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リスクマネジメント事例シリーズ②

思いのほかご活用頂いているリスクマネジメント事例シリーズ、①に引き続き②をアップ致します。皆さんの事業所でも似たような経験があるのではないでしょうか。そんな事例を取り上げてみました。
同時に、前回アップした個人情報保護とプライバシーシリーズの問題と解答もアップしております。

コンサル先の納涼会 

ワークショップの要素をふんだんに

マリオットアソシア名古屋において、コンサル先の医療法人グループと他のグループを併せ150人以上の納涼会が開催されました。

日頃交流が薄いグループ内の事業所、クリニック、会社の職員でテーブルを囲みます。

10人一テーブルの配置は、事業所、役職、男女が上手に交わるように構成されています。ポイントの一つは、各テーブル一つだけ空席の椅子が設けられている事!飲み物片手にどなたでも気軽にテーブル移動が出来る仕掛けです。しかも3時間というゆったりとした時間です。

今年は9つの出し物が準備され、内容の精度が年々アップしております。
バンド演奏、バイオリン、演劇、コント、フラメンコなどなど。
上層クラスも容赦なく素の自分を披露する企画があり、何故か私も??「この人は誰でしょう?」イベントに写真を提供させられました(^^)

ここから生まれる新たな関係、新たな距離感が、次の1年を盛り上げていきます。

ダイアローグの時間

日常業務では到達できない領域

仕組みやシステムなど、組織が機能する上での基本となるベースづくりが一段落すると、次のステージに上がっていきます。

そのステージのメインには、計画的に「対話」という時間を設けております。

丁度今月は、3か所(クリニック、サ高住、老人ホーム)でスタートしましが、初回でしかも最初の「問い」を聞いた表情は、ほぼ困惑気味です。

理由は、考えたことも無かったといったところでしょう。

しかし想定していなかった質問は、自分の枠組みでは答えられないため、改めて思考してみることからスタートします。
そして対話が進むと、相手の思いもよらない発言や話している姿を通して、いつの間にか自分の思い込みが外れてきます。
日常交わしている会話とは違う会話や文脈やニュアンスを敏感に感じ取るのです。

私が心掛けることは、そこで今交わされている会話は何なのか?何を気にかけているのか?に集中し、習慣的な会話・思考、行動とは違う枠組みが生まれるように、対話が促進するよう、新たに「問い」ながら参加を深めていきます。

私の中の新たな「出会い」ともいうべき時間です。
唯一無二を実感します。

今はこんな時期

共有の必要性

次なる訪問日に向けて、毎回詳細なゴール設定をしております。

その材料となるものは、前回の訪問から次回の訪問までの間の、グループウエァ、メール、電話、TV会議などで、オーナーや担当者との密な打ち合わせがあるからです。

今回は、日々増えるショートスティの受け入れカンファレンス、デイサービスの特徴を明確にする打ち合わせをさせて頂きました。

ショートスティは次々に希望される新しいニーズをどのように受け入れる事が出来るのか、デイサービスは、どこにも負けない特徴をどのように生み出すか、それぞれのステージがあります。

同時に現場では、職員の動きや課題を把握し、可能性を探っていきます。そのため、訪問先の入居者や利用者の名前や特徴などは、無理なく覚えてしまいます。いつ、誰に、何を相談されても、職員や入居者や利用者に合わせて指導できる体制を作りあげていきます。

2クール目の勉強会も朝、昼、夕と開催中です。テーマは、プライバシーと個人情報、虐待、認知症です。

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個人情報とプライバシー

時々受ける質問に、個人情報保護法の捉え方が偏っているなと感じることがあります。

確かに現場に携わる人には、改めて条文を読む機会がないまま「こうだよ・・・」というエッセンスのみが伝わっていく傾向があります。

しかし、そのエッセンスが人・時・場所を変えるとどんどん変化していき、時に間違った解釈をしているなと感じることがあります。

そこで今回は、誤解があるとしたらその解消に、また改めて自らの捉え方を振り返ってもらえる機会になればと思い作成いたしました。

是非ご活用ください。

積極的に情報発信

まずはホームページから

コンサル先のクリニックでは、先生の意向で自ら情報発信を希望されたので、ホームページをリニューアルいたしました。

情報発信の前に情報整理を行いながら、業者さんまかせではなく、コンテンツの作り込みにも加わって頂きました。

特徴を生かしたクリニック運営を目指す、在宅診療+健診を打ち出すクリニックもあれば、在宅診療+美容皮膚科などさまざまです。

今回は美容皮膚科にフォーカスした構成に仕上げております。

先生自身でホームページのコンテンツを変更して頂けることを目標にレクチャーを受けて頂きました。

自らコンテンツ更新が出来ると、「あれもやりたい」「これもやりたい」という創造性が出てきます。

進化していく事を期待しております!