本日は時間の使い方(時間の構造化)について
学びました。
以前に、
人はお互いにストロークを求めたり、与えられたり
するために社会生活を営んでいることを学びました。
さらに人は自分の生活の中において、
自分が満足し、何かを達成する欲求のため、
時間を組み立てて日々生活をしており、
これが時間の構造化と言われています。
具体的には対人関係の中で人間が時間を
処理するのに6つの時間構造があると言われています。
①引きこもり
過去の出来事を追憶したり、空想したりして、心がどこかに
行ってしまった状態。例えば会議に出ても他の事を考えて
いたり、空想をすることで疲れた自分を休めたり、
自分を感じるたりしています。
②儀礼(儀式)
あいさつなど決まった言葉を交わしたり、慣習などを通じて
やりとりしている状態です。
意味を感じない定例会議、睡眠、通勤とういう行為も
これにあたります。
③社交
雑談やうわさ話などです。親密さへ導かれますが、
真実の愛は芽生えません。
④活動
仕事や目標ある活動、目標指向的なもので計画性の
あるものです。趣味や好きで行っているプライベートな
事柄もこれにあたります。
⑤心理ゲーム
無意識に繰り返される行動パターンであり、自分の激しい
否定的なストロークで不愉快な感情的結末で終わります。
⑥親密な交わり(親交)
お互いが共感し合える関係です。
本日のワークではまず初めに
自分が感じる
”もったいないと思った日”と”充実したと思った日”
の基準を話し合いました。
”もったいない日”と感じた理由は
予定していたことが出来なかった時や、
リズムがくずれて成果が出なかった日など。
”充実していた日”と感じた理由は
計画が達成できた時や、自分が成長できたと思えた日など。
次に昨日の行動を具体的に24時間シートに
書き込んでいきます。
↓
その際それぞれの行為を先に書いた6区分へ分類
↓
通勤時間にあたる儀礼の中でも
ボ~と空想している引きこもりと位置づける人もいれば、
趣味で英語を勉強し活動と位置づける人もいます。
ほとんどの人は、時間割合として儀礼、活動、引きこもり
が多くの時間をしめていました。
さらには自分が理想とする
24時間の過ごし方を描いてみると、
自分が感じられる活動時間、
自分を休める引きこもりの時間、
時に親密な時間を構造化していました。
なるほど・・・理想的です。
またさらには自分が持っている時間の捉え方が
育ってきた環境や仕事の環境に
左右されていることを学びました。
例えば
9時になったら宿題を止めていいよ(時計時間の許可)
9時になたら宿題を止めなきゃ駄目よ(時計時間の禁止)
9時になるまでは頑張りなさい(目標時間の達成)
9時になるまでは休んでは駄目よ(目標時間の禁止)
小さい頃からどのような時間概念で育ったかによって
時間にゆっくりな人もいれば、
時間になったら継続してやっていたことも
気持ちが集中できなくなる人もいたりとさまざまだそうです。
私はというと、
母が仕事をしていた関係で「時は金なり」と
教えてられて育ってきました。
例えばスーパーのチラシで安いからと言って
出向くことはなく、自分の生活の流れで
高くても購入するタイプです。
もちろんその時に安いのを目にすると
とても得をした気分になります。