楽しい語らいのひと時に、ここバカラバーに訪れました。
扉らしくない扉の向こうに、チャンネルが変わったような空間が広がっていました。
特別飾られている訳でもなく、バカラのグラスが栄える静かな高級感。
一見白い壁に見える向こう側に、磨き上げられたグラスの数々。
ハーパーのロックも一味違って感じるのは気のせいでしょうか(^^)
PS:バカラはイタリア語でゼロ・破産という意味があるそうです。
大型バスを借り切っての日帰り旅行。
ご家族様・ご本人様・スタッフを含め80名の大移動で、ベゴニアガーデンに出かけました。
広いレストランでゆっくり頂いたお昼ご飯と広大な敷地に咲き誇るお花観賞。
お花について詳しく説明して下さる方やお花を耳にかざり童心に帰られ楽しんでいらっしゃる方など様々でした。
イベント成功率の程度は、念入りに進められた準備の完成度に比例します。
現地の下調べによる動線確認に始まり、キメ細かいプランニング、家族への参加要請、当日関わるスタッフへの事前伝達など・・・
予想されるあらゆる場面が想像出来る施設ほど、イベント企画能力が高いと言えるでしょう。
ここでの成功体験が、次回のイベントにさらなる磨きをかけていくのです。
鳥取県倉吉市へ行ってきました。
どこか懐かしい町並み、古き良き時代がそのまま残っている必見の場所です。
夕食後、ブラっと散策に出かけて立ち寄ったBar Donkey(ドンキ)。
地方には珍しい、個性的でおしゃれな店内。
LPレコード盤が丁寧に並べられ、深みのある音が店内のムードに調和してました。
マスターもママも朗らかで聞き上手な方、自然に話しに引き込む不思議な二人。
旅行客の常連が多いのは、30年の歴史と変わらない”おもてなしの心”なのかもしれません。
昼間に引き続き、夜も旅先での思い出づくりができるなんて、少し得をした気分になりました。
COCKTAIL & WINE DonKey
倉吉市新町2丁目 電話:0858-22-0072

次に一泊2日でフルーカという帆船に乗ってルクソールへ。
フルーカとは定員10人位の小さなヨット、船上にはマットが敷かれているだけの簡単な造りで夜は満天の星空を仰ぎながら夢の中へ。
トイレは左右の広大な大地。
食事はターウード・バシャ(ミートボールをトマトスープで煮込んだ料理)を暖めたものとアエーシ(パン)といった簡単な夕食でしたが、他の乗客と一緒に食べる味はまた格別でした。
しかし到着日は風に左右されて予定通り航行せず、手前の小さな町エドフで降ろされてしまった私は、その日最終のルクソール行きの長距離バスがある事を知り、とにかく飛び乗り胸をなでおろした一日となりました。
ルクソール内移動には主に個人マイクロバス(一回約5円)を活用。
適当に道路に立っていて、乗りたい意思を表示して搭乗し、降りたい所をリクエストして下車するという地元住民の足。
観光客である私は1ポンド(約20円)を要求されることも多く、最初からお釣りなしで対応し、支払ったらさっさと降りてしまうという知恵で対抗、そんな駆け引きが面白くて何度となく利用しました。
メインとなる遺跡のほとんどを見学し4日間を残した私は予定を変更し、夜行長距離バスで、ダイビングのメッカ紅海のふもとハルガダに到着。
3日間でダイビングのオープンウオーターの免許がとれるとあって気合十分に取り組みました。
どこまでも広がる青い海、人懐っこくついて来るイルカの群れ、そしてなんといっても初めて目にする神秘的な海底に魅了されあっという間の3日間でした。
エジプト最後の夜、カイロに向かう夜行長距離バスの中、ダイビング免許を抱えながら熟眠できたのは、試験をなんとかパスさせようと必死にまってくれたインストラクターの方々のおかげでした。
この旅行で得たものは、喧嘩して途中で降りたタクシー運転手を除き、さまざまなエジプト人の”人の良さ”に触れることができたことです。
ちなみに一泊平均120円~180円の安宿、一食平均30円~50円の地元料理で過ごすことができたので、航空チケット代、ダイビングのスクール費用込みでトータル9万円以下に収まり、目的達成の成功旅行に大満足して、朝焼けのエジプトを後にしました。
今回で、私の海外レポートは最後となりました。
一年間、どうもありがとうございました。