震災後1年

本日で震災から1年が経過します。

今日は1日中自宅にこもり

震災に関するテレビを観ると決めていました。

何度も繰り返す映像と消えることのない事実

大切な人を亡くされた方々の心の叫び

復興に向けての助け合いなど。

私も込み上げてくる感情を確認しつつ

”自分”を振り返る1日でした。

”事実”に目を向け”時”を大切にする必要性を痛感し、

私に出来る事を考え行動していきます。

コンサル先の一場面

宮崎は一足先に春を感じる気候でした。

大きな窓に向かい一人無言で座っている入居者の方。

差し込む光が少しずつ足元から広がってきます。

先月初めて会話させて頂いた方で、

昔は漁師をされていたとのこと、

荒海に真正面から向き合ってこられたとのことです。

私の顔を見て無言でニッコリし、また外に目を向けます。

何かを感じ思っていらっしゃるようです。

そんな本音を思わず語りたくなるような”職員”が

生まれることを目標にして関わっていきます。

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ご入居者の目線の景色

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お雛様

色とりどりのフラワーを飾ってのお雛様。

大好きなおばあちゃんへ

良く歌ってくれた「うれしいひなまつり」の歌を送ります。

作ってくれた数々の思い出は、

いつでも引き出せるタイムカプセル”宝物”です。

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平成23年度「人材定着支援セミナー」実施

お客様の同行で海外視察に行っており不在にしておりました。

しばらくぶりのメールとなります。

今回は奈良県社会福祉協議会主催のセミナーを

させていただきました。

タイトルは「人」を育てる組織をつくる

~福祉・介護分野における「人材定着」のための着眼点~

参加対象者は事業所の経営者や人事・採用担当者

40~50名の方々でした。

そこで今回はマネージメントをされる方々が

大切にして頂きたいポイントをお話しさせて頂きました。

職員採用もさることながら職員の定着促進こそ

力を入れないといけないところだと思います。

退職理由には大きく2種類あります。

家庭の事情など本人の意に反して退職せざる

えない人もいれば、施設から気持ちが離れて

退職していく人もいます。

施設なりに頑張っているにも関わらず、

気持ちを一つに歩めなかった理由は

何だったのでしょうか?

そこに気が付けば職員の顔が良く見えてきます。

後半の実施報告では前向きな活動が参考になりました。

①福祉・介護人材定着支援事業の取り組みと

福祉職員の課別相談を通じて見えてきたもの

奈良県社会福祉士会 副会長 片山美惠子氏

②福祉施設における人材定着へ向けた取り組みについて

特別養護老人ホーム 万葉苑 山田氏・中村氏

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最上地域介護フェスタ2012

今回で3年目となる最上地域雇用創造推進事業

(人材育成メニュー)

「介護の魅力」をお話しさせていただきました。

自立、回復だけに捉われることなく、

本来の介護職にしか出来ない関りこそが魅力の要素、

そんなお話しをさせていただきました。

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前日には新聞に折込チラシを入れただけあって、

今回は一般のお客様の参加が多く、

参加者の傾向に変化があることを実感します。

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それにしても一部の参加予定者を阻むほどの雪深さでした。

私はというと飛行機で1時間、新幹線で30分遅れで

到着しましたが、もちろんこれも想定内です。

まずは「地元を知ること」!

入居者の皆様からの教えで慌てることはありません。

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この事業は、

雇用率が評価され新聞にも掲載されたそうです。

そして

引き続き4年目も計画を膨らませていかれるとの事、

発展が楽しみです。

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元コンサル施設の施設長、看護主任、介護スタッフの皆様。


お久しぶりです

1年ぶりに訪れたコンサル先の施設です。

時が経ち心地の良い生活空間を感じます。

忙しい中でも”大切にしたい”と決めた骨子の部分を

しっかりと引き継いでくれています。

職員の笑顔、間の取り方、環境の作り方など

あらゆる場面で感じ取ることができます。

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それぞれのコミュニティーエリアが生まれています

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事務所によってさりげない日常会話が弾みます

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脱衣室、見えない場所も整理整頓されています

当時懸念されてい高価格をよそに現在待機待ちが

出るほどの盛況ぶりです。

そのため、今年の夏には2棟目の建設に着工します。

”住み替え”をテーマに役割を変えた施設を検討中です。

窓辺に座り、外の景色を眺めている高木さん。

高木さんの特等席だそうです。

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もちろん私の事は覚えていらっしゃいません。

私が「高木さんのダンスは素敵でしたね」と声をかけると、

ダンス姿の自分を知ってくれていることが嬉しいと、

とても喜んでくださいました。

↓ 2010年2月11日(2年前)のダンス風景
http://blog.goo.ne.jp/carestyles/d/20100211

そして高木さんは「では久しぶりに踊りましょう」

と言うと同時に杖を置いて私の手を取り立ち上がります。

高木さんの中でスパークが起こった瞬間です。

「自立が大切だから歩きましょう」ではなく、

思わず動きたくなるような、入居者に”感じてもらう”

関りこそが介護の醍醐味、

ここはそれを大切にしよとしている施設です。

ワン~

ツー~

スリー~

とボックスステップは健在です。

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交流分析セミナー 第9回

今回は自己への気づき~人生脚本~を学びました。

脚本とは、子供時代に親の影響を受けて発達し、

現在も進行中のプログラムをいい、個人の人生の

大切な局面で、どう行動すべきかを決定してしまうほど

強力なものです。

これを知ることで、これまでは運命と諦めていた

人生計画を、自らの統制に切りかえることが可能になります。

今回は脚本のもとになる禁止令を学びました。

これは親が発した言葉やメッセージを、

子供は違った意味で解釈しそれが残り続け、

成人になっても行動に影響しているのです。

①行動をしてはいけない

計画はするが結局実行しないで終わる禁止令。

親が子供の冒険的な行動をすべて禁止する場合。

例えば小さいころ「水は危ない」と言われ続けると、

駄目なんだと思い込み泳ぐことができない。

②生きてはいけない(存在するな)

自殺、事故死などに関係する禁止令。

子供時代に体験したあからさまな虐待や存在無視、

または、家族の不幸の原因がまるで子供(本人)に

あるよう感じさせてしまう親の言動が影響。

無意識に命を大切にしない生活を送ってしまう。

③愛してはいけない

日頃から愛情表現がほどんどない家庭、離婚、事故、

病気などで幼児期に親を失うという体験をした人が

受けやすい禁止令。誰も信じない人になったりする。

④重要な人物になってはいけない

「子供は黙ってなさい」など自己実現のチャンスを

失い育つことで、言いたいことが言えない人、

重要な人物になってはいけないと思い込んでしまう。

⑤生活を楽しんではいけない

真面目すぎて人生を楽しめない人の中に生きている禁止令。

長男や長女など弟や妹の面倒を見て育った場合、

楽しんではいけない、人の世話をしないといけないと

思い込んでしまう。

⑥成長してはいけない

⑦成功してはいけいない

⑧女(男)であってはならない

⑨健康であってはいけない

⑩みんなの仲間入りをしてはいけない

⑪考えてはいけない

⑫自然な感情を体験してはいけない

などがあります。

次に自分をかりたてる5つのドライバーについて学びました。

①完全であれ・・完全でないと罪悪感を持つ

②もっと努力せよ・・結果の言い訳をすることが多い

③他人を喜ばせよ・・自分を素直に表現できない

④急げ・・物事に十分時間をかけられない

⑤強くあれ・・感情を閉じ込めようとする

ワークでは

人生脚本を駆り立てるドライバー・チェックリストを実施し自分

の傾向を理解しました。

私の場合は全体的に点数が低い中、あえて言えば

③④の傾向でした。

次にこれらのドライバーが家族や職場の人々に

与えている影響、自分へのストレス、繰り返すと

どうなるかを客観的に考え、最後に解決する

考え方や言葉を導いていきます。

例えば

①の完全主義の人は、失敗することを恐れ、

完璧にしようと準備怠り無く進めていきます。

また出来ていない人を見ると気になり、余分な

”一言”を発してしまい人間関係もギクシャクしてきます。

自分自身も失敗しそうになると、混乱し立て直しが

出来ずパニックになりやすく、思いつめたり孤立したり。

こんな方の回避方法の一例としては

「失敗してもいい」「何とかなる」と思える自分の

発見だそです。


私はというと、③④の傾向が相手に無い場合は、

相手を分析したり、相手そのものに歩調を合わせ、

自分との違いを理解し、逆にそれも学んでみようと

受け止め楽しんでいます。

もちろん日々色々なことはありますが、

私の魔法の言葉は「まぁ死ぬ訳じゃないし~」です(^^)

しかし④といえば懐かしい思い出があります。

看護師時代「あんた歩くの早いで追いつけんわ~」

と同行しているはずの患者さんが追っかけてこられた

ことがあります。完全に別の事を考え同行している事を

忘れてしまっていたシーンです。

今でこそありませんが、今でも意識している部分です。

自分の傾向を振り返り、意識しコントロールすることが

大切だと思います。

現場でイメージ

居室フロアを確認させていただきました。

今はスケルトンの状態ですがスペースが体感できます。

目を閉じてイメージすると入居者や職員の笑顔が

浮かびます。

ひそかな私なりの成功祈願です。

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生活に必要な福祉用具 

入居者の方にとって大切な生活用品といえば

ベットや車椅子です。

床から低いベットは転倒した際の衝撃を避けるために

開発されたもので、床から20センチ、23センチ、25センチ

タイプとさまざまです。

電動を使えば背中や足のポジションも細やかに変化します。

電動の動きの滑らかさまで確認されるオーナー、

この現場への興味こそが職員を理解する上での

大切な視点に繋がります。

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施設建設中

5月開所予定の施設が着々と建設されています。

同じく一緒に働く職員の方々の採用試験がスタートしました。

まもなく一生懸命に関わってくださっている

建設関係者の皆様から建物を引き継いでスタートです。


理念に共感できる方を大募集!!です。

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