本日の研修は「医療依存度の高い方への介護」について
お話しさせて頂きました。
ここはサービス付き高齢者向け住宅ですが、訪問看護と
タイアップしているため、バルーン、在宅酸素、胃瘻、ストマ
の方々を受け入れています。
そのため、介護職員から具体的な質問内容が出てきました。
皆さん、日々いろいろと感じ試行錯誤しながら頑張って
いらっしゃいます。
3フロア中2フロアが満床となり、9月末に向け残りのフロアを
オープンする老人ホームでは、訪問介護職員のシフトの見直
し作業が必要です。
各フロアの介護レベルに合わせ、シフトの本数が決まります。
さらに決まった本数に合わせ、ルート表(訪問予定表)を構成
し、サービスを提供する環境を整えていきます。
見せて頂くと、ケアマネジャーの方がしっかりベースを作って
下さっている事が良く分かりました。
入居が続き大変ながら良く頑張ってくれています。
必要とされるところは、全力でサポートさせて頂きます。
本日は第二回目のリーダー研修です。
お盆期間中の忙しい現場を調整しての参加、
皆さんの真剣度が伝わってきます。
今回は、施設長との協同研修です。
吉村施設長が手掛ける施設には大きな特徴があります。
医療依存度の高い入居者を受け入れ、その方々の
あるべき人生にそった介護を提供していきます。
250人以上の看取り、それぞれが思い出深く、ともに過ごした
エピソードの写真がアップされると携わった職員が涙します。
振り返ることのできるエピソードは無形の教材であり、
施設、職員の財産、そして入居者やご家族との絆です。
リーダーとして、若手職員が”看取り”という現象を、
自然に受容できるようどの様に育てていくのか、
理論でなく感情の育成を高めることが重要です。
立ち止まり深く考える貴重な4時間となりました。