方向性に向かって

先月より新たなコンサルティングがスタートです。

すでにオープンし思考錯誤をしながら頑張っている

ユニット型特養と介護付有料老人ホームの

職員の方々と合流しました。

数回の訪問時には

主となる方々と面談し、

やる気と照らし合わせつつ、

今後の課題を明確にしていきます。

第一回目の会議では、

理念を明確にした上での新たな運営体制の発表後、

勤務体制、日常業務内容、重要なポイント、

書類の意味など流れにそった説明をさせて頂きました。

さてこれからが本番、

机上論から実践へと移ります。

方向性を見失わず進んでいきましょう。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

デザイナーで活躍

関係施設での一場面、

入居者のお一人が

「時間が出来たらお部屋までいらして」

と時々声をかけて下さいます。

初めてお部屋に訪問した時を思い出します。

このお部屋の右壁には、

それは素敵な絵画が飾ってあります。

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30代後半で単身アメリカへ移住し

就職した先は、100年の歴史を誇るホールマーク社

グリーティング関連商品をデザイン開発している会社の

デザイナーのお一人でした。

さまざまなチャレンジ体験を聴かせて戴き、

数々手がけられた作品や写真を見せていただきます。

お部屋に置かれているデザイナー専用の机が

ご本人の歴史を代弁しているかのようです。

表面的な関わりでなく、

その方を深く理解する意識こそ、

その方らしさを知る秘訣です。

ご本人の許可を得てご紹介させて戴いた

素敵な女性のライフヒストリーです。

アニマルセラピー

ご家族の中には

面会時に愛犬や愛猫をお連れになり

入居者の方との触れ合う時間を作られます。

かつて一緒に暮らしていた動物だけに

入居者の方の反応はほほえましい限りです。

ここの施設が大切にしているのは

入居者の自然な心の動きです。

”心を揺さぶるイベント”を意識的に取り組んでいます。

そして

現在定期的にアニマルセラピーを実施しています。

今回は2時間以上をかけて

順次交替しながらたっぷりと触れ合っていただく企画です。

寝たきりの方々もリクライニングシートを使ってご対面。

それはそれは楽しみになさっていらっしゃいます。

かわいい仲間は小型犬と親子のモルモット君。

入居者の方々の目じりが下がったかと思うと、

やさしく撫でながら、包むように懐に抱かれます。

海外で見学した老人ホームでは

かつて自宅で暮らしていた猫と入居され、

当たり前のように入居者のベットの上で丸まっていました。

家族と過ごせない現実の中、

入居者本人の歴史を知っているペットこそが

大きな存在であることを

力説されていた施設管理者を思い出します。

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交流分析セミナー 第1回

所属している産業カウンセラーが

主催する交流分析のセミナーが

スタートしました。

毎月1回の10回シリーズです。

交流分析(TA) Transactional Analysis

TAは心理療法の一つとされ、

人間行動のひとつのまとまった理論とされています。

要するに理論を通して自分を見つめる手法です。


TAの扱う領域は、人間の行動、思考、感情、態度です。
 
私達は、自分の行動のしかた、ものの見方や考え方、

感情の持ち方、反応のしかた、取り組む姿勢、

に気づくことによって

自分の生き方を変えることができると言われています。

そして最終目的は、

個人の自律性(感情、思考、行動に責任がもてる人)

を高めることです。

私の仕事において重要とされている内容の一つが、

現場職員からの相談や定期の面談です。

個人と向き合い、感情、思考、目標の整理をおこなう

ことがとても大切なプロセスです。

今回のセミナーは、
 
私自身の理論立ての機会だと捉えています。

第1回目は自分の現実の自我状態の姿を知る

エゴグラムを実践しました。

”なるほどと思う自分”と”意外な自分”が現れていました。

特別養護老人ホームの見学

本日は大阪にある

社会福祉法人 幸聖福祉会が運営する

特別養護老人ホームを見学させて頂きました。

センター長である乾さんのご案内は

分かりやすく、施設の特徴がとても良く伝わってきました。

普段現場で頑張っている職員の働きを

分かりやすく伝えられる管理者は

現場の現状・成果を正確に捉えている証!

数値と現場が見えているからこその運営工夫が

参考になりました。

また15年が経過した施設にも関わらず、

とても明るい雰囲気が伝わってきます。

開所時から”人が過ごす生活空間”へ

意識を向けてきた結果だということです。

ペイントは美大生とのコラボ作品。

あでやかなカーテンは入居者の投票で決まった

そうです。

単色カーテンも含め数点の中から支持された理由は?

色彩心理に注目、高齢者だからシックな色って答えは

ありませんからね。

すばらしいのは入居者の投票で選ぶ視点です。

使う人、主役は入居者であるということです。

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私のおばあちゃん

五感で感じるのどかな田舎風景

小学校時代の夏休みをまるごと過ごした

日本海の海風が懐かしさを誘います。

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でも私にとって一番やすらげるのは

おばあちゃんの笑顔です。

小学校のころ、

泣いて帰った私に、

「負けて勝て」と励ましてくれたおばあちゃん。

今でもこの言葉を思い出す場面があります。

すると自然に物事を冷静に公平に見れるんです。

こんな教えがMyハートには沢山あります。

そして今もなお、

104歳の小さな体が教えてくれます。

”心”はこうあるべきだよって。

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設計の打ち合わせ

設計の方をはじめ施設関係者とともに

話し合ってきた施設設計。

50項目以上の検討を経ていよいよ大詰めです。

洗濯エリアと入浴エリアは

運営と大きく関わってくる部分だけに、

ユニットケアにそった運営の考え方を

見つめての話し合いとなります。

地域交流センターの存在意義は?

思わず引かれ寄りたくなる空間とは?

文字通り地域の方々に活用されるには?

答えは活用される方々の中にあります。

地域と入居者が主役。

どちらも ”与える” より ”引き出す”

が基本だと思います。

地域との接点

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建設予定地を中心に

公園、駅、神社、近隣商店である

タバコ屋、惣菜屋、化粧品店を

をまわりご挨拶させて頂きました。

長らく地元と共存してきたグループ事業

のおかげで基本的な信頼がベースにある状態です。

とはいえ、

新しく生まれ変わる特養には

期待と同時に不安があるもの当然です。

素朴な疑問や質問に答えながら

まずは地域の声にそのまま耳を傾けて

みようと思います。

相手に理解してもらうには

相手を理解する姿勢から始まります。

          近隣商店街の理事総会に参加させていただきました。
          人数の多さに圧倒、総会内容からも団結力の強さを実感します。
          
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公園で草取り作業をされている80代の女性。

きっかけと50年以上の継続性に脱帽です。

誰の為にではなく、誰かのために・・・ ・・・

「これがボランティアよ」と語る笑顔が印象的でした。

理事会に参加

今月初旬に社会福祉法人の認可がおり

2012年9月に開所予定の特別養護老人ホーム

その第一回理事会と評議委員会に

オブザーバーとして参加させて頂きました。

すでに4月よりコンサルタントとしてのご縁は

スタートしています。

法人役員をはじめ、地域住民の方々・・・ ・・・・

可能な限り関係者との顔の見える関係を

大切にしたいと考えております。

そして理事、監事、評議委員の皆様との

交流を通じて大きな発見がありました。

何かを成し遂げた人の経験

想いを形として作り上げた人の経験

地域を守ってきた人の経験 

医療、福祉、教育、経営、物作りetcを

フィールドとした様々な実体験。

教科書のどこにも書いていない

各人の生きた言葉そのものが

法人の財産だということに。

この財産を現場の特養にもフィードバックしたく

入社研修での講師をお願いしておきました。

日課の散歩

関係施設の一つ

開所当初から毎日続けている

朝の散歩タイムは

入居者の人気の時間です。

風にあたると気持ちがいいわ

外の様子を見るのが楽しみ

何とかボチボチ歩けるのよ・・・と。

大切なのは入居者の気持ちを

裏切らないこと。

忙しくなると削られがちな目立たない行事。

ここでは

職員一同大切な行事だと位置づけています。

何故って? 理念そのものだからです。

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