受けた指示を忠実に実行に移せる、これは基礎能力としてとても大切です。
ただし管理者として、育てるつもりで指示を出すかどうかも大切なポイントです。
それは、指示内容に「裁量幅を持たせる」いわゆる本人のアイデアの入る余地を
持たせて伝達を意識しているかどうかです。
例えばキャンセル率を下げるため「3度目のキャンセルは忠告していきましょう」
と指示をすると忠実に守る事は可能です。
しかしお相手によっては、1度目で伝えておいた方が良い雰囲気の方もいれば、
3度目でも伝える必要のない方もいらっしゃいます。
要は、当り前のようにキャンセルされなければ、キャンセル率は下がります。
可能な限り、原則と例外を使い分ける職員を育て上げたいものです。