担当施設の訪問介護部門の売上を確認中。
各入居者の方に、適切にサービスが提供されているのか、
実態と介護度が相応しているのかなど詳細を見てアドバイス
をするので、前向きに捉えてくれます。
これが可能なのは、入居者の変化する日常、1日の過ごし方
や食事、排泄、入浴レベルを把握しているからです。
現場をコンサルティングしている強みです。
4月下旬に大阪と京都2つの看護大学から特別講義の依頼が
あり、その準備を行いました。
一方は、四回生に向けての「キャリア育成」講義
他方は、この4月に入学してきたばかりの1回生に向けた
「コミュニケーション技術」という講義です。
どちらも、考えたり、感じたりする、本来自身の中に存在する
感性に気が付いて頂けるよう取り組んでいきたいと思います。
本日は新人研修に向け最終準備に没頭です。
担当施設では明日新卒7名を迎え2ヵ月間の研修日程が
スタートします。
対象者の履歴書を頭に入れ、個々人の特徴にアプローチ
していきたいと思います。
今回は、その人らしさを引き出すことが成功の鍵だと思います。
本日の医療会議のメインテーマは4月からの診療報酬改定
について。
特に大きく改定された在宅の医学管理料と訪問診療料
についての話し合いです。
医師3名、経営陣、スタッフで今後の対応について
議論しました。
先生の発言で印象深かったのは、
「医師としての使命感が自分達を突き動かす」と言う一言。
良く話を聞いていると、この使命感こそが、入居者の体調変化
を見逃さず、迅速な対応に繋がっているのだと感じました。
普段は業務連絡でのやりとりが多いので、
互いの価値観を共有する良い機会となりました。
研修を導入する際、注意すべきは教育研修がどのような
課題に対して、どのような効果を発揮するのかを検討し、
必要だと判断した場合に導入していくようにしています。
最大のミッションは施設の課題解決。
人材育成の重要性が高いと判断したら研修を選択しますが、
運営システムの問題であれば仕組みを再構築したり、
場面活用が必要な場合はOJT、指標が必要だと判断したら
マニュアル作成のサポート、人事上の対策をとったり、
職員のやる気を引き出すための個人アプローチなど、
多様な手段から最適な方法をいくつか選択し並行して
実施していきます。
また次の事業展開を見据えた幹部育成の視点も重要であり、
常に候補者を発掘する視点を持ち関わっていきます。
弊社における研修とコンサルテーションのあるべき姿とは・・・・
研修とは保有する能力向上をめざし、知識、スキル、価値観
さらには自らが取り組みたいという意欲の源泉を提供する
時間となります。
そして学びをいかに現場で発揮できるかの行動をサポート
するのが運営コンサルティングの部分です。
弊社の特徴は、常に両者の相互作用を意識している点です。
研修プログラムは、現状の課題に合わせ作成し、
現場に関わる場合は、組織がもともと持っている特徴や
風土を維持しつつ、新しい学びを実施に結びつけていきます。
スタッフ一人ひとりの顔が見えている状態です。