まずは協働作業と質問会議
本日よりコンサルティングがスタート、ウォーミングアップとして希望課題に向けて、現場関係者に集まっていただきました。
最初に取り組む事になったのは、リスクコントロールを通しての多職種連携でした。
事務所、看護職員、介護職員、機能訓練指導員、ケアマネそれぞれのエネルギーのベクトルを一つにすべく、思考拡大にチャレンジいただきました。
事故の原因を洗い出す時に個人である入居者への視点をグ~と強めることで、見えてなかったことが見えてきます。
そして、その原因を題材に対策が挙がってくるので、個別性に富んだ効果的な対応策が見えていきます。
対策は、各々の専門性に合わせて実行が振り分けられるため、協働意識、取り組むスピードが速くなってきます。
大切なのは、「これならできる!」と職員が感じられるかです。
報告のための報告書でなはい、実現可能な対策だからこそ、貴重な時間を使って話し合う値打ちがあるのです。
後半は、質問会議を実施しました。
一人の提案した問題に対して、参加メンバーが素直に、単純にわからないと思う部分を質問していきます。
あくまでも質問を繰り返すのであって、解決策を出す必要はないのです。
この質問と回答のキャッチボールが繰り返される事で、問題提案者、参加メンバー各々に新しい気づきや発想を生まれてきます。
参加メンバーの納得感、充実感が伝わってきます。それはアドバイスではなく、自らの中にある回答を生成し続けているからです。