冬を迎えるにあたり、感染症対策の強化月間。
フロントメンバーへの集中講義です。
感染予防グッズの抜き打ちチェックからスタートし、
エプロンが補充されていなかったことに気づきます。
実際の処理ではマニュアルとのギャップを痛感することに。
あらためて日頃の訓練の重要性をご理解頂きました。
研修として介護技術を伝えることができますが、
「気づき」や「気配り」はまさに現場が舞台。
本日は現場職員への指導です。
入居者を部屋へお連れし、居室に一歩踏み入れた時から、
気づきの視野を360℃に広げます。
ベッドの高さ、シーツやラバーシーツのしわ、枕の位置、
部屋の温度、まぶしさ、空気の鮮度。
排泄中の待機時間に手際よくベッド周りの環境整備を。
臥床後はナースコールやリモコンの位置を本人と確認。
その後、洗面台やトイレの汚れを確認し必要なら清掃。
さらに携帯用在宅酸素の残量やバルーンの流出確認まで。
会話を交えゆったりとした時間を感じてもらいつつも、
一方でしっかりとサポートしていきます。
さらなるご要望を確認し、一礼して退室します。
「ホームヘルパー、介護職資格における研修制度」について
書かせて頂きました。
今でも情報検索すると、ホームヘルパー2級という言葉が
多く見られます。そのため、これから介護業界の資格を
取得しようと考えている人にとっては、
「その研修がいまだに存在するの?」と戸惑ってしまう
事があるようです。
また制度変更の過渡期であらゆる情報が流れており、
自分達が進むステップが分かりにくいという声も聞かれます。
この記事で、仕組みや内容を正しく理解してもらえたらと
思います。