人材の価値は無限です
コンサル先の職員と接して思う事は、つくづく人っていろいろな側面を持っているなということです。
例えば、仕事はきっちりとやりたいタイプ!組織としては責任感がありとても助かるのですが周囲に厳しく当たり散らす職員。
やらないといけない事に沢山気づけるタイプ!提案はありがたいが現実進まない事が不満につながる職員。
コミュニケーションが進むタイプ!和ませる部分を通りこすと本題からズレてしまう職員。 などなど
一人ひとりはとても良い部分が備わっていて微笑ましいのですが、組織の中では問題視される部分です。
組織としては、その良さの部分を最大限活かしながら、活躍の経験を通して本人自身の気づきにつなげていきたいところです。
今回は進まない事に不満を感じていた職員との対話で、「その時あなたはどうしてたの?」と尋ねてみました。
「だって・・・」と小さな声で反応されたので、「○○さんがやってくれないという事は分かったよ。そしたらその事実を前に自分として何ができるか考えてみようか」と投げかけてみました。
「例えば相手が書いてくれないなら、こちらから書いて相手に確認してもらう」とかね。
「目的は正しい情報のやりとりだよね」と。
それを聞いてじ~と考えている職員、自分のやるべき事もあるのだと気づいてくれたようです。
相手と自分の立場を入れ替えてみたら、気持ちが落ち着かれたようです。
次の訪問時に声をかけてみようと思います。