大阪の介護付有料老人ホーム。
長い年月をかけ信頼を得ているだけあって、
100床近いお部屋はほぼ満床です。
今回は更なる質の向上を目指したコンサル依頼です。
初日そうそうくつろぎを感じる一場面がありました。
玄関を入ったところにある大きなロビー、
高い天井に合わせた大きな窓から
やさしい光が差し込みます。
ゆったりと座れる大き目のソファーには
くつろぎを求めて入居者が降りてこられます。
ホテルのロビーのようにささやきや笑い声が聞こえ、
自宅のように遠慮なくつろげる空間。
自分の気持ちで共有の空間にもプライベートの空間にも
変化させることが可能です。
入居者の方にとってフロアにあるリビングとの違いは
なんでしょうか?
それはスケールのみならず、
ご自分の部屋からゆっくり移動する時間から
気持ちの入れ替えや心の準備、次の自分に
移っていける生活空間の広がりではないでしょうか。
この施設の特徴だと感じました。