年末のご挨拶

いよいよ、本年も残すところ4日となりました。

今年は、地元大阪において、特養や老健を運営されている管理者の方々との出会いで、新たな気づきを導いて頂けました。

今は、そんなアイデアを形にしたくてムズムズしております。
早々、残す4日間はその作業にいそしみます。

今年もお世話になりました。
そして来年もよろしくお願い申し上げます。

大学病院講義

看護師3年目のキャリヤ教育

3年目となると、自分がやれることが増えた事を実感しつつも、周りの次なる期待をプレッシャーに感じやすい時期でもあります。
例えばプリセプターとして後輩の指導に携わることは、自分が出来ることと人に教えることの大きな違いを実感します。

自分だってまだまだなのに・・・との思いもあるでしょう。
「教えなければいけない」「完璧でなければいけない」と考えてしまいがちですが、果たしてそうでしょうか?

「ともに学ぶ」「一緒に考える」をベースに、少し経験がある分行動が先行するので、その”影響”を受け取ってもらう関係と考えてはいかがでしょうか。まずは、自分らしい影響力があるはずです。

もともとお姉さん的存在力のある人もいれば、丁寧に調べて進む姿を見せるお姉さんもいるし、振り返りを一緒に考えるじっくり方のお姉さんもいます。
共通して言えることは、問題に直面したら、自分の問題だと捉えて、自分らしい行動を起こすことを、OJTの中で自らが教材となってその姿を見てもらう事ではないでしょうか。

難しく考えず、人数分の「その人らしいリーダーシップ」があるはずです。
多様性のあるリーダーシップは、学ぶ側も「こうあるべき」を目指すのではなく、「どうありたい」を一緒に考えて進めるメリットがあります。

無料教材Eラーニング

フレイフ

今回は健康に老いるシリーズの第二回フレイルについての説明です。

介護をする事ばかりに目がいきがちですが、介護をしないで済む関わりの視点を持つ事が重要であることを改めて認識します。
私たちは転倒しないことに注力しがちですが、転倒しない体づくりの方が大切ではないでしょうか。
1日何度となく車いすから椅子に座るチャンスがありますが、その機会を活用することが、何に繋がるかを説明できますか。

横文字の言葉、その違いが分かりにくい、フレイル、ロコモティブシンドローム、サルコペニア。
是非、第一回と連続してご覧いただき、職員同士の気づきのきっかけにして頂けたらと思います。