設計段階で大切なのが設備の選定です。
コストを見据えつつ、
いかに方針にそった福祉用具が
導入できるかがポイントです。
入居者側にとっての安心感や使用感
介護者側にとっての安全性、効率性など。
運営がスタートしたら現場に大きな影響を
与える部分だけに慎重に選定すべき部分です。
本日はコンサル先の施設に入っていただく
給食業者の方々にお話を聞かせていただきました。
どの会社もポリシーがあり納得感のある内容でした。
選考基準は一つ。
老人ホーム理念の反映にもっとも近いだろうと
思われる会社です。
”思いやりある暮らし”
老人ホームが特別な場所ではなく、
今までの普通の暮らしの延長線上に
老人ホームの生活があると考えると、
食の存在は大きなポジションを占めます。
あ~お腹が空いた!
今日は何だろう?
わっおいしそう!
早く手を洗ってこよう!
こんな日々普通の暮らしを送るための一手段。
毎日毎日の繰り返しだけにとても大切です。
ミキサー食からソフト食への企業努力は
そんな普通のニーズを満たすべく、それを
大切に思われている企業精神だと思います。
食事とは「食べる」からではなく
「食べたい」から始まっているのだと思います。
今回お話を聞かせていただいた3社については
次回開所予定のコンサル先にもご紹介させて戴きました。
ご縁をありがとうございました。
今回のテーマは対人関係のポジション 人生態度でした。
「三つ子の魂百まで」と言われるように、TAの理論も
子供は乳幼児期から3歳~6歳くらいになる間に、
自分という存在が、養育者からどのように扱われたかが
影響してくると捉えています。
自分と他人についての、感じ方、見方、人生の生き方、
対人関係の持ち方についての態度、姿勢を見につけて
いくそうです。
これが”人生の生き方における基本態度”になるそうです。
今回はエゴグラムとOKグラムの回答を比較し、
エゴグラム(その人の行動面や役割があらわれる)
OKグラム(その人の内面、自己意識や概念があらわれる)
両者の違いから、その人の人生に対する基本的構え
を見ていきました。
「人生の生き方の4つの基本的態度」
①自他肯定
②自己否定・他者肯定
③自己肯定・他者否定
④自他否定
私はというと、
他人も自分もすべてOKのシンプルな答えでした。
両者のエゴグラムの形に大きな差がなく
ウラもオモテもないそのままの人ねと先生。
なるほど。
確かに自分で自分を認め信じているし、
他人と接するたびに教えられ感謝している私です。
私が考える人の付き合いの原点です。
ブレインジムは、運動を通した全脳活性化プログラム
だそうです。動きを通じて神経を刺激し脳の活性に
つながっていきます。眠っていた神経を刺激したり、
新しい神経としてつながったり・・・ ・・・
学習障がいの補助的な教育から始まり、アメリカから
世界に広がりを見せています。
今回はコンサルティングをしている施設に関わって
頂きました。
高齢者に失われつつある動き、反応、笑顔、
そしてその人らしさを取り戻してもらえたらと。
座って出来るいくつかのメニューを通じて
入居者の方々は大盛り上がりでした。
・両手でイラストを描いたり
・水を飲んだり
・鎖骨とおへそに刺激を与えたり
・耳の運動をしたり
・左手と右膝、右手と左膝のクロスな動きをとったりと
行動一つひとつに意味があります。
企画している体操の時間を根拠に基づき
すすめることができるとあって
職員の意気込みも違ってきます。
介護職員は単に生活のサポート役ではありません。
前提を疑い可能性を見出す先導者、その人らしさを
取り戻すためのパートナーです。
今回ご縁を頂いたのは、
ブレインジムの効果を少しでも共有してもらいたいと
全国を飛びまわられている灰谷孝先生です。
やさしいお人柄からしっかりとした信念が伝わって
くる方です。
本日は来年開所予定の施設関係者の皆様へ
一日講義をさせていただきました。
住宅型の運営は全体は一つであっても
事業所別に頭を切り替える作業が必要です。
大阪出張お疲れ様でした。
内容
1、介護保険のしくみ、認定、施設種類、包括と出来高報酬
2、在宅と住宅型ケアプランとの比較
3、住宅型ケアプラン要介護1~5イメージとその意味
4、保険外の管理費、自費、(上乗せ、横だし)の考え方
5、老人ホーム(&訪問介護事業所)の人員バランス
6、住宅型と介護型有料老人ホームの勤務の違いついて
7、運営上注意点、起こりやすいトラブル
8、入居者層の検討、各フロアの特徴出し
9、居宅介護支援事業所のあり方
10、施設長の役割
11、開所までの事前準備について
本日はコラボレーション先の総括マネジャーと
訪問記録の記入から実績入力までの
一連の動作がいかにスムーズにいくかを
検証しました。
誰もが関わる作業だけに、
混乱なく、ミスなく進める手順の統一が
必要だと感じたからです。
実際やってみるとなるほどと・・・・
課題が見えてきます。
月単位で必要な時間数が割り出されます。
必要物品を買い煩雑さを防止した上で
新しい方法を導入していきます。