こんな喫茶店が増えて欲しい

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多くの老人ホームは、レクリエーションに知恵を絞り、利用者の方々が「いかに楽しんでいただけるか」工夫をされていることでしょう。

私が関わっている施設でも、次月のレクリエーション計画を検討する際に新しい取り組みを含めるよう心がけています。

その中でも喫茶店へ出向くレクリエーションは、お話好きな方や一人では外出できない方々にとって好評です。

現在の喫茶店にいきつくまでに、いくつかのお店に断わられた経緯があるだけに満足感もひとしおです。
*段差があって車椅子が入れない
*トイレが狭い
*曜日・時間の限定をされる為施設の日課と合わない
*多人数の受け入れは不可
*中には車椅子などを使用した老人ホームっぽい方々は困る??など。

まだまだ障害者への理解が乏しい世の中ではありますが、文句を言っても始まらず、落ち込んでいても進まないことを理解しているスタッフは、快く受け入れて下さる喫茶店を探してきました。

落ち着いた雰囲気の喫茶店で、通常の出入り口以外に車椅子スロープが付いたもう一つの出入り口が用意されていました。
店内には、喫茶店の理念が書かれてあり、障害に対する深い理解が読みとれます。
そして定員の方々は、皆さんヘルパー2級の取得者だそうです。

私が驚いたのはそれだけれはありませんでした。
嚥下障害のあるご利用者の方のトロミ粉末(水分が気管に入らないよう少しトロミをつける)を忘れた時の事です。
無理を承知で、コーヒーに片栗粉でトロミをつけて頂くお願いをしたところ、気持ちよく対応してくださいました。

さらに、ゆで卵を食べ易くして頂くよう依頼したところ、細かく刻んでマヨネーズであえてくださいました。

通常、手間がかかるイレギュラーな作業を断わる飲食店が多い中、いかにしたら健常者と同じように満足して過ごして頂けるのか、そのための協力をさりげなくおこなって下さる喫茶店の皆様に大変感激いたしました。

特別講義   看護大学にて

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本日は京都府立医科大学 医学部看護学科の4回生約90人を対象とした講義を行いました。

社会参加資源の種類と現状「認知症患者の事例」という課題と同時に、私自身の社会人になってからのプロセスについてもお話させて頂きました。

大学4回生という事は、看護師免許+助産師もしくは保健師免許の取得を間近に控えた方々です。

まずは、看護師もしくは助産師として病院勤務をスタートされる方、保健師として地域や企業で活躍される方、知識を活かしてさらに研究にいそしまれる方とさまざまでしょう。

どの道からスタートされるにしても、「来年の自分」について考えるだけでなく、「5年後10年後の自分」を想像していただける機会になればと思いながら講義させていただきました。

なぜなら今後、学習・経験・検証・定着は本人の意思に関係なく日々求められるようになるからです。

その時にどれだけ意識を持ち計画的に、学習カテゴリーを広げていくかが将来の自分のベースになります。

私がそれに気が付いたのも、ある方のアドバイスであったり、当時に巡りあった書籍であったと記憶しております。

その為、知識の提供だけでなく、考えるきっかけ作りの提供を意識した1時間半でした。

講義後、質問に来られた学生さんとお話していてかつての自分を思い出しました。

自分のやりたい事の整理と時期を考える事が先決で、絞ってしまう事はありませんよ。

次に自分にとって何が必要なのか・・・先を考える習慣があらゆる事を可能としてくれます。

PS:大学の講師は依頼を頂いた場合に伺ってます

成年後見人養成研修

本日成年後見人研修が全て終了いたしました。

成年後見制度とは、精神上の障害(知的障害、精神障害、痴呆など)により判断能力が十分でない方が、不利益を被らないように家庭裁判所に申し立てをして、その方を援助・保護・支援してくれる人を付けてもらう制度です。

今回学習した主な科目は、
①成年後見制度の解説
②成年後見活動のための精神医学
③権利擁護の視点から
④家庭裁判所の実務の理解
⑤家族法の基礎
⑥財産法の基礎
⑦財産管理のための知識
⑧身上監護のための知識
⑨民法の基礎
⑩各種事例・演習 などになります。

様々な角度からの講義を受け、法律の存在意義や成年後見制度の必要性を再検討する良い機会となりました。

中でも初日の講義において、ソーシャルワーカー(例:相談員)と成年後見人の違いについて再認識する機会がありました。

ソーシャルワーク専門職の定義は、人間の福祉(wel-being)の増進を目指して、社会の変革を進め、人間関係における問題解決を図り、人びとのエンパワーメントと解放を促していく。
ソーシャルワークは、人間の行動と社会システムに関する理論を利用して、人びとがその環境と相互に影響し合う接点に介入する。
人権と社会正義の原理は、ソーシャルワークの拠り所とする基盤である。~抜粋~

上記の一例では、社会に存在する障壁、不平等および不公正に働きかけ、日常の個人的問題や社会的問題に対応します。

これはソーシャルワーカーが持っている知識と経験により、時に先を読みながら、ご本人にとってベストであろうと思われる事柄に向けてアプローチする役割となります。

一方成年後見人は、ご本人(成年被後見人)の代弁者であり、ご本人の思いに寄り添いながら、その方が望まれる生活を出来る限り可能としていく役割があります。

それは時に、常識的には無駄な場面であったり、一般的にはベストな状態でないにせよ、ご本人が望まれる状態を出来るだけ可能とする関わりが求められます。

二人称であるソーシャルワーカーと一人称的視点である成年後見人、どちらも現在の高齢化社会において重要な役割を担っています。Book_3

空き缶リサイクル

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とある町内におもむろに立っていた”空き缶回収マシーン”4台。

空き缶を1つ入れると、ルーレットがスタート。

年配の方が、ポコンと空き缶を入れると・・・ルーレット回転・・・・またポコン・・・・ルーレット回転・・・・

なんだろう~と近寄ると、なんとリサイクルマシーン。

A賞、B賞、C賞なんて粋なはからい。

商店街組合と市商工会議所の共同取り組みのようでした。

「空き缶のポイ捨てはやめましょう」なんて言っても、なかなか協力いただけない世の中。

そこに一工夫・・・空き缶を一定の場所まで持ってきて捨ててもらうという”仕組み作り”

一番難しいのは大衆の行動変容をどのように引き出すかです。

自分の家の前にはゴミは捨てないのに、一般道路だと平気で捨ててしまう人々。

町を綺麗にする事、環境を守る事が、自分達子孫への基本的マナーだという事が分かっていない、”我だけ主義者”が一人でもこんな取り組みの意味を理解してくれたら・・・・

究極の目的は、それぞれの”気遣い”を引き出すところなんでしょうね。

そんな私も、マシーンを試してみたいと辺りを見回し空き缶を探してみましたが見つかりませんでした。

空き缶マシーンの効果でしょうか(^^)//

PS:A賞B賞C賞の中身は覚えていませが、次回通過時にチェックしてみます。

趣味はありますか?

私は現在、どうしても実務に必要とあって、時間を見つけては、コンピューター(アクセス)を習いに通っています。

昨日は後ろの席に年配の方が座られました。

先生のお話だと、エクセル(表計算ソフト)を習いに来られたとの事でした。

お歳は75歳~80歳ぐらいでしょうか。

初回の授業にも関わらず、本の半分以上を予習されているらしく、付箋が沢山付いてました。

コンピューターは息子さんがセッテイングして下さったとの事。

先生の説明は二の次で、まずはご自分の聞きたい事が先行しつつも一生懸命に取り組まれてました。

ご自分のやりたい事を見つけて、チャレンジされている積極的なお姿がとても微笑ましく思えました。

皆さんがもし「今日から1ヶ月自分のやりたい事をやりなさい」と言われたら、何を思い浮かべますか?

あれもやりたい、これもやりたかったって、思える方は、日頃から自分の時間を意識して生活されている方でしょう。

もしも「時間を持て余してしまう」と感じられるなら、今からプライベート時間の設計をお勧めします。

団塊の世代に向けた余暇に関する雑誌は、数え切れません。

ただし、それらは、あくまでもヒントにすぎません。

自分がやりたい答えは、それぞれの経験や感性と連動しているものであり、無ければ自分自身と話し合っておく事をお勧めします。

人生の充実度をどのレベルに持っていくかは、ご本人しだいだという事です。

さて、この方はエクセルを習って何に使われるのかな・・・・

自治会の仕事を時々手伝っている私としては、会計がお願いできたら助かるな・・・・なんてふと思うのでした。

趣味に留まらず、ご自分ができる”社会的役割”に目を向けられるのも一つです。

 

老人ホーム 運営懇談会への参加

先日、施設のコンサルタントとして運営懇談会へ参加させて頂きました。

入居者数の約半数のご家族様が参加され、色々なご意見、ご要望を出していただきました。

前回の懇談会では発言いただけなかったご家族様も、遠慮がちに、でもしっかりと意見を伝えようとしてくださるその姿勢に、施設に対する期待度の高さが伺えました。

ご家族様の施設に対する関心が強く、それらを前向きに捉え前進しようとする施設は、確実に変化してきます。

なぜなら、施設が成長していく為の答えはどこに書かれている訳でもありません。

その答えは、ご利用者・ご家族様と施設との思いのキャッチボールから築き上げられるものだと思います。

理念をベースに目指している施設を形にしていくのは施設側の責任とするところであり、

望むべき施設の為に、運営に対する理解や協力を行うのはご利用者・ご家族様の責任とするところです。

時が経てば、

介護保険を含めた関係制度が変化します。

職員の入れ替わりもあります。

新しいご入居者様が入られます。

この変化する状況下において、安定した施設運営を維持していく為には・・・・・・

両者の原点である”ご利用者の幸せ”を念頭に、変化する状況に沿いながら、自分達に出来る事を行動につなげ、前に進み続ける事です。

Baccarat  Bar にて

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大学の友人との久々の再会・・・

楽しい語らいのひと時に、ここバカラバーに訪れました。

扉らしくない扉の向こうに、チャンネルが変わったような空間が広がっていました。

特別飾られている訳でもなく、バカラのグラスが栄える静かな高級感。

一見白い壁に見える向こう側に、磨き上げられたグラスの数々。

ハーパーのロックも一味違って感じるのは気のせいでしょうか(^^)

PS:バカラはイタリア語でゼロ・破産という意味があるそうです。

~夏祭り~ 綿菓子係りでした

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施設を運営していた頃を思い出します。

近隣の方のお祭りに対する期待感の強かった事・・・・

長野県諏訪地方と言えば、御柱祭りで有名な土地柄。

祭りと聞けば血が騒ぐのも当然と言えば当然です。

やぐらを組んで、飲食手配、出し物の練習、近隣への案内など、職員が準備に関わる密度が最も濃厚なイベントの一つでした。

「ご入居者様が心から楽しんで頂けている!」と確信させてくれるイベントです。

色々な施設の夏祭りに参加しましたが、それぞれに特徴が出ていて、二つとして同じ傾向が無いところに、それぞれのご入居者様に合わせた企画が伺えます。

日帰り旅行

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 大型バスを借り切っての日帰り旅行。

 ご家族様・ご本人様・スタッフを含め80名の大移動で、ベゴニアガーデンに出かけました。

 広いレストランでゆっくり頂いたお昼ご飯と広大な敷地に咲き誇るお花観賞。

 お花について詳しく説明して下さる方やお花を耳にかざり童心に帰られ楽しんでいらっしゃる方など様々でした。

 イベント成功率の程度は、念入りに進められた準備の完成度に比例します。

 現地の下調べによる動線確認に始まり、キメ細かいプランニング、家族への参加要請、当日関わるスタッフへの事前伝達など・・・

 予想されるあらゆる場面が想像出来る施設ほど、イベント企画能力が高いと言えるでしょう。

 ここでの成功体験が、次回のイベントにさらなる磨きをかけていくのです。

倉吉市内の素敵なBar

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鳥取県倉吉市へ行ってきました。

どこか懐かしい町並み、古き良き時代がそのまま残っている必見の場所です。

夕食後、ブラっと散策に出かけて立ち寄ったBar Donkey(ドンキ)。

地方には珍しい、個性的でおしゃれな店内。

LPレコード盤が丁寧に並べられ、深みのある音が店内のムードに調和してました。

マスターもママも朗らかで聞き上手な方、自然に話しに引き込む不思議な二人。

旅行客の常連が多いのは、30年の歴史と変わらない”おもてなしの心”なのかもしれません。

昼間に引き続き、夜も旅先での思い出づくりができるなんて、少し得をした気分になりました。

倉吉市観光のホームページ

COCKTAIL & WINE DonKey
倉吉市新町2丁目 電話:0858-22-0072