ご夫婦で入居され早2年が過ぎたころ
お元気だった奥様が先立たれ、
8か月後に旦那様が旅立たれました。
施設開所当初に入居を希望したいと連絡が入り
相談員と自宅に面談に伺わせて頂いたことを
今でも鮮明に覚えています。
夫婦が支え合いながら生活されていましたが、
東北の冬は高齢のお二人にはとても厳しいものでした。
入居後も微笑ましいお二人の生活
施設職員も陰ながらお手伝いさせて頂きました。
入居者にとっても職員にとっても豊かな時間でした。
ご家族も喜ばれ、是非にと施設長に弔辞を依頼されました。
日頃から見ていないと書けない心のこもった内容です。
感心したのは家族から弔辞を依頼されたのは
初めてではないそうです。
施設長が弔辞を依頼されるということは
生前の関わりにご満足頂けた返答なのかもしれません。
出会いをありがとうございました。
ご冥福をお祈り申し上げます。