お空から見えてますか?

「4月の桜見れるかなぁ」
「4月の桜も見たいなぁ」と言っていた。

何も言わず、ただ深く大きく頷いた私。
思いが痛いほど分かるとは、まさにこれ。

“せめて、それまでみんなと一緒にいたい”そんな強い母の思いを全身で感じる瞬間だった。
ふと、行きたくなった。
今年の造幣局の桜の通り抜け。

私たちを通して感じてくれてるかなぁ。
通りの少し先に、かけがえのない姿が見え隠れしている、そんな不思議な時空間でした。