懐かしさ思い出の土地

懐かしい思い出の土地に続く道は、深い落ち葉で覆われていました。
ところどころ道路は陥没し、倒木が道を塞いでいました。

一昨日、小さい頃両親が、毎年連れて行ってくれた場所を訪れてみました。
我が家で土地を買って、土地の整備と山菜取りが定例の行事でした。

住所だけを頼りに、車も途中から降りて、道なき道を一歩一歩進んでみました。番地など書いているはずもありません。
「もう見つからないから帰ろう」そんな会話も出ていましたが、何故か歩みを止める気になれませんでした。
気持ちがおもむくままに進み、屈んで木々をかき分けたその先に、なんと懐かしい風景が広がっていたのです。
「あったよ!ここよ!ここ!」思わず、叫び皆を呼び寄せました。
きっと母親が、『もうちょっと先よ、諦めないで!』っと、後押ししたんだろうなと感じました。

幼い頃の私たちに、残してくれた確かな時間が蘇ってきた瞬間でした。耳が生えている木を見つけました【写真】思わず、語りかけてみました。

「私は元気、Papa、Mama聞こえてるかい?」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA