組織へのコミットメントと医師の死生観

12月は関係先2か所の忘年会に参加させて頂きました。 

写真はその一か所の記念写真です(^^)

自分の事業所だけでなく、関係クリニック、厨房業者の方々など一つのものを

作り上げる仲間の集合体として声をかけられていました。

良いサービスを築く上で、忌憚のない交流の場として活かされています。

このように、絆を深める方法を考えるのも大切なマネジメントです。

2か所とも訪問診療を担当されている先生が参加されていました。

この関係性、現場の人間にとってはとても心強いポイントです。

先生いわく、職員が頑張っているから自分達の仕事がスムーズにいくのだと。

益々職員が頑張りたくなる気持ちわかりますよね(^^)

これなんです!

 

印象に残ったのは、忘年会中に1か所目の先生は一般の在宅から、2か所目の

先生は施設から電話が入り、看取りのお仕事に一時抜けて戻ってこられました。

在宅での医療ニーズが確実に広がっている証拠です。

 

在宅から戻って来られた先生は、ずっと傍で世話をしてきたご家族にとって、

自分(先生)の姿を見ることで納得のいくピリオドを打つことができるんだよ。

もちろんまだ温かくてね・・・

 

施設から戻ってこられた先生は、施設に向かって歩いてると、駅から走って行く

ご家族を見かけてね。僕は30分ほどカフェで時間を遅らせる事にしたんだと。

医者の役割は、死亡診断書を書く事ではなく、いかにご家族に納得のいく最期の

時間を導くかなんだ。この場におよんでは、医療ではなく宗教観が大切なんだ。

 

こうして、死生観が語り合える先生方とともに仕事ができる事に感謝です。