本日は看護部門のミーティングと組織としての教育システム
導入について打ち合わせしました。
看護部門は介護部門との連携体制について話し合いました。
一番大切な視点です。
教育システムは未来を作る大切な作業です。
職員一同が一生懸命です。
先日関係施設において実地指導が行われました。
市健康福祉局介護保険課より3名の方が来訪されました。
事業対象は、有料老人ホーム、居宅支援、訪問看護の3カ所。
改めて報告書を読んでいるととても参考になります。
この事業所では、報告書の内容をまとめるのが早いです。
これらの情報も施設の財産であるという考え方をされています。
朝から後見活動で外出し、
午後一番から介護保険の認定審査会、
夕方から施設の勉強会と移動距離の長い一日でした。
訪問した施設は最寄りの駅から13分ほど歩いたところ。
地元の職員は自転車、遠くの職員は車で通勤しています。
最初は長く感じた徒歩の時間が、毎月訪問するうちに
見慣れた風景としてお馴染み感覚へと変化してきます。
距離は変わってないのに、受け止め方が変わるのです。
”知っている”だけで事を身近に感じることができる訳です。
知らない人と会話する場合、”共通の話題””共通点”を
発見しただけで、心の距離が一瞬近づいたような感覚に
なります。人間的なセンサー、自分の知りうる範囲という
安心感が捉え方を変化させるのです。
講義を進める上でもヒントになります。
わかり易い講義、興味を持たせる講義、意識下に残る
講義を心がけています。
例えば説明例を挙げる場合、まったくの架空事例で
説明するより、その施設の実例で説明した方が
自分事として捉えやすいのです。
それは単に事例を知っているというだけでなく、
知っている上での、事や物に対する愛着が、
人間的なセンサーとして働くのではないでしょうか。
本日の講義は「嚥下障害について」、後半は実践です。
コンサル先の施設の一つに、送迎バスがピストンしている
ところがあります。
いくつかの病院や施設を巡回しているとのこと。
昨日は「もう一便増えたよ」とおっしゃって下さり、
利用頻度の高さが伺えます。
グループ運営ならではの利点です。
キャリア段位制度のアセッサー養成に専念してた関係で、
前回の訪問から1か月半ほど経過しました。
無事アセッサー7人を研修に送り出せたとのこと。
現場のシフトを新体制に変更して2ヵ月が経過し、
職員の動きも良くなってきたの感想でした。
ここで一区切り、今後はリーダー養成に力を入れていきます。