無料教材e ラーニング シーティングシリーズ1をアップしました
これはポジショニングを見て頂いた後の方が理解が深まると思います。
長時間座位の姿勢を余技なくされる車いすの方のケアをどうすべきか、一緒に考えていきましょう。
引き続きシリーズ2,3を予定しております。
介護事業の経営戦略を考える上での新しい価値提案を創造したく、弊社ホームページの会社概要内の経営者様アンケートを設けました。
私は介護コンサルタントを始めて13年になりますが、昔は介護経営においては楽観的に捉えていた経営者様が多かったように認識します。
現在の介護を取り巻く環境は説明するまでもなく、今では独創的な事業戦略を立てないと利用者様の獲得以前に、職員が全く集まらず、今の安定維持すら脅かされる状況が予見され、次の展開には簡単に進めない時代に入ったと私の経験から言えます。
数多くの経営トップの方達とお会いしますが、日に日に危機意識の高まりを持つ人が増えたと実感する毎日です。
そこで私は経営トップの声を集めて、それを私なりに解釈してその内容をサイト上で発信し、独創的な戦略を立てる上での参考になればと考えアンケート欄をサイト内に設けました。
経営トップのみが抱える課題など、遠慮なく本音をぶつけていただけら有難く思います。
コンサル先のワンショットです。
綺麗に整理された厨房内を見上げると、ふと目に入ってきたカードです。
ここは施設の朝礼にも、厨房の業者の方が参加されています。
もちろん新年会などの合同イベントも。
かわいらしい座り人形が語りかけてくれます。
見えないもの、雰囲気が醸し出すものは、組織が大切にしているものだということを。
ここにきて感じるのは、「優しさ」です。
人材開発の一貫であるリーダー育成です。
一般的に介護現場のリーダークラスは、シフト業務に携わりながらリーダー業務をこなしていく事が多いでしょう。
基本の仕事は今まで通りに熟しつつ、新たにリーダー業務が加わります。要するに、任命された後も環境そのものが大きく変わる訳ではないだけに、何をしたらいいのか分からない方が多いのではないでしょうか。中には勤務表作成や会議出席など新たな業務をこなしていく事がリーダーの仕事だと勘違いしている人も多いです。
そもそも、リーダーに抜擢されるレベルということは、知識や技術は備わっており、それなりにその力を発揮してきた中堅クラスが多いです。例えば、高齢者全般を把握する力、環境や状況の変化を予測し対策立案・実行を繰り返す、家族との上手な関わり、リスクヘッジや業務改善の提案、各職員の悩みを聞くなど、彼らなりに無意識ながらこなしてきています。それだけに、リーダーになったからと言って「何をするの、今までとどんな違いがあるの」と戸惑いが生まれ、どうしても目に見えて分かりやすい新たな業務に意識がいきがちです。
本来リーダーに求めているのは、チームを結果に導く力や安定性ではないでしょうか。
オーナーが求められているのは、人材の定着や質の向上ではないでしょうか。
勤務表作成、会議出席、評価査定などは、全て定点で軌道修正していく仕組みの一つでしかありません。弊社が捉えているリーダー教育の本質は、今まで得た知識や経験を、リーダーという立ち位置の「気づき」に変えられるかどうか、すぐに気づきが行動にシフトされ、それらの内省をストックしていくサイクルにリズムがつけられるかどうかです。
一見シンプルなこのサイクルを「出来るレベル」に引き上げる難しさを痛感しているだけに、現場指導の有効性も肌で感じれるのです。現場では、今まで無意識に行ってきた行動や発言を、チームリーダーとして目指す目的のどの部分に活用できるのかを、結びつけて理解に導けます。中には行動することで喜ばれてきた事をあえて封印し、目的達成のための新たな関わるりを求めます。視点を変える事で、朝の申し送りから得られる情報の変化に気づいてもらいます。
現場でコーチングし、その日の振り返りでは体験を理論に落とし込んでいきます。それらが進むと、シフト業務に入っていても、その日行動すべき優先順位、要するにリーダー自身の動きが一般職員と違ってくるのです。そして課題と関係性の調整を繰り返すことで、そのチームならではの隙間をカバーするオリジナルなリーダーが誕生します。当然、メンバーは働きやすくなる、やる気が出るわけで、現場が安定してくるのです。
このレベルを目指すのが弊社のリーダー育成です。座学で理解できた事と、現場に戻り行動できる事とは違うという事を認識しています。現場指導には、入居者や職場環境全般の把握、リーダーの性格や保有能力の把握、組織の問題点の把握をベースに介入していきます。その為、各リーダーの特徴やポテンシャルを伸ばす場面設定まで助言できるようになるので、管理者にとっては大いに参考になるところだと思います。
本日は、主体的に考えて発言し、発言したら行動するの繰り返しを行いました。大変だと感じる中にも少しわかった!と納得の表情です。当然ですが、分からなかった感覚が分かる瞬間だからです。この日は、自分で考える意味に少しだけ気づけたようです。また施設長が教育の本質を理解し、リーダーへの温かい眼差しが、育成を後押ししてくれています。
コンサル先の健診センターでは、昨年半年かけて健診システムを入れ替えました。
業務改善の効率化、日々の分析から読み取れる運営の見直し、容易な情報共有でお互いの仕事の進捗が分かるようになりました。
特にオペレーションの効率性を追求していくにあたり、具体的な数値をベースに主観から客観的な視点で捉えて頂けるようになりました。
皆さんの間での共通理解が広がります。
もちろん改善点が分かるのと、やれるのは別問題です。
私の役割は、今までになかった行動や考えを、現場が実際に取り入れ発展につなげていくことです。
早々1月より、分析で見えてきたボトルネックを解消すべく新しい役割を導入する事になりました。
現場の専門職方々は、自らが携わる検査をいかに待たせずに実施できるかという部分最適の視点で頑張ってくれています。
そこで今回は、全ての検査プログラムを効果的に進めていく全体最適のコーディネートを誕生させます。
その役割を導入し、いかに結果に反映してくるか、引き続き効果測定も実施していきます。
第三回 身体サポート時のポイント
第四回 ポジショニングの実施
寝たきりの方のベッド上の姿勢を意識された事がありますか。
その方にあった姿勢を整えてあげると、筋緊張がほぐれ、身体がリラックスし、呼吸が楽になります。
ベッド上での食事の姿勢が正しいと、嚥下が良くなり食事も進みます。
逆に正しくない姿勢だと、身体はこわばり硬縮を助長してしまう事にもなるのです。
正しい知識と少しの心遣いで、寝たきりの方の生活が大きく変わるのです。
寝たきりの方の快適な生活を維持する上でも大切なポイントです。
是非現場で取り組んでいただきたく教材を作りました。
次回はシーティングについてアップさせていただきます。
介護現場の研修にお役立てください。
本年もよろしくお願い申し上げます。
昨年は無料教材を活用頂いている関係者の方々より、いろいろと問い合わせをいただきました。
弊社としても励みになります。
1年を通して見てみると、総体的に活用頂いている実感と、興味のある教材の傾向が分かってきました。
一方弊社が現場のコンサルで痛感しているのは、注目されにくい項目、当たり前で流され易い項目(正しく理解しないまま過ごせている項目)を含め、偏りなく知識を習得することが、現場のクオリティーを一定に保てることを実感しています。
そして訪問時は、問題解決思考、デザイン思考、関係性、モチベーション、ファシリテーションの活用など、その場でしかお伝えできない事に注力させて頂いております。
これらの取り組みはすべて、躯体を安定させた組織形成の土台作りです。
知識習得、技術習得だけでなく、それをどの場面でどのように活用するかが重要です。
その気づきを現場の運営の仕組みにどのように反映させるかが重要です。
そのために、話し合い、ともに作り上げる喜びを体感できる関係性が重要です。
それが実現できる組織体制、組織運営を事業所に合わせオリジナルに形成することが弊社の仕事です。
報酬改定という外部要因の変化をはじめ、保険外事業、ロボット、AIの活用などを見極めた事業展開を先取りできるのも、土台の形成があってこそです。
もちろんそれらを含め包含的にアドバイスさせて頂いております。
今年は、考えて動けるマネジメントクラスの養成にも力を入れていきたいと考えています。
オーナーが志す事業の実現のためには、人材の定着と安定運営が外せません。
ともに夢を実現させていただくご支援をさせて頂けたらと思います。
我が家のお正月。元気になる源です。
ご相談をいただく際に、自施設の問題やその原因が何かが明確でない場合があります。
問題の多くは複合的に絡み合っているため当然と言えば当然です。
そこで頭の中を整理しつつ、問題を絞り込んで頂くために課題解決診断を作成しました。最終ページに主な問題分析と対策を書かせて頂いておりますので参考になさって頂けたらと思います。
また弊社の活動が分かり易いようにコンサルティングメニューと価格も掲載いたしました。
まずは、お気軽にご相談ください。一緒に考えさせて頂けたらと思います。