開所前からのコンサルティング先が経済新聞に掲載されました。
外国人スタッフの活躍に注目されたようです。
昨年よりオーナーとの綿密な打ち合わせをしながら今に至っています。
一番フォーカスしたのは、慣れない環境下でストレスを与えないことと、
受け入れる側も快く仲間として迎え入れる心の素地を作る事でした。
いわゆる人間関係の土台作り・啓蒙です。
あらゆる書類にひらがなでフリガナをつける。
学校に通う子供たちの複雑な手続きなどを代行する。
日常生活のお手伝いをする(病院へ付き添うなど)などありますが、
最も根底にあるものは、人間関係を良好に保つ工夫です。
オーナー自ら、家族単位でのイベントを企画するなど風土を形成していきます。
職員は自然と、そんなオーナーの姿を見て大切なものが何かを学んでいくのです。
これは外国人スタッフを迎え入れるだけに限ったことではありません。
子育てやシングルマザーと仕事両立の困難さが社会問題になっています。
受容と供給が身近に共存するも、マッチングしないのは何故でしょう。
受け入れ体制に柔軟性を持たせ、調整力を発揮するかは事業所側次第です。
その先に協働という新たな広がりが見えてくるのではないでしょうか。
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