施設に一歩踏み入れると
月や季節が分かるほど
イベントや創作レクリエーションが満載です。
手作りの掛け軸・・・・
立派な厚紙で鬼の面が折られています。
大きい紙だけに費用もかかるだろうにと
触ってみると・・・・
古いカレンダー用紙の裏に
銀色を施したお手製の用紙を活用してます。
なるほど・・・・
だんだん全員の創作完了です。
まもなく創作者のお部屋で活躍します(^^)
鬼は外、福は内・・・・
今回は、コラボレーション先の
介護事業所(居宅介護支援事業所と訪問介護)
を通じて模擬実地指導を受けさせていただきました。
普段行なっている作業を点検していただく・・・
そんな気持ちで臨みました。
居宅介護支援事業所では、
沢山の細かい指摘を頂きながら、
なるほどなるほど・・・と納得の3時間でした。
やっているようで、抜けているのが現実です。
「ちゃんとやられているのにもったいない」
と言われながら、
整理の仕方まで教えて頂きました。
次に訪問介護では、
「書類はほぼ揃っていますね」とのお言葉(^^)
その為、訪問記録の内容と実際の計画などの
整合性を確認するのに時間をかけられていました。
もちろんここでも指摘事項はポロポロと。
最終的にこちらからの質問で、
解釈が難しい内容については
自治体に確認して頂くことで終了です。
本来書類作成とは、
実地指導の為ではなく、
介護を円滑に行なう為
”業務に役立つ書類”
でなければいけないはずです。
次の人が読んで活用してもらえるよう
な記録の内容をタイムリーに記入することが
大原則です。
心したいと思います。
昨年末に出された
社会保障審議会介護保険部会
の「介護保険制度の見直しに関する意見」
をベースに定期的に仕事仲間と
話し合いを重ねているので
今後の方向性については理解しておりました。
そんな中受講した白澤政和先生のセミナー
「介護保険制度改正について動向をさぐる」は、
テーマは同じでも視点の違った内容に、
改めて客観的に考える事ができました。
本来のケアマネジメントとは
地域包括支援センターの役割とは
生活支援をどう捉えるか などなど
”介護保険制度”
今後永続的に存続して欲しいからこそ、
「本来の姿はどうあるべきか?」
これを念頭に自分の意見を構築しようと思います。
例えば事故報告書。
事故に対して検討した新たな対策について
当事者のみながず
同じ境遇の方に
同じ不安が発生しないよう
徹底して守る姿勢が必要です。
考える事、定着させることに
労を惜しまない。
昨日より今日、今日より明日の
発展を目指して・・・
書類の一枚一枚の意味を深めていきたいと思います。
入浴の一連動作は声かけから始まります。
在宅訪問をイメージしながら
提供時間内に終了しなければなりません。
個々に合わせた入浴準備、
声をかけるタイミングによっては
お手洗いに寄ってからのスタートです。
熱いお湯を希望される方、
ご機嫌が良い方、悪い方、
衣類にこだわりのある方など
最初の声かけは大切な情報収集です。
その日の気分によっては返ってくる答えも違ってきます。
受け取った情報をもとに、
臨機応変に準備しながら満足感に近づけていく
マニュアルには書かれていない内容です。
時間内で安全かつ快適に終了する・・・・
バランスを欠くとどれかに偏りが生じます。
先読み能力のいるお仕事です。
数ヶ月に一度
遠距離のお子様よりご依頼を受けて
親御様の様子確認に訪問しています。
「明けましておめでとうございます」
の挨拶から始まりお迎え下さいました。
玄関のしめ縄
リビングの正月の花
床の間の飾り
おせち料理
例年と変わりない
お正月の迎え方が可能だという事は
気力も体力も健在だという裏づけです。
「それはそれは忙しかったわよ」
「昔人間だからやならいと気が済まないの」とご本人。
確かにこれだけの段取りを
お一人でなさるとは立派。
昔も今も変わらない大切な習慣を
繰り返すという事は、
人生を振り返り、将来に向けての
自分を実感するのだとか。
老人ホームなどにおいても
季節行事を重んじる意味づけの一つです。