本日は管理者の方々に向けてのセミナーを
実施いたしました。
毎月テーマを変えて実施しているので、
毎月熱心に通ってこられる方もちらほら。
今回のテーマは”施設長の資質”です。
色々お話した2時間でしたが
前向きに取り組んでいる職員の努力には
気配りが必要です。
職員がいるからこそ現場が守られている
その点を忘れずに
管理者側の感謝の気持ちも伝えてあげてください。
本日で震災から1年が経過します。
今日は1日中自宅にこもり
震災に関するテレビを観ると決めていました。
何度も繰り返す映像と消えることのない事実
大切な人を亡くされた方々の心の叫び
復興に向けての助け合いなど。
私も込み上げてくる感情を確認しつつ
”自分”を振り返る1日でした。
”事実”に目を向け”時”を大切にする必要性を痛感し、
私に出来る事を考え行動していきます。
お客様の同行で海外視察に行っており不在にしておりました。
しばらくぶりのメールとなります。
今回は奈良県社会福祉協議会主催のセミナーを
させていただきました。
タイトルは「人」を育てる組織をつくる
~福祉・介護分野における「人材定着」のための着眼点~
参加対象者は事業所の経営者や人事・採用担当者
40~50名の方々でした。
そこで今回はマネージメントをされる方々が
大切にして頂きたいポイントをお話しさせて頂きました。
職員採用もさることながら職員の定着促進こそ
力を入れないといけないところだと思います。
退職理由には大きく2種類あります。
家庭の事情など本人の意に反して退職せざる
えない人もいれば、施設から気持ちが離れて
退職していく人もいます。
施設なりに頑張っているにも関わらず、
気持ちを一つに歩めなかった理由は
何だったのでしょうか?
そこに気が付けば職員の顔が良く見えてきます。
後半の実施報告では前向きな活動が参考になりました。
①福祉・介護人材定着支援事業の取り組みと
福祉職員の課別相談を通じて見えてきたもの
奈良県社会福祉士会 副会長 片山美惠子氏
②福祉施設における人材定着へ向けた取り組みについて
特別養護老人ホーム 万葉苑 山田氏・中村氏
今回で3年目となる最上地域雇用創造推進事業
(人材育成メニュー)
「介護の魅力」をお話しさせていただきました。
自立、回復だけに捉われることなく、
本来の介護職にしか出来ない関りこそが魅力の要素、
そんなお話しをさせていただきました。
前日には新聞に折込チラシを入れただけあって、
今回は一般のお客様の参加が多く、
参加者の傾向に変化があることを実感します。
それにしても一部の参加予定者を阻むほどの雪深さでした。
私はというと飛行機で1時間、新幹線で30分遅れで
到着しましたが、もちろんこれも想定内です。
まずは「地元を知ること」!
入居者の皆様からの教えで慌てることはありません。
この事業は、
雇用率が評価され新聞にも掲載されたそうです。
そして
引き続き4年目も計画を膨らませていかれるとの事、
発展が楽しみです。
元コンサル施設の施設長、看護主任、介護スタッフの皆様。
1年ぶりに訪れたコンサル先の施設です。
時が経ち心地の良い生活空間を感じます。
忙しい中でも”大切にしたい”と決めた骨子の部分を
しっかりと引き継いでくれています。
職員の笑顔、間の取り方、環境の作り方など
あらゆる場面で感じ取ることができます。
それぞれのコミュニティーエリアが生まれています
事務所によってさりげない日常会話が弾みます
脱衣室、見えない場所も整理整頓されています
当時懸念されてい高価格をよそに現在待機待ちが
出るほどの盛況ぶりです。
そのため、今年の夏には2棟目の建設に着工します。
”住み替え”をテーマに役割を変えた施設を検討中です。
窓辺に座り、外の景色を眺めている高木さん。
高木さんの特等席だそうです。
もちろん私の事は覚えていらっしゃいません。
私が「高木さんのダンスは素敵でしたね」と声をかけると、
ダンス姿の自分を知ってくれていることが嬉しいと、
とても喜んでくださいました。
↓ 2010年2月11日(2年前)のダンス風景
http://blog.goo.ne.jp/carestyles/d/20100211
そして高木さんは「では久しぶりに踊りましょう」
と言うと同時に杖を置いて私の手を取り立ち上がります。
高木さんの中でスパークが起こった瞬間です。
「自立が大切だから歩きましょう」ではなく、
思わず動きたくなるような、入居者に”感じてもらう”
関りこそが介護の醍醐味、
ここはそれを大切にしよとしている施設です。
ワン~
ツー~
スリー~
とボックスステップは健在です。