
入社2ヶ月目の新人も加え3人になりました。
いつも体当たりのパフォーマンスで盛り上げます。

2部(フロアイベント) 15:30~16:00

縁日周りとしてヨーヨー吊り、カキ氷、写真撮影

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3部(地域イベント)  17:20~20:30

ゲーム 

ボウル投げ、スーパーボールすくい、ヨーヨーすくい

お菓子つかみ

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飲食

ポップコーン、カキ氷、飲み物

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イベント

●バルーンアート

●柳屋三亀司による駒回し&子供への駒回し指導

●子供のジャンケン大会

(ディ利用者でもある製作者とジャンケンし下駄をゲットしよう)

●盆踊り

●施設長挨拶

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今回は大阪の知人のコンサルタント2名にも声を

かけボランティアとして参加してもらいました。

同業者として勉強してもらいたく足を運んでもらいました。

本格的な夏祭り構成と職員の一体感に驚かされ、

指示を待つことなく、自らが考え動くスタッフを見て

介護スタッフの成熟度にも感心するばかりだったようです。

さまざまなアイデアもおみやげになったようです。

毎年ですが朝からとても楽しみにしている入居者。

それに答えるために気持ちを込めて主催する職員。

そして入居者と職員で迎える地域の皆様。

トライアングルのバランスがとれた夏祭りです。

時節柄のイベントとはいえ、

ここまで地域と溶け込んでいる夏祭りは

そうそうありません。

関係者一同の努力の賜物です。

夏祭りを楽しんでくれているかどうかの目安!


①職員の家族や親戚の参加が多い事

娘さん、息子さん、旦那様や奥様を招待する職員

を見ていると、誇れる職場なんだと実感します。


②参加するお子さんが多い事

昨年よりお子さんの浴衣姿が驚くほど増えています。

お母さんが家族行事として予定してくれている証。

思わず参加しているお母さんに尋ねてみました!

「昨年とても楽しかったので今年も待ってたんです」

とのお返事をいただきました。

コンサルタントとしての私の関わりは

今年が最後となりますが、

是非引き継ぎ、より発展させていただきたいと思います。

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価値観が広がる見学だったそうです

来年ユニット型特養を開設される

オーナーと施設長のお二人に

大阪まで足を運んでいただきました。

先般ご紹介させていただいた施設です。


http://blog.goo.ne.jp/carestyles/d/20110608

いくつか見学された施設の中で

コンセプトが最も伝わってきた施設だそうです。

気負いなく・・・ 自分達らしく・・・

入居者、職員、地域にとって楽しい施設を

感じ取られたようです。

見学者の間で「本当に良かった」と

後まで語られる要因は間違いなく

ご案内下さる方の姿勢だと思います。

運営の意味づけを分かり易く説明しようと誠実に

対応してくださってこそだと実感しました。

感謝しつつ勉強させて頂いた時間でした。

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オールアバウト担当ガイドがスタート

本日、情報サイト

All Aboutの担当ガイドとして

スタートさせていただきました。


http://allabout.co.jp/gm/gt/1923/

カテゴリーは

「介護・福祉業界で働く、転職する」

を担当させていただきます。

特に介護の世界に初めて関心を持ち

就職を考えている皆様に

役立てる情報がお伝えできればと思います。

聞きたい!知りたい!

と思われる内容があれば

提案頂けたらと思います。

よろしくお願い申し上げます。

シャンソンって大人気

入居されているご家族の紹介で

シャンソンを楽しめたひと時でした。

曲と曲の間にはテンポのよいお話があり!

歌いながらのパフォーマンスがあり!

曲ごとに着替える衣装の演出もお見事でした!

一番驚いたのは、

普段どのようなイベントを開いても

一切参加されない入居者の方が

リズムを取って聴いていらっしゃるではありませんか。

思わす職員に確認してみると

シャンソンには特別な思いがあるそうです。

なるほど・・・

入居者の方を深く知り

訴求ポイントを見つけることが

自主的な行動に結びつくことが実感できます。

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入居者の方に向けての健康セミナー

露が明け、日に日に暑さが厳しくなります。

連日テレビ番組を見ていると、

熱中症!水分補給!室内温度!

などの言葉が聞こえてきます。

施設内とて例外ではありません。

室内温度の確認にラウンドさせて頂くと

予想通り、自立に近い方ほど

やや室温が高い傾向にあります。

さらには1日の水分量も自分で決めていらっしゃいます。

自身の強い意思を持って生活されているため、

職員のアドバイスが伝わらない方もちらほら。

自立に近い方ほど

間接的な健康管理が必要であると実感します。

そこで

入居者自らが水分補給や室温管理が必要だと

思っていただけるよう、その根拠を説明する

健康セミナーを開催したところ

20名近い方がご参加くださいました。

大きくうなずく方もいれば、

「間違ってたのね」と振り返る人もいます。

まるで初めて聴くかのように、

大盛り上がりでした。

しかし時間が経つと、

入居者の方によってはお考えが振り出しに戻ります。

そこで職員には、

「セミナーでも言われてましたね」

と振り返えりの材料に活用するよう伝えると、

「これでずいぶん違うと思います」とのことでした。

自主性を尊重しながらの関わりは一筋縄ではいきません。

ここは、職員の配慮や気配りが支えている施設です。

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方向性に向かって

先月より新たなコンサルティングがスタートです。

すでにオープンし思考錯誤をしながら頑張っている

ユニット型特養と介護付有料老人ホームの

職員の方々と合流しました。

数回の訪問時には

主となる方々と面談し、

やる気と照らし合わせつつ、

今後の課題を明確にしていきます。

第一回目の会議では、

理念を明確にした上での新たな運営体制の発表後、

勤務体制、日常業務内容、重要なポイント、

書類の意味など流れにそった説明をさせて頂きました。

さてこれからが本番、

机上論から実践へと移ります。

方向性を見失わず進んでいきましょう。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

デザイナーで活躍

関係施設での一場面、

入居者のお一人が

「時間が出来たらお部屋までいらして」

と時々声をかけて下さいます。

初めてお部屋に訪問した時を思い出します。

このお部屋の右壁には、

それは素敵な絵画が飾ってあります。

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30代後半で単身アメリカへ移住し

就職した先は、100年の歴史を誇るホールマーク社

グリーティング関連商品をデザイン開発している会社の

デザイナーのお一人でした。

さまざまなチャレンジ体験を聴かせて戴き、

数々手がけられた作品や写真を見せていただきます。

お部屋に置かれているデザイナー専用の机が

ご本人の歴史を代弁しているかのようです。

表面的な関わりでなく、

その方を深く理解する意識こそ、

その方らしさを知る秘訣です。

ご本人の許可を得てご紹介させて戴いた

素敵な女性のライフヒストリーです。

アニマルセラピー

ご家族の中には

面会時に愛犬や愛猫をお連れになり

入居者の方との触れ合う時間を作られます。

かつて一緒に暮らしていた動物だけに

入居者の方の反応はほほえましい限りです。

ここの施設が大切にしているのは

入居者の自然な心の動きです。

”心を揺さぶるイベント”を意識的に取り組んでいます。

そして

現在定期的にアニマルセラピーを実施しています。

今回は2時間以上をかけて

順次交替しながらたっぷりと触れ合っていただく企画です。

寝たきりの方々もリクライニングシートを使ってご対面。

それはそれは楽しみになさっていらっしゃいます。

かわいい仲間は小型犬と親子のモルモット君。

入居者の方々の目じりが下がったかと思うと、

やさしく撫でながら、包むように懐に抱かれます。

海外で見学した老人ホームでは

かつて自宅で暮らしていた猫と入居され、

当たり前のように入居者のベットの上で丸まっていました。

家族と過ごせない現実の中、

入居者本人の歴史を知っているペットこそが

大きな存在であることを

力説されていた施設管理者を思い出します。

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